建築確認の遅れ

昨日、下期のスタートにあたって大手取引先を数社訪問。
どこでも建築確認の遅れの話がでた。

「ものが流れなくなっている」

建材関係はほぼ全面的にこうした傾向になっている様子。

印象的だったのは

「この状況が落ち着くまでは、工期や竣工時期が定めにくい。
 そんなリスクを考えると建築計画を延期するケースがでてくるのでは。」

早期対応を期待したい。

無合板の家

23日、完成前の見学会に参加してきました。ご覧の通り、雨といと雨水タンクを採用いただきました。
風致地区のため、壁面後退や高さ制限などがあり、設計上の苦労も多かったようです。
無合板の家の6つの設計コンセプトは
 1.化学物質の排除
 2.結露を起こさない
 3.冷暖房に頼らない
 4.メンテナンスフリーとイージーメンテナンス
 5.室内空気汚染への配慮
 6.地球環境への配慮

お住まいになるご家族の中に化学物質過敏症の方がいらっしゃるため、
様々な面での配慮があったようです。
 *現場での講演にだいぶ遅れて参加したために、一部しか話を伺えませんでした。
床や階段は栗材、作りつけの家具は杉材が中心。
木の香りが漂う見学会でした。

こうした現場見学会の楽しみの一つは建て主様にお会いできること。
今回もご夫婦にお会いできました。
但し、引っ越しはもう少し家をおいてからのとのこと。
無垢材や天然塗料だからといって100%安心するわけにはいかないようです。

風通しを考えたバルコニーの腰壁。
ステンレスと木の素材感がうまく合っています。
笠木も綺麗に納められていました。施工店の手づくりとのこと。
ご覧の通り、廻りに緑が多い住環境です。羨ましいですね。

キッチンの引き出しに使われている取って。
至ってシンプルなデザインです。ドイツ製とのこと。
*どうしても金属モノばかりに目が行ってしまいます。

基本設計:ひと・環境計画
実施設計-施工:直井建築工房

私のことではありませんが・・・

当社にも届いていたようです。
私が直接関係しているわけではありませんが、
著名な方と一緒に共に働く者が紹介されているのがとてもうれしいですね。
*50音順のため伊礼さんの次に紹介されています。雨といや雨仕舞いについていくつか記事も掲載されています。

残念ながら写真は当社の製品ではないようですが、
金属雨といが取り上げられているので良かったです。

100分のDVDは連休中にチェックしてみたいと思います。

青にシルバー

今回の高知訪問で見学した建物です。
100棟以上建築が予定されている分譲地に立つモデルハウス。
いずれは売却されるとのこと。
ハウスメーカーを含め、20棟以上が建築されていました。

完成予定は10月。外回りが完成するとどのように見えてくるか楽しみです。

有限会社山陽工務店

日本建築学会賞受賞を祝う会

8/4に開催された会に参加してきました。

「建築物の雨仕舞いに関する一連の研究」 石川廣三 先生
 *2007年建築学会授賞式の様子は こちら

「雨漏りしにくい建築や構造について研究を積み重ねてきた。
数千年の日本建築における雨漏りの歴史の中、近年、増加傾向にあることが残念。
研究と実務のギャップを今後も埋めていきたい。」
ご挨拶でのお話です。
最近バイクに凝っていらっしゃるようで、年内に中国地方、四国地方を回られるとか。
まだまだお元気です。

秋頃発売予定の新製品も一度、先生に見てもらう予定です。

見知らぬ顔ばかりでしたが、
藤澤先生や NPO雨漏り診断士協会理事長 が参加されていました。

とある工務店の店先で

昨年3月に以前の仕事を辞めご夫婦二人ではじめた 工務店 に訪問しました。
それまでも、同じ業界で様々な住まいに関わっていたとのこと。
いろいろご苦労もあると思うのですが、
ご夫婦で良質な住まいづくりを楽しみながらやっているようです。

メーカーへはご用聞きではなく、住まい手に提供できる様々な「引き出し」を提供すべきだと話。
確かにその通りです。

こうした住まいづくりに少しでも貢献できればと思います。

玄関脇では、緑のカーテンも実施中です。うれしいですね。

会社訪問

友人の方が社屋をリニューアル。訪問してきました。すっきりした外観です。

設備関係のお仕事をされていることもあり、3台あるトイレが全て違うメーカーのものでした。各メーカーの違いを社員が体感できるようになっています。
喫煙ルームでみた煙清浄機。
上部から風を出し、下部で吸い込む。PUSHとPULL双方の機能持っています。
これだとたばこの煙も綺麗に取り込まれるとか。
窓台やカーテンボックスまでサッシと同素材で仕上がっています。
どうも金属にばかり目が行ってしまいます。

完成するまで採用になることを聞いていませんでした。
あえてそうしようと考えていたようです。心憎い配慮ですね。
ご採用有り難うございました。

とある設計コンテストにて

おそらく社内向けと思われる大手の設計コンテストに同席させていただいた。
 *当社の200倍の規模の企業
表彰式、講演、パネルを通じて感じたことは、
たとえ規模が200倍であっても悩んでいることは同じということ。
しかしここまでお金と時間をかけて意識改革を計ろうとするところが大手ならでは七日もしれない。
参加された社員の方がこのコンテスト発表会に参加して何を感じたか。
その感じたことを具体的にどのように行動に反映するのか。
そんなアンケートがあったら是非見せてほしいと思う。

表彰された建築家・工務店だけでなく、
社員の方も数名パンフレットを持っていっていただいたようだ。
こういった商品に対してどのようなことをかんじるのだろうか。

懐かしい風景

緑のカーテン応援団の任務を終え、
現在リフォーム工事を依頼している工務店社長(応援団の一員です)が手掛ける
完成現場が開催されているとのことで、一緒に行って来ました。
3棟長屋の真ん中を家のみ壊しての建て替え工事。
サッシを囲うコンクリートの壁がポイントになっています。

吹き抜け上部にある天窓からは雨で溜まった水が綺麗に光を乱反射させています。
*設計の方も知り合いですが、意図していたわけではなかったようです。

屋上からの風景。
なんと私の母校である中学校の運動場がよく見えます。
ちなみにこのテニスコート。現役時代はクレーコートでした。
プール奥、左側の建物が部室。2Fは剣道場です。
この剣道場で合宿したことを思い出します。

消灯以降も騒いでいて、部長に怒られ、
この50mプールの廻りをパンツ1枚で20周させられました。