森の番匠(民間交番)

昔からお付き合いのある神社の敷地内に民間交番(森の番匠)が出来ました。
地域の安心・安産確保策の1つとして、民間の方々で地域を見守っていこうという活動。
神社の敷地内ということもあり、建築に携わったからからお話をいただき、
落ち葉除け機能のついた雨といを無償提供させていただきました。
12月の開所式には、区長を始め都議会・区議会の方などがお越しになられたそうです。

今回は、初詣をかねてその様子をうかがってきました。
さすがに大晦日の夜は長蛇の列。200名以上はならんでいたのではないでしょうか。
小さなPR看板も取り付けましたが、おそらく気づく人はなさそうです。
これは1/3に撮影したもの。去年のお札を忘れたので、持っていきました。
右手に枯れ葉が一枚引っ掛かっていますが、
こうしたものを簡単に清掃できるものがあれば良いとの意見もいただいています。
たてといにこんな看板を取り付けさせていただいています。
どの程度の方に目に留めていただけるものなのでしょうか。

今年もよろしくお願いいたします

いよいよ明日から仕事始め。07年の活動が始まります。
雨のみちをデザインする という使命を掲げ行ってきたことが少しずつ形になってきました。
特に今年は「美しさ」にこだわっていきたいと思います。
その為にも、完成現場を見る機会を昨年以上に増やしていきたいと思います。

雨のみちをデザインするという仕事を通じて
建物に雨から守られている安心感と建物全体の意匠を損ねない意匠性、
そして雨を活かして生活する機会を提供していきます。

07年もよろしくお願いいたします。

今年も1年間お世話になりました

今年も多くの方に出会うことが出来ました。

ダイヤモンドはダイヤモンドでなければ磨けないように
人も人のと出会いの中で磨かれていくものだ。

あるジュエリー会社社長のお言葉です。
まさにその通りだと思っています。

来年も様々な人とのかかわりを大切にしていきたいと思います。

1年間ありがとうございました。

midori ~繋がる輪~

緑のカーテンフォーラムが無事終了して、2週間。
ある方が、これまでの一連の活動に対して、
思いがいっぱい詰まった「midori」という曲を創りました。

内輪でその発表会を開催。
弾き語りで曲を紹介していただきました。

初めて聴く曲でこんなに感動することがあるのか。
思わず涙ぐんでしまいました。

本当に良い曲なので、
みなさんにもきちんと聴いていただく機会をつくるべく計画中です。
来年は緑のカーテンとこの歌を全国に広げていきたいと思います。

詞の一部を紹介します

 ぼくたちは 忘れない 雨は大地に 降り注ぎ すべての命を 潤して いつか 空に還る

ふれあい下水道館(1225朝会)

光のみち・風のみち・雨のみち

今回の朝会は日本で唯一見られる下水道の話。
それは小平市にある「ふれあい下水道館」
地下25mにある実際に使われている下水道管の中に入れるとのこと。
2重の扉を開けてはいると、ムッとする湿気と思ったほど汚くはないなあと感じたそうです。
内径4.5mある下水道をかかっている橋の上からみると、40cm程度の水深のようです。
しかし、雨が降ると橋のところまで水位が上がってくるとのこと。

この下水道の水は浄化して処理水として使われたり、
汚泥も再利用がされているとのことでした。
雨のみちの下流部分といったところでしょうか。

東京では26日にかなりの雨が降りました。おそらくこの下水道も一杯だったでしょう。
最近は異常気象のためか、局地的に豪雨が短時間降るケースが増えています。
地面も浸透する場所が少ないため、一気に下水道に流れてしまうように感じています。
時間降雨量50mmを想定しているようですが、
局地的・短時間に豪雨が降るケースも出てきています。
自分の敷地の降った雨。
これをどのようにデザインして健全な水循環に戻すか?
これも雨のみちをデザインする仕事になりますね。

短い時間の滞在で失礼しました

伊礼智設計室の事務所移転お祝いに参加させていただきました。
16:00には大宮で19:00には板橋で予定があったため
早めに伺って15時過ぎに失礼させていただきました。
エコビルド賞おめでとうございます。
この部屋の窓からは庭木や石灯籠がみえるとても気持ちの良い場所です。早めに伺ったのでまだ準備中。
  *ご利用いただきありがとうございます。
買い出しのお手伝いをさせていただきました。
道中、来年1月竣工予定の建物も拝見させていただきました。このビールサーバーにはビックリ。ブログによれば12時間の祝宴だったようなので、
これでも足りないくらいだったのかもしれません。
伊礼さんのデスクに飾られている絵。これはヘチマのようですね。
緑のカーテン応援団副団長としてはちょっと気になりました。

ハーフユニットバスのKさんもお会い出来ました。
同志に会えたような気持ちになりとてもうれしかったです。
また建築誌関係の方が数多くいらっしゃいました。
スタンダードに関するご意見等ありがとうございます。
 *いろいろ語ってしまい失礼いたしました。

先日、高島平の現場でお会いしたHさんも1時間違いでお越しになっていたようです。
メールありがとうございました。
その他、コメントやTBを見ていると様々な方がお越しになられたようですね。
お会いできずに大変失礼いたしました。

短時間ではありましたが、とても良い時間、そして良い出会いのあるひとときでした。
ありがとうございました。

冬至

この時間、こまち2号の車窓から民家の屋根を見ると、どこも真っ白。
霜が降りているのが判ります。
日が昇ってきたので、そろそろ融けだして、屋根から雨といへと流れていくでしょう。

冬至の朝に、そんな雨のみちもあるんだなあと感じています。

ICA(国際銅協会)

銅の新用途開発と需要促進を目的として発足している
ICA(国際銅協会)理事長のフランク・ケイン理事長が来日。

(社)日本銅センターの賛助会員ということもあり、記念の懇親会に参加してきました。

銅には他の金属と違った様々な可能性があります。
その調査研究に対してICAから日本銅センターを通じて
日本のいくつかの研究機関に資金を提供しています。

近年の研究で判ってきたことは抗菌性を活かした技術。
院内感染などにも効果があるとの研究発表もありました。

こうした日本での取り組みをICAも評価しているようです。

またこの抗菌作用を活かした身近な例として
蚊の発生を抑制する効果も認められています。
 *NHKおはよう日本でも紹介されました

建築関係からは、小野工業所小野社長・山内金属山内社長が参加。
もっぱら銅の資材高の話になりました。

日本建築で銅がよく使われるのは木を腐らせる腐朽菌に対する効果があるため。
根巻きや土台、木口に銅が使われるのも木を長持ちさせる事が目的の1つです。
木と相性のよい金属といえます。

木と銅のコラボで新たな商品開発も可能かもしれません。

ちなみに(社)日本銅センターは上野のうさぎやビル5Fにあります。

光のみち・風のみち・雨のみち(1218朝会)

雨といをどこにつけるか?

最近「コンシェルジュ」という言葉がよく使われているという話からスタート。
各企業も単なるもの売りから、付加価値を高めることに焦点が置かれている。
住宅でも耐久性や性能だけでなく、光や風をどのように取り入れるかなど
生活スタイルに関わる提案が増えている。
「雨のみちをデザインする」視点で当社としてもどのような付加価値を提供できるか?
もっと考えていかなければならないとまとめていただきました。

私自身、近年、住まいづくりに建築家の方が関与するケースが増えていると感じています。
これはとても良い傾向だと思います。
一般的な建物の見積もりには設計料があまり大きな金額になっていないケースが多い。
日本人の場合、見えないものにお金を払う感覚が乏しいように感じます。
建築家の関わる住まいが増えるということは、設計・デザインというソフトにお金を支払う
感性をもった住まい手が増えている証拠ではないでしょうか。

自然とどのようなかかわりをもった生活ができるか。
光のみちや風のみちを感じながら生活できることは、
四季のある日本ではとても大切なことだと思います。
どちらかというと嫌われ者扱いされてしまう雨。
「雨のみち」をデザインしていただくことで、雨の日も楽しめる。
雨が降ると得した気分になる。
これからも、そんな住まいづくりに貢献していきたいと思います。