「霰」「雹」「霙」(0807朝会にて)

雨水にどの程度の関心があるか?(0801朝会にて)

「霰」「雹」「霙」

今回の朝会はこの漢字の読み方について問いかけるところから始まりました。

「雨のみちをデザインする」と言う内容を考える中にあたり、
インターネットで、「雨」について検索していたところ、
このような漢字に出くわし、自分自身、新鮮さを感じたと同時に、
雨に対する商品を扱っている会社にいながら、
「雨のみちをデザインする」の「みち」や「デザインする」の方に気が行き過ぎて、
「雨」について知らなすぎる自分に気がついた。

「雨」について深く知ることで、「みち」や「デザインする」の考え方が
もっと広がるのではないかと実感すると同時に、
普段何気なくかかわっていることでも知らないことがまだまだあるのではないか
と感じることが出来、いい勉強になった。

こんな話でした。

考えを深めるとき、インターネットの検索が大いに役に立っている。
WEB2.0などといわれていますが、もっと「あちら側の世界」とのつながりを
重視しなければならないと再認識しました。
会議はPCを持ち込みネットにつないでいますが、いろいろな情報を得ることができます。

「雨」は身近なものであることもあり、じっくり考える機会が少ないかもしれませんが、
こうした機会に思いを巡らせることは大切です。
今回の朝会は長野県知事選挙の翌日でした。
脱ダム宣言の田中知事の3選はなりませんでしたが、
かといってダムだけに頼った治水にも問題があると思います。

我々はもっと「雨」との関わりと大切にしていかなければなりませんね。

ちなみにこの読み方わかりますか?
弊社では 「霰」 と 「霙」 に正答した方がいました。

フレンドシップキャンプ

8/1 私の所属する FCキャンプ に参加してきました。
「障害」を持つ人も持たない人も
共に同じように生きる社会(共生社会)を築き上げることを目指して行われています。
肢体不自由児と健常児が一緒に過ごす4泊5日のキャンプです。
山中湖で行われました。

当日は薄曇り程度の天候。
湖で乗るビックカヌーのお手伝いで、
何かあったときのための手こぎ監視ボートに乗りました。

肢体不自由児と健常児が助け合いながら一緒に生活する姿はとても気持ちの良いものです。
今年が30回目。
こうしたご時世で資金集めも大変なようですが、こうした取り組みは是非継続させたいです。

昨年からある企業がこのキャンプのお手伝いに社員を数名派遣されています。
研修というと机上で行われるケースも多いですが、
体験から学ぶことの方が、その後の考え方や行動に良い影響を与えると思います。

ちなみに私は2時間のボートに乗っただけで、太股・すねがひどい日焼けになりました。
ずっと座っているため太陽光をまともに受けてしまったようです。

 
 HP もあります。是非ご覧ください。

雨水にどの程度の関心があるか?(0801朝会にて)

雨を制御する(07/24朝会にて)

7/31朝会では、関東が梅雨明けした話に始まり、九州地方の雨の猛威による災害から、
雨に対してどの程度の関心があるかが問われました。
関西出身である彼は、阪神淡路大震災の話も取り上げ、
その後に、地震への関心が上がったことを紹介。
そして ミツカン水の文化センター の調査報告最新号から
日常の節水方法について「歯磨き中に水を止める」は、8割近くの家庭が実施していたが、
「雨水をためて使う」は20人に1人だった。
雨への関心がまだまだ低いのが現状であるとまとめてくれた。

打ち水大作戦 が実施されている中で起こった今回の九州地方での災害。
「こんなときに打ち水をするのはどうか」
という問い合わせから、九州の打ち水大作戦は急遽、災害支援のために人的援助を
行うことになったという。

水道水は使わず、風呂の残り湯や雨水を溜めて使おうと呼びかけている打ち水大作戦。

雨は降りすぎても困るし、降らなくとも困ってしまう。
要は何事もバランスが重要。
このバランスについては、他人任せにするのではなく、
ひとり一人が関わりを持つことが大切だと思う。

このミツカン水文化センターの調査も、2005年から雨水利用の調査を実施している。
また発行している「水の文化」でも04年8月号で初めて「雨のゆくえ」として
雨水のことを取り上げている。

雨水を利用する人はまだ20名に1名だが、関心が高まってきていることは間違いない。

雨を制御する(07/24朝会にて)

各社の使命

今日の朝会は「雨を制御する」話。
  雨水利用を始めた当初は「雨を溜めて使う」ことが中心だったが、
  九州地方の大雨などから、雨をどのように制御するかも
  「雨のみちをデザインする」大切な視点になっている。
 
  近年の住宅建築では、雨から建物を守るために、
  コーキングがよく使われるようになってきた。

  昔は「雨仕舞い」といわれる仕事はすべて板金職人が請け負ってきた。
  金属を加工し納めることで、雨を制御してきたのではないか。

近所の大工が住まいづくりを請け負い、
耐震性や長寿命を考え、構造材を決め、施工したように、
雨をしのぐ仕事、すなわち「雨仕舞い」は板金職人が請け負っていたように思う。

スクラップ&ビルドから高耐久・高寿命の住まいづくりが求められる中、
「雨を制御し続ける」ために、改めて「雨仕舞い」の技術が求められるかもしれない。
耐震性だけでなく、雨仕舞い・雨のみちについても、住まい手の関心が高まることを期待したい。

各社の使命(07/18朝会にて)

震災時の水確保(0710朝会にて)

今回の朝会は、他社の使命についての話からスタートしました。

①アサヒビール・・・すべてはお客様の「うまい!」のために
②キリンビール・・・うれしいをつぎつぎと
③サントリー・・・水と生きる
④花王・・・清潔で美しくすこやかな毎日をめざして
⑤資生堂・・・一瞬も一生も美しく
⑥日産・・・SHIFT_The Future
⑦ホンダ・・・The Power of Dreams
⑧ミサワ・・・毎日を豊かに美しく過ごすために
⑨パナソニック・・・idea for life
⑩日立製作所・・・明日のあなたの未来を切りひらく、私たち日立の使命です。
⑪ニチハ・・・素晴らしい人間環境づくり
⑫セキスイ化学・・・先端を日常へ、サプライズ積水化学
⑬アイジー工業・・・金属サイディングNo.1の信頼と実績で安心の住まいづくり
⑭YKK AP・・・発見、ライフスタイル

どの企業も夢を語っている。当社の夢は何か?
雨の未知を価値ある商品に!

使命の大切さをお話ししていただきました。

特に①の すべてはお客様の「うまい!」のために が気に入っているとのこと。
では当社の提供する商品やサービスによって
お客様は何を「うまい!」と思ってくれているのでしょうか?

施工店様までの「うまい!」についてはある程度把握できているように思います。
ただしその先の工務店・建築家、そして住まい手が感じている「うまい!」について
まだまだわかっていないのが現状だと思っています。

雪で壊れない・葉っぱが詰まらないなどわかりやすい機能が付いた商品も
でてきている中、こうした住まい手の声を真摯に伺いながら、次の商品・サービスへと
つなげていくことが求められていると思います。

庭球部

中学校時代の庭球部部長の退任を祝う会があった。
100名を越えるOBが集まった。

既に30年近く前になる中学時代。
祖父からやるならテニスか水泳といわれ、
野球部やサッカー部のように坊主頭にする必要もなかったこともあり、
庭球部に入った。

1週間で半分近くの部員が辞めた。厳しい指導があった。
1年生の頃はラケットを握ることが出来る時間が本当に短かった。
年間約300日、中学生の3年間はテニス漬けだった。
テニスをしていたからこそ、いろいろな経験や出会いがあった。

会の最後に部長から話があった。

就任当初は教員という仕事にあまり力が入っていなかった。
その後、自ら学び、教育現場に活かしていくことが
生徒たちの成長につながることを感じるようになり、
気がつくと本気になって指導にあたっていたとのこと。

43年間庭球部に関わっていただいた部長は終始笑顔だった。

人を育てる仕事に改めて魅力を感じた集まりだった。

震災時の水確保(07/10朝会にて)

雨のみちと提供する価値(0703朝会にて)

今回は私が名古屋出張のため、残念ながら朝会に参加できませんでした。

そこでコメントした役員の話をもとに記すこととします。

担当の方が新宿の防災センターに子どもを連れていったときの話。
地震の体験学習があるなか、災害時の水の大切さを感じたとのことでした。

その話に対してのコメントは、
雨水利用は平常時では、経済効果なども含めてなかなか認知されないが、
過去の災害を参考に見ると、
飲み水は自衛隊などの災害救助で早めな対応はあるが、
トイレとお風呂については、水の供給が止まることで大変苦労すること。
最近のトイレはロータンクの無い、かっこいいものがあるが、
災害時には ロータンクがある方が、水を入れれば使うことが可能。
ロータンクの無いタイプが普及すれば、
ビルごと雨水を貯めてロータンク替わりにするなどのアイデアがあるのではないか?

井戸水を使っていた時代は、都心部でもそこここに水源がありました。
この大元も考えてみると「雨」ですね。
下水道の発達や地下の汚染などから
雨を溜めておく機能があった井戸も使える場所が限られています。

雨をなるべく地下に戻してあげるとともに
少量でも溜めておくことが、リスク回避にもつながりますね。

雨のみちと提供する価値(07/03朝会にて)

雨 と みちのデザイン がつながらない

今日の朝会では、昨年発売になった商品のモニター現場での出来事です。

形状から雨が本当に飲み込むのか不安を感じる方があるこの商品。
モニターでも同様の話があったようです。
実際に水を流してみると、うまく雨といに滑り込む。
そんな様子をみて、施工業者や建築家の方も納得し喜んでいただいたとのこと。

雨のみちによって提供される価値を考えると
やはり雨がしっかりコントロールされているかは大切です。

今までの雨とい(雨のみち)の常識からすると、ちょっと違和感のある形状ですが、
その流れる様子、すなわちどのような価値を提供できるかを伝えることが大切です。

雨が降って、その入り具合を確認するまでお金は払わないという
住まい手もあったようですが、雨の日に確認していただき、無事入金になった
という話もありました。

この商品には、関係者の皆さんに
「雨のみち」(雨の流れる様子)について考えてもらえる力があるようですね。

雨 と みちのデザイン がつながらない

雨のときに嬉しいことは?

今日の朝会は、

「雨」は気まぐれなもの。
降ってほしいときになかなか降らなかったり、
もう降られては困るというくらい降ったり。

その「雨」 と 「みちをデザインする」 がどうもつながらない。

そんなお話でした。

当社でも降雨強度なるものを考え、
例えば160mm/hという通常では考えられないくらいの雨の量を想定して
軒といやたて樋の計画をすることがあります。

確かに近年、短時間に降る雨の量が増えているようです。
地球温暖化の影響で、日本の気候も変化してきているのかもしれません。

住まい手の生活を雨から守るためにも屋根や雨といの計画は重要です。

住まい手が雨から守られ安心して生活できる。
これも「雨のみちをデザインする仕事」ですね。

但し、安全のためだけに、意匠を考えずに、
大きなもの・ごついものではおもしろくありません。

晴れの日にどのように見えるかを考えること。
このバランスも大切だと思います。

軒先をスッキリ魅せる。 しかも雨の日はしっかり働く。

そんな「用と景」のバランスのとれたデザインが求められていると思います。

雨のときに嬉しいことは?

そんなお題目で昨日の朝礼の話は始まりました。

 ・行楽地が空いている
 ・深い眠りにつける(湿度の関係?) etc

なかなか嬉しいことが思いつかないとの話。

確かに 雨の日=天気の悪い日 と一般的に言われていますね。

要はバランスが大切なんだと思います。
晴れもあれば曇りもあれば雨や雪もある。

晴れると降った雨は蒸散作用で空に戻っていく。
そしてまた雨粒となって地上に舞い降りる。

そんな水循環の動脈部分で雨が働き、静脈部分で太陽が働いています。

今日は梅雨の合間の晴れの日になりそうです。
次の雨のための準備が行われているということでしょう。