しろいこまちに行ってきました。
街の入口あたりにある集会場「こまちラウンジ」
窓の家がベースのようです。
残念ながら雨といは、弊社の製品ではありませんでした。
まだまだ若い街並みですが、2~3年もすると植樹も生長し、落ち着いた雰囲気になりそうです。
どのようなコミュニティになっていくのか。
時間をかけて、良いつながり、かかわりのある街になって欲しいですね。
日々心動かされたことを記していきます
8月5日に行われた建築家、伊礼智さんによる講演会「沖縄の住環境から学ぶ」
録画したものがustreamにUPされています。
興味・関心のある方、 こちら をご覧下さい。
*当初20~30分の予定でしたが、60分強となっております
土曜日はWASSの研究会。
桜設計集団の建築家、安井昇さんのお話を伺いました。
お題は「木造建築における防火技術及び法規の現状と課題」
防火に関する視点として下記の2点がある
①燃えない、燃えにくい
②燃え抜けない、壊れない
①は材料の着火防止機能、発煙・発熱抑制機能であり、内装制限に関わるもの
②は構造の延焼防止機能、構造性能であり、防耐火構造性能関わるもの
この二つの道筋を混同すると理解がしにくくなるとのこと。
木材の燃え方の特徴は
・燃え進みにくい 1分で0.6mmから1mm程度
・燃え止まりにくい 墨と同様、芯までゆっくりと燃え進む
この特徴を理解すると、木材現し軒裏仕上げが可能になる
野地板30mm以上 面戸板45mm以上(45分準耐火構造)
谷中の町家の実例写真も見せていただいたが、軒裏が木材で現しになるとやはりきれいですね。
野地板と面戸板の厚さの問題なので、垂木の太さや本数は変わらずに仕上げることができます。
また学校についても木造化を進めるために、
3階建てや2,000㎡以上などの制限が一部緩和される予定があるようです。
燃え方がデザインできると、建築業界における木材の用途はまだまだ広がりそうです。
土曜日に行われたeconomaの発表会に参加してきました。
まずは発表会の前に、建築現場に行ってきました。
とても暑い日でしたが、2名の方が現場にいらっしゃいました。
ご苦労様です。
こちらは模型。
南に向かって屋根が下がってくるデザインになっています。
数件立ち並ぶと、なかなかユニークな街並みになりそうですね。
発表会ではパワーポイントを使った説明がありました。
屋根を片流れ、南に向かって下がっていくデザインにすることは、
外観を考えただけではありません。
屋根をエネルギーを集める機能として捉える。
また、層流換気という通風機能を向上させるために考えられたデザインです。
層流換気とは、空気などが乱れずに規則正しく流れる様をいう流体力学の用語。
片流れの屋根勾配に即した室内の天井面に、
空気の乱れが生じないようなデザインが施されています。
無断熱住宅に住んでいることもあり、通風はとても気になります。
室内の空気が自然と動いているという感覚があると良いですね。
コンセプトの話では、
自然とのつながりや、家族とのつながりを大切に考えいるとのこと。
「ツナガル」「キル」を「程よく」
便利さを追求してきた結果、
本来、人間にとって大切なつながり・かかわりまで失ってしまった現代社会。
とても大切なコンセプトだと思います。
10月頃には完成するとのこと。楽しみですね。
講演会のタイトルが決まりました。
8月6日 15:30~(30分程度)
演題:「沖縄の住環境から学ぶ」
講師:建築家 伊礼智さん
ustreamで放映予定です。
アドレスは http://www.ustream.tv/channel/tanita-test
上手く配信できればいいんですが・・・(笑)