一つ目がECOVERの洗剤です。コメントにもあったようにエコショップで購入した洗濯用の粉石けんです。ドイツ語で書かれていますが、横軸は洗濯物の汚れ具合、縦軸は洗濯する水の
硬度です。この二つの項目に合わせて洗剤の投入量を変えます。
二つ目はご存じアリエールです。一般のデパートで購入しました。ここには独国内の硬度の目安を示した表があります。硬度(水の中に溶けているカルシウムイオンとマグネシウムイオン)は洗剤に反応して石けんカスになります。つまり硬度の高い水ほど石けんカスが多く発生します。この石けんカスは残念ながら潜在の能力を発揮することが出来ません。つまり石けんカスにならなかった残った洗剤で洗濯していることになります。この表からも軟水の方が洗剤の量が少なくて済むことが判ります。
ドイツで純水(超軟水)である雨水を洗濯に使う理由にこうした理由があります。アリエールの表には地域別の硬度が示されています。ちなみに日本の水道水は軟水でほとんどが7dH以下ですが、雨水に比べると確実に石けんカスが発生します。
雨水で洗濯すると洗剤の使用量を減らし、排水の質も向上(石けんカスがでない)する。環境負荷が少ない洗濯が出来ることになります。