OMソーラー全国経営者会議

ブログアップがだいぶ遅くなりました。
先週行われたOMソーラー全国経営者会議に参加してきました。
会場の後ろにブースを出させていただいております。
同じ会場ということもあり、OMの考えていることや方向性を知る機会にもなります。
建材メーカーとして大変有り難いことです。

・この会議に参加されている各地域の工務店経営者は皆さんとても元気であること
 懇親会など何名かの方とお話ができましたが、皆さんとても元気です。
 たくさんのパワーを頂きました。ありがとうございます。
 また標準として採用いただいている方も増えているように感じました。
 うれしい限りです。
・積極的に外部の知識や知恵を取り入れ、良い住まいづくりに貢献しようと考えていること
 外部の知識人を顧問として迎え入れるなど、外部とのつながり、かかわりを考えながら
 新たな考え方、商品提案がなされているように感じました。とても良いことだと思います。
2万人の『太陽と一緒の暮らし』コンテストは心温まる内容でした。
 顧客の考える価値は何か?これを確認することができるコンテストです。
  *ドラッカーさんの5つの質問の3つ目ですね
 表彰された中から、2組の住まい手家族が参加されていました。
 とても良いお話を伺うことができました。
 OMソーラー=太陽に感謝する気持ちが良く伝わってきます。
 雨に感謝をする仕掛けができないものかと考えさせられました。

こちらは弊社のブースです。この写真では何を展示しているか判りませんね(笑)。
多くの方に立ち寄っていただきました。ありがとうございます。
女性の方に 信楽くん の人気があったようです。

一歩先行く建築家トークショー

リフォーム産業フェアで参加した最後のセミナー。

建築家の 趙海光さん 伊礼智さん のお二人を小池一三さんがリードする形式でした。

リフォーム産業フェアの中ではかなり異色の内容だったかもしれませんが、
私にとっては、興味深い内容でした。

・工務店は注文住宅をつくりすぎた
 住まい手の判断基準を部屋の大きさ(広さ・天井高)・窓の大きさ・照明の明るさなど
 わかりやすいものにして、住まい手の注文通りの家をつくってきた
・心地よい住まいは、
 ①外部とのつながり、かかわり(窓の位置・空地のつくりかたなど)
 ②内部の機能とのつながり、かかわり(家具・照明の配置など)
 によってもたらされる
・心地よい住まいづくりのコツ
  ①天井を低くする
  ②窓を少なくする
  ③天井に照明をつけない
  ④敷地一杯に家をつくらない

良い住まいとは何かを改めて考える90分でした。
こうした機会を教育の中に入れることが、日本の住文化の質を高めることにつながるのかもしれません。

小さい工務店でも勝機あり!

題目 小さい工務店でも勝機あり!
    地方都市の年10棟工務店が長期優良住宅先導的モデルに採択

講師 国興 田中社長

小さな家のシンポジウムでもパネリストとして登壇されていた国興の田中社長。
今回はおひとりで語るということで参加しました。

・200年住宅ビジョンがきっかけに、今一度、国興の住まいづくりについて考えた
 結果として、国の施策と国興の共通点が多いことに気づいた
・1ヶ月という短期間で先導的モデルへの申請を実施
 社員と住まいづくりについての思いを共有し、進めることができた
・ソフト面にも様々な工夫を取り入れた
 住まい手が手入れしやすい住まい  ex)点検しやすい床下(700mm)・30年分の記録タグ
 修繕積立金制度
・6月末にモデルハウスオープン 土日の2日間で150組の来場(内、新規34組)
 弊社のスタンダードが採用になっています

住まいづくりへの熱意が伝わってくる講演でした。
一度、モデルハウスの見学に伺いたいと思います。

「改正省エネ法」で住宅業界はこう変わる!

7/14~15に開催されたリフォーム産業フェア。
2日間に100を越えるセミナーが開催されました。

会期中に私が参加したセミナーをいくつか紹介します。

題目 「改正省エネ法」で住宅業界はこう変わる!
講師 東京大学坂本雄三さん、住宅技術評論家南雄三さん

南さんが省エネ法について解説しながら、疑問点を坂本さんに投げかける。
そんな対談形式で話が進みました。
南さんのお話を伺うのは数年振りでしたが、興味深く聴くことができました。

・日本の省エネ住宅は 技術→実践 のステージに入った
・アパート、建売などへ実践を求める法改正になっている
・住宅省エネラベルは住まい手にとってわかりやすい反面、リスクもあること(自己申告)
・連続的に冷暖房する住まいと間欠的に冷暖房する住まい
 本来は前者をあるべき姿と考え施策を進めて行くべきではないか

雨のみちをデザインする仕事と省エネは残念ながら接点が見いだせない。
こうした施策を通じて低炭素社会に一歩近づいていくことでしょう。


弊社駐輪場にて
板橋にもまだ自然が残っています

写っているのがわかりますか?

エコハウス私論

昨晩は環境省の小林光環境政策局長のお話を伺う機会がありました。
エコハウス私論の著者としても有名です。

本日7/14付けで事務次官の昇進されるとのこと。
こんな忙しいときにお越しいただけるだけでも有り難いことです。

こうしてお話を伺うのは2回目ですが、
景気対策や環境対策の推進から、国策として環境関連の施策が充実してきています。
特にスクール・ニュー・ディールは1兆円を超える事業として力が入っているようです。
 その分、施工体制などが整っているのかはちょっと心配な面もありますが・・・

懇親会で少しお話する時間があったのですが、
「これでますます現場から遠ざかってしまうのが残念」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
新事務次官の元、循環型社会実現のために有効に税金を使っていただきたいと思います。