こうこうの家

秋田工場の近くに建築中のモデルハウスを見学してきました。
除雪しながらの屋根工事です。
秋田杉をふんだんに使った落とし板工法。
板厚が6cmあり、通常の2.5倍から3倍の木材使用量になるようです。
地産地消の住宅です。

こうこうの家のこうこうとは
 健康に孝行 地球に孝行 の意味を込めているそうです。

実はこのモデルハウス。
当社がかかわる製品を5種類も採用頂くこととなりました。
3月末の完成が楽しみです。

春一番


先ほどから凄い風だと思っていたら春一番でした
大曲とは大違い

土埃が舞っています

収まってから自転車で帰ります

氷結

工場のステンレス雨といの内部に出来た氷。
直径10cm強のたて樋の内部のほとんどが凍ってしまっています。
*細い穴が空いているのがこの写真で判りますか?
これでは雨といの役割は果たせません。こちらの写真は凍結防止の装置を取り付けた方の氷の様子。
*ちょっと違いがわかりにくいでしょうか?
廻りに少し氷の層が出来た程度で十分効果があるようです。

北東北に雨といの文化をつくるためには、凍結対策も重要なポイントです。

秋田2日目

いくつか雨といのついた物件を見てきました。特に雪の多い横手方面へ。
軒先にかなり大きな氷柱が出来ていなす。氷柱が出来ると溶けて流れる雨水は雨といに入らなくなってしまいます。
こちらは市営住宅。
町の中を除雪車が走っているのが判ります。

雪や氷柱で壊れない→氷柱ができないことが今後の課題になりそうです。

公立中学校の体験学習

昨日は近隣の公立中学校1年生男子生徒2名が体験学習にやってきました。
 *緑のカーテンや雨水利用、ハーブ園などを実践している学校です。

長女が同じ中学校1年生ということもあり、どんな子どもたちか楽しみでしたが、
しっかりした感じのお二人でした。

今回はマーケティング部が担当。
午前中はデータ調査、午後は住宅街調査を実施しました。

住宅街調査では「住宅の汚れについて」をテーマにデジカメで会社近辺の建物の
汚れを撮影し、その傾向や理由を考察してもらったようです。

突起物のあるところの下が汚れている。
タイルは貼り方で汚れ方が違う。  などなかなかおもしろい報告になったようです。
雨を貯めて飲めるようにするべきだなど弊社を意識した内容もありました(笑)。

途中で訪ねてこられた先生の話では80社以上の企業で実施しているとのこと。
 *手分けしてすべての企業を廻っているとのこと
キャリア教育(学校から社会へ円滑な接続を図ることが目的)が重要視される昨今。
今後ますますこのような機会が増えていくことでしょう。

単なる就労体験だけに終わらすことなく、
知識労働のおもしろさがこうした体験で感じてもらえると良いですね。

第5回 真の日本のすまい

日本建築士会連合会会長賞・住宅産業研修財団理事長賞
「厚化粧の家はいらない!」受賞作品  林美栄子先生

真の日本の住まい の審査結果が2月4日に発表になりました

合計136件の応募があり、国土交通大臣賞を始めとする優秀賞を8作品が選ばれました。
その1作品が こちら になります。

林先生おめでとうございます。

授賞作品に採用されているというのは嬉しいですね。

雨を活かす建築づくり

2/9に行われた「雨を活かす建築づくり-規格化に向けて-」参加してきました。

建築計画の前提となる雨や水が変わってきている。
 ・局地的豪雨
 ・安全な水が得られる地域は限られている→社会的に雨水に取り組む時代
  (水で戦争が起こる時代、日本は水輸入大国)

そのような中、様々な取組事例が発表されました。

結論として今後下記の方向性が示されたと思います。
 ①法制化-社会を誘導する仕組みづくり
 ②事業化-独:年万台のタンク販売 4,000名の雇用創造 という事実
 ③情報発信拠点づくり-新東京タワーの元に雨水国際センターをつくろう

CASBEE住宅版でも雨水の利用が取り上げられています。

雨は太陽や風と違ってちょっと縁遠い存在。
まずは簡単な雨水利用からスタートすることが大切だと思います。