富士山の雨水利用

今夏、富士山登頂をした友人から貴重な写真をいただきました。

「昨日富士山に登ってきました。
途中の山小屋に雨といがありました。
富士山では水はとても貴重なものなので、雨水利用をしているそうです。」

富士山に降る雨は、大切に利用されているんですね。

1年間の結果

自宅の1年間の雨水利用状況を報告します。


1Fトイレと2Fバルコニーの散水で使った水の総量です。
35m2です。


1tのタンクに補給された上水道の総量です。
16m2です。

すなわち 36m2-16m2= 20m2

これが1年間で利用した雨水の総量です。
半分以上は雨水を利用することが出来ました。


ここのところ雨が多いのでタンクも満水。


雨水でトイレを流した日は子どもたちがカレンダーにマーキング。
栗原さんのアイデアをいただきました。

1tのタンクではオーバーフローしている日も多いようです。
もう1t増やすか。

緑のカーテンバスツアー報告4

続いて昼食会場にて蒸散の実験を行いました。
千葉大学の松岡先生(専門は生物環境気象学)が子どもたちに実験の説明をしています。
*ご自宅はOMソーラー住宅。2000年に建てられたとのこと。
  施工は岡庭建設さんでした。
  街並みづくりや温熱環境に関心のある方は、住まいにもこだわっていらっしゃいますね。
これが今回の実験に使うキット。
アップルミントを利用します。
一つは葉っぱがついているもの。もう一つは葉っぱを取ってしまったものです。
ビニールチューブには水は入っています。
食事をしている約1時間の間にどこまで水の減り方が違うかを測定します。食事が終わって、みんなが測定しています。
0.001gまで測定できる機械を大学から持参していただきました。解散前に地元の公園に戻って、この実験についての説明がありました。

まず 気温と葉の温度の関係  → 気温>葉の温度 という方がほとんどでした。
これは、葉の蒸散作用によって、表面温度が下がっているからです。

つづいて2つの水の減り具合についてのお話
 大まかにまとめると
   植物が水1gを蒸散するのに1m3の空気を約2度下げる効果があるとのこと

 私の場合、1時間での水の蒸散量は
  葉のあるミント  14.279g→13.855g   0.424g減
  葉のないミント  13.072g→12.973g   0.099g減   差が0.325g

 こんな小さなミントの葉っぱでも、1m3の空気を1時間で約0.6度下げる効果が
 あることがわかりました。

葉っぱがあるかないかで、こんなに蒸散量が違うことにびっくり。
そんな蒸散量の多い、緑のカーテンを通って入ってくる風は涼しいんですね。

みなさんお疲れさまでした。ご協力ありがとうございます。
おかげさまで充実したツアーとなったようです。

緑のカーテンバスツアー報告3

続いては緑のカーテンを総合学習に取り入れ、学びながら育てている高島第5小学校へ。
まずは音楽室で緑のカーテンを学びます。
私も何度も聴いている講演ですが、短い時間で充実した内容です。
こうした学習が如何に子どもたちの教育に役立っているか。
自然(植物・土・虫・雨・気候etc)とのかかわりをしっかりと体感しながら学んでいる様子が判ります。
こんなものも発見しました。ここで集合写真。
緑のカーテンというよりは、緑の滝といった感じまで育っています。
今夏は、保護者の方たちにも協力をいただいて、水やりの当番制を組んでいます。
みなさん喜んで協力していただけるとのこと。
緑のカーテンを通じて、学校と保護者がつながっていきます。続いては、大東文化大学の屋上で取り組まれている緑のカーテン。
このフロアにある部屋はすべて部室。エアコンは着いていないそうです。
屋上緑化されているだけでも良い雰囲気なんですが、
ここに緑のカーテンが加わり、一層心地よい場所になったようです。いつもの夏と違って今年はこのベンチに座っている学生も多かったことでしょう。
水やりも部で交代で行っているとのこと。
あまり手間はかかっていないとのお話でした。これは大東文化大産のゴーヤー。
夏休みは学生が少ないので収穫していってくださいとのことで、
参加者のおみやげとなりました。
見学会終了後に行われた打ち上げでいただきましたが、
取れたてだったので、シャキシャキしてとてもおいしくいただきました。

緑のカーテンバスツアー報告2

つづいてはバスに乗り、ロータス商店街
既に商店街で緑のカーテンを取り組み初めて3年になります。
まずは駅前の緑のカーテン。
これは道行く人に緑のカーテンのモデルケースを見せるための展示。
今年からスタートした取り組みとのこと。これは美容院で行っている緑のカーテン。
店の中に入ってみると・・・・こんな感じです。
緑のカーテンを見ながら、カットしてもらうというのもなかなかですね。続いてこちらはエアコンの大型室外機の外側に設けられた緑のカーテン。
廃熱もあるのでしょうが、しっかり育っています。
エアコンの効率も上がっているのではないでしょうか?商店街なのでこんなお店でもやっています。
緑のカーテンののれんをくぐって一杯というのも良いですね。
ちょっと見えにくいですが、提灯のところにゴーヤーが一つ。
夜の雰囲気もなかなか良いとのお話でした。

緑のカーテンバスツアー報告1

先週末行われた緑のカーテンバスツアーの報告です。


駅前に集合。参加者は40名程度になりました。


早速放射温度計を使っての測定を開始。
曇り空でしたが、駅前のタイルと花壇の土の温度の違いを確認しています。
この測定する作業は、子どもたちにはとても楽しいもののようです。


駅前の銀行の緑のカーテン。
こちらも温度測定をしています。


そのまま町内へ。
プロムナード(街路樹のある道)を歩きながら、様々なところで温度測定。
緑のもたらす効果を数値で明らかにしていきます。


クルドサック
このようなスペースが良い住環境を醸し出しています。


とある方の自宅の緑のカーテンを見学。
カーテンの裏側に入るなどして、その心地よさを体感します。

OZONEに行って来ました

夕方の予定までに時間があり
久しぶりに新宿のOZONEに行って来ました。

お父さんは建築家!知り合いの建築家の方も出展されていました。
それぞれ家族同士のつながりや関わりを大切に考えられています。
私も引っ越しをして1年。
住環境によって家族の関わり方もだいぶ変わってくるように感じています。

300chairs椅子だけで300脚が展示されています。
昨年行われた「かわいいプロジェクト」と同じ会場が椅子で埋められています。
自宅で愛用している sansa も展示されていました。
小泉誠さんの作品もいいですが、宮崎椅子製作所さんの作品もとても良かったです。
またビー玉の入った回転する椅子というのが結構気に入りました。

もう1カ所、新規オープンした建材関連メーカーの店にも行きましたが、
期待したほどでもなく、カタログももらわずに帰ってきました。

秋には弊社も少しだけ関わっている展示会がOZONEで開催予定。
お楽しみに。

緑のカーテン見学バスツアー開催

下記の通り、緑のカーテン見学バスツアーを開催します。

主   催 NPO法人 ときわ台しゃれ街協議会
協   力 NPO法人 緑のカーテン応援団
日   時 8月23日(土) 09:00~14:30
集合場所 東武東上線 ときわ台駅北口
募集対象 小学生以上(定員40名) 親子参加歓迎
参加費用 子ども500円 大人1,000円(昼食代として)
問合せ先 電話 03-3558-0040(澤地) fax5392-3068

参加希望者は
 「緑のカーテン見学バスツアー申し込み」と明記の上
 氏名・住所・連絡先 参加人数(大人・子ども)とともに
 上記fax番号にお知らせください。(申込期限 8月22日 正午まで)

緑のカーテンの先進的な取り組みを体感いただく企画です
お楽しみに。

手作りドーナツ


自家製のドーナツをいただきました
もっとたくさんあったのですが・・・
美味しくいただきました
家族にもとても好評でした
ありがとうございます

夏休み初日の出来事でした