これまで掲げてきたもの(0828朝会にて)

雨とかかわりのある生活(0821朝会にて)

今回の朝会では、当社がこれまで掲げてきた言葉から
「雨のみちをデザインする」ことについて考える提案がありました。

4年前まで 「雨から建物をまもり、雨をくらしに活かす」

10年くらい前まで 「建築外装のハードからソフトまで」

私たちがいま提供している商品からお客様が得られる価値は何か?
まず第一に「安全・安心」 これは雨から建物を守ることですね。

この「安心・安全」が大前提だと思います。

その上で「美しさ」と「環境」が上げられます。

「美しさ」については、金属製の建築外装材を製造販売する当社にとって
その質感やデザインが建物全体の意匠性やバランスにうまく寄与しているかが大切です。
「美しさ」には好みがありますが、金属特有の質感がうまく活かされるとうれしいですね。

「環境」は雨をただ下水に流すのではなく、水循環の一部ととらえ、
どのようなみちをデザインするかが大切です。
雨といのルーツは奈良時代、竹や木が使われたようです。
その目的は、「雨をくらしに活かす」「生活用水として利用する」こと。

そんな本来の役割をしっかり果たしたいと思っています。

これらの「安心・安全」「美しさ」「環境」というそれぞれの価値がトータルで提案できる。
そしてお客様に喜んでいただける企業でありたいと思います。

城南地区の高級建売物件巡り

月曜日の午後はとある 企業 の方の紹介で、城南地区を廻ってきました。

大田区の石川町を皮切りに世田谷区の奥沢・自由が丘・瀬田・深沢・世田谷近辺を10棟ほど見学。

印象として
 1.ほとんどの高級物件にはセコムがついている(常識なんでしょうね)
 2.サッシはすべてシャンパングレー系統(メーカーによって色の呼び方が違うと思いますが)
 3.金属屋根の場合は金属の雨といが使われている
 4.片流れ屋根が多い(内部の空間を取るためでしょうか)

紹介いただいた方のお話やとあるハウスメーカー営業責任者の話によると
こういう億単位の建物はほとんどが現金払いで購入されるとのこと。
できあがった建物を見て、イメージが合えば即決定。
 *確かにwebにも相当お金をかけているようです

高級建売物件がどのようにして購入されているのか?
もう少しいろいろな方からお話を聴いてみたいと思います。

85km

今日は 85km も 踏んで しまいました。
おそらく1日では最長記録かもしれません。

明日、筋肉痛にならないことを願っています。

この理由は、明日以降に。

日本の環境首都コンテスト

環境自治体を応援する持続可能な地域社会をつくる 日本の環境首都コンテスト

なるものをご存じでしょうか?

主催:環境首都コンテスト全国ネットワーク
主幹事団体:環境市民(NPO)

今年は水俣市多治見市そして 板橋区 の3地域で取材するとのこと。

一般市民の緑のカーテンの取り組みとして、弊社会長宅が取材を受けました。
NPO環境市民代表の杦本育生さんから会長が取材を受けています。雨水を散水している様子です。

今後、水俣市、多治見市を取材した上でDVDに資料をまとめるとのこと。
板橋区で約15分程度とのことですから、どこまで映像が取り入れられるかは判りませんが、
仕上がりが楽しみです。

出来次第送付していただくことになっています。
第5回のコンテストでは7位だった板橋区。
少しでも順位が上がってくれるとうれしいですね。

ちなみにこの撮影を担当された町田ディレクターは
「来年、挑戦します」と宣言していただきました。

緑のカーテンの伝播力は大したものです。

ゲド戦記

小学校1年生の息子と二人で見てきました。
「命」について考えさせられる内容です。
ちょっと難しかったかもしれません。

あの 歌と声 がとても良いですね。
「心をなににたとえよう・・・・」

何年か後に見せる機会があると良いなと思います。

区役所の緑のカーテン その7

区役所の緑のカーテン その6

ついに4階の屋上まで達しました。

今回は4階の産業振興課にお邪魔して課長席から撮影させていただきました。
  *課長さんは残念ながら不在でした。
   課員のみなさんあたたかい対応ありがとうございます。

ここまで来るといろいろな自治体や団体、個人から問い合わせや取材があるようです。

またこんな写真も環境保全課の方から頂きました。

サーモカメラで撮るとその効果が目に見えて判りますね。

来年以降の取り組みが楽しみです。

緑のカーテン巡り

まずは以前にもUPした緑のカーテン。だいぶ成長しています。日曜日に区長にもご覧頂きました。
また私の知り合いの設計の方も ブログ で紹介いただいています。
 *そのブログで紹介されている「自家用車」がこれです

室内からの写真です。
緑のカーテンを通じて入る光もなかなかのものです。
もちろん風もです。

応援団の一人が近所で緑のカーテンの取材をしていることが判明。
線路の向こう側のお宅にも行って来ました。
既に何年か実施されているお宅です。ご覧の通り地植です。
4本のゴーヤーからたくさんの収穫があるそうです。
食べきれないということで1本いただきました。

そのすぐ北側の住まい。
上手く撮れた写真がなく、ちょっとピンぼけしています。
ここのお母さんも実のなる植物が大好き。
ゴーヤーだけでなく、いろいろなものを育てています。
但し、残念なことにすべて鉢植え。やはり地植が効果的なようです。

自転車で街中を走っていると、結構「緑のカーテン」を見かけることがあります。
エリアを限定して、「緑のカーテンマップ」なんてつくってもおもしろいかもしれませんね。

雨とかかわりのある生活(0821朝会にて)

「霰」「雹」「霙」(0807朝会にて)

夏休み明けの朝会

休み中、雨のみちについてだいぶ考える時間があったそうです
まずは先週月曜日の停電事件から
目黒区内の3階建ての自宅ではポンプが止まってしまい水が使えなくなったそうです。
非常時に雨水貯留が役立つことを実感したとのこと。

また雨といの性能が良いと、住んでいる方は雨に対して安心感をもって生活できる。
すなわち、雨とのかかわりがますますなくなってしまう。
高性能の雨といを提供することは、雨とのかかわりを生み出すことにつながらないのではないか、
との話でした。

よく「雨・風をしのぐ」といわれるように、雨は建物の耐久性に大きく影響を与えます。
ですから雨といだけでなく、
建物全体の雨仕舞い(雨のみち)をしっかり計画することが望まれます。

かといって雨と普段の生活がつながらないことも問題です。
マンションに住んでいると雨が降ってきたことに気づかず、
ベランダに干した洗濯物がびしょぬれになってしまうことがあります。
昔のように近所の方が「雨が降ってきましたよ」と知らせてくれることも少なくなりました。

雨に煩わされない便利さを手に入れるなかで、なにか別のものを失ってしまったように感じます。

時には雨を感じさせる。
雨の日は、雨の日なりに楽しめる。
そんなスタイルが提供できると良いですね。

夏休みの出来事④

子・孫に伝えたい美術の話というテーマで 木島俊介先生 のお話を伺いました

美術の歴史
美術(マルセイユ) 4万年前 *最古の文字6千年前
当初は知っていることを絵にしていた
洞窟の絵-自分の記憶とたどって

見えるものを絵にする時代
光がなければ物が見えない ものの輪郭を描く→影を描く技術へ
 1290年 ものそのものに影をつける
  その130年後 もののおかれたところにも影をつける
  その後、パース(透視画法)が建築家によって開発される
モナリザ 影で描いた絵画(細部をみるとよくわかる)

安藤広重などの浮世絵(三遠法:近いもの・中間・遠いものを描くことで3次元を表現)
ゴッホなど様々な芸術家に影響を与える
これ以降、悲劇の時代へと入っていく

実際にはスライドや配付資料、黒板などを使ったお話でした。

影を描くという技法を見つけるまでにだいぶ時間を要したことがわかります。
確かにものを見ながら描くということが少なかったからでしょう。
また絵画の世界でも、パースという技法が建築家によって開発されていることも驚きです。
「最後の晩餐」も確かにパースの技法が生かされているんですね。