ドイツの洗剤

一つ目がECOVERの洗剤です。コメントにもあったようにエコショップで購入した洗濯用の粉石けんです。ドイツ語で書かれていますが、横軸は洗濯物の汚れ具合、縦軸は洗濯する水の硬度です。この二つの項目に合わせて洗剤の投入量を変えます。
二つ目はご存じアリエールです。一般のデパートで購入しました。ここには独国内の硬度の目安を示した表があります。硬度(水の中に溶けているカルシウムイオンとマグネシウムイオン)は洗剤に反応して石けんカスになります。つまり硬度の高い水ほど石けんカスが多く発生します。この石けんカスは残念ながら潜在の能力を発揮することが出来ません。つまり石けんカスにならなかった残った洗剤で洗濯していることになります。この表からも軟水の方が洗剤の量が少なくて済むことが判ります。
ドイツで純水(超軟水)である雨水を洗濯に使う理由にこうした理由があります。アリエールの表には地域別の硬度が示されています。ちなみに日本の水道水は軟水でほとんどが7dH以下ですが、雨水に比べると確実に石けんカスが発生します。

雨水で洗濯すると洗剤の使用量を減らし、排水の質も向上(石けんカスがでない)する。環境負荷が少ない洗濯が出来ることになります。

“ドイツの洗剤” への6件の返信

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    なーるほど。硬度が書いてあるなんて、今まで気が付かなかった。そっかー。だから、ドイツでは抵抗なく、雨水を洗濯水に使えるんだね。ドイツはそんなことないけど、周辺の国の安宿に泊まると、タオルや足拭きは、あまり汚れが落ちてなく(日本人からみると、薄汚れている)、ゴワゴワ。その理由が水の硬度だと聞いた時は、納得したけど、洗濯に雨水を使うのは、日本ではまだ、ちょっと抵抗あるねっ。Rumikoさん、ECOVERって、日本では、どこで手にはいるのですか?

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    洗濯に雨水を使うのは抵抗があるというのが一般的な日本人の感覚かもしれませんね。
    そこでおもしろいと思うのは風呂の残り湯は洗濯に使っていること。
    あくまで自宅の風呂の残り湯ということですが、水質として考えると明らかに雨水の方がきれいですし、浄化する手間も少なくてすみます。
    なぜ雨は避けられてしまう対象になってしまったんでしょうか?

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    沖縄で雨水をお風呂に使っている方がいますが、柔らかい水でいい・・・ということでした。沖縄の水は硬水なので、天水がとても柔らかく感じるんでしょうね。

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    以前に近江で見学した雨水を太陽光で温めてお風呂に使っている方の住まいを見学しました。奥様が「雨水は柔らかくて肌にやさしい」といっていたのが印象に残っています。
    ちなみに最近はアウトドアで露天風呂に雨水を溜めて湧かしている方もあるようです。

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    ECOVERに着目して下さって嬉しいです。以前から「8日間で99%以上が水と二酸化炭素に生分解」に惹かれて使っております。          池袋西武のB1の「ガーデン」にキッチン用、住まい用、洗濯用、トイレット用などが揃っています。ご参考まで。

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    ママの生徒さん、コメント有り難うございます。
    また販売しているショップをお知らせいただき感謝申し上げます。
    このような石けんで出来る石けんカスは魚などのエサにもなるため廃棄しても自然にやさしいということになりますね。
    しかし洗剤の話題にはコメントが多く入るんですね。
    それだけ興味を持たれている方が多いということですね。

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