雨水シンポジウム参加してきました

以前にもブログで紹介した
「雨を制御し、活用する新たな建築をめざして」
シンポジウムに参加してきました。

講演やパネルディスカッションを通じて気になったコメントを記します。

九州大学島谷教授
 ・雨水を溜めると市民の意識が変わる  緑が増える
 ・住宅の場合、何t溜めるのが良いのか?
 ・地下に溜めてポンプアップするのではなく、地上に溜めて、水圧を利用して使いたい

東京大学古米教授
 ・雨水活用システム規準を評価 これが良いたたき台になる
 ・なるべく簡単に使えるように 利用レベルが上がると仕組みが複雑になり結果として環境負荷も増える

国土交通省中国地方整備局細見副局長
 ・貯留浸透の優遇策が不足している なぜ長期優良住宅やエコポイントの対象にできないのか?

緑や地域社会と繋がるきっかけに雨水がよい役割を果たしている。
そんなことも感じたシンポジウムでした。

皆さんも、ぜひ雨水利用の実践者になっていただければと思います。

雨を制御し、活用する新たな建築をめざして


「雨を制御し、活用する新たな建築をめざして」

第33回 水環境シンポジウムが下記の通り開催されます。

「水循環系の再生」の手がかりのひとつとして、
建築が「雨水をいかに制御し活用するか」を考える。

建築における雨水活用システムのガイドラインづくりを来年3月を目処に作成中。
その刊行に先立ったシンポジウム開催となります。

私も参加する予定です。
多くの皆さんに来場いただければ幸いです。

主 催 : (社)日本建築学会
日 時 : 2010年11月13日(土) 13:00 ~ 17:00
会 場 : 建築会館 大ホール

参加費 : 1500円(会員1000円、登録メンバー・後援団体1200円、学生500円)
定 員 : 150名 (事前申込制)
申し込み方法 :催し物名称、氏名、勤務先、所属、住所、電話番号を明記し下記申込先へ、
メールまたはFAXにてお申し込みください。
申込期限 : 11月10日 (締切日前でも、定員になり次第締め切ります)
申し込み・お問い合せ先:(社)日本建築学会 担当:酒井氏
mail:sakai@aij.or.jp FAX: 03-3456-2058

プログラム
主題説明 : 小瀬博之 (東洋大学准教授)

1.雨水活用システム規準案解説  
1). 設計規準 : 神谷博 (法政大学兼任講師)  
2). 製品規準 : 屋井裕幸 ((社) 雨水貯留浸透技術協会)  
3). 施工規準 : 青木一義 (西原衛生工業所)  
4). 運用規準 : 中臣昌広 (文京区文京保健所)

2.コメント「今日の水問題と雨水の役割」  
1). 島谷幸宏 (九州大学教授) : 流域で取り組む雨水制御  
2). 古米弘明 (東京大学教授) : 都市の水循環とリスク管理  
3). 細見寛 (国土交通省中国地方整備局副局長)

次世代に向けた統合的な治水
3.パネルディスカッション「雨を活用する新たな建築を目指して」  
コーディネーター : 村川三郎 (広島大学特任教授)
パネリスト : 神谷博、屋井裕幸、青木一義、中臣昌広、島谷幸宏、古米弘明、細見寛

住まい手からのお手紙


雨くんのひとり旅 気に入っていただいたようです。
雨くんのお母さんのつもりで、お子さんに読んでいただいているようです。
ありがとうございます。

「子どもはお弁当を持って、彼らなりの冒険(初体験はすべて冒険です!)に出るのが大好きです。」

確かにそうですね。
冒険とまではいきませんが、韓国視察も私にとって、よい経験でした。

雨くんのイラストつき。
ランニングシャツがステキとありますが、改めて見なおしてしまいました(笑)。

絵を描いていただいた方に確認してみたいと思います。

Leaf というお店を営んでいる方からいただきました。
ありがとうございます。また新たな出会いですね。

今度香川県に出向く機会に立ち寄ってみたいと思います。

雨水タンクの記事をUPしていただきました

各国から帰国後、溜まっていたブログチェックをしていると・・・
アトリエDEFさんのブログで紹介いただきました。

ueda日和 雨水タンク設置完了!!

そのひとつ前では弊社のことも紹介いただいています。

雨水利用 タニタハウジングウェア

なぜか私のブログまでリンクされています。
そして、なんと先日、お邪魔させていただきた 環の家 の近くにお住まいの方が読まれています。
流木アートの先生とか。

雨で育った木が、何かのきっかけで倒れ、雨でできた川を流れて流木となる。
なにかまた新たな繋がりができそうです。

紹介していただきました

雨のみちをデザインする HACO

カットサンプルを写真付きで紹介いただきました。
しかも「雨のみちをデザインする」まで記していただいています。

先日、社員がカットサンプル持参で訪問したようです。

地道な活動からこうした成果が上がってくるのはうれしい出来事ですね。

福岡に出向く機会がある時に立ち寄ってみたいと思います。

久しぶりに満水です

朝、トイレにあるメーターを見てみると満水でした。
今年の夏は雨の日が殆ど無かったのでずっと水道水を使っていました。
1tの雨水タンクが一杯というのは、なかなかうれしいものです。

大切に使いたいですね。

富士山の雨水タンク

先週、 友人 が富士山登山へ。
その時に撮影した写真をいただきました。


水を運ぶのは重労働。
雨を上手く活用した例ですね。

貴重な写真をありがとうございます。

私も、一度、登ってみたいですね。

お見舞い


知人の花屋に立ち寄ったあと、お見舞いに。お元気そうで安心しました。

住宅屋根の長寿命化をめぐる最近の研究動向

久しぶりにセミナーに参加してきました。
参加者23名と少人数の充実した内容でした。
こうしたセミナーへの参加者はハウスメーカー系の技術者が中心のようです。
 *参加費が高いからかもしれません

東海大名誉教授 石川廣三 氏
 「背景と屋根工事業界の動き」
屋根システム総研専務理事 江原正也 氏
 「屋根の不具合と原因分析」
東大坂本雄三研究室特任研究員 齋藤宏昭 氏
 「小屋裏の湿度性状と結露防止のための要件」

以上、3名のお話を伺いました。

*長期優良住宅など国の施策が大きく転換した
*雨漏りや結露などのクレームは相変わらず多い
*構造重視→結露対策の不備が見受けられる
*材料指定→屋根工法、システムとして考えていくべき
*ポイントは通気、気密、透湿性のある屋根下地

今後の動向に注目したいと思います。

雨の路地

7月19日から始まった瀬戸内国際芸術祭

男木島でこんなことをやっている方がいらっしゃいます。

「雨の路地」  谷山恭子さん

ちょっと面白そうです。

島に住む方にとっては、雨は貴重な資源でしょうし。

10月31日までが開催期間のようですが、見学に行くことができるか?

もしご覧になった方があればぜひ情報ください。
 *日本銅センターが協力をしているようです