坂茂 プロジェクツ・イン・プログレス

4月19日から始まった「坂茂 ブロジェクツ・イン・プログレス」
真壁智治さんにお誘いいただき、18日の内覧会に参加させていただきました。

建築関係のみならず著名な方が数多くお越しになっていました。

今週末オープンするラ・セーヌ・ミュジカル
4階にその模型が展示されていました。

もともとルノーの島だったところ、
紆余曲折があり、今回のコンサートホールの建築となったそうです。
船のようにみえる全体像。
中央にあるのが1000名を超える人数が入れるコンサートホール。
帆にみえるものは、太陽光パネル。
太陽の動きに合わせて回転し、太陽光発電の効率を高めるとともに、
コンサートホールに当たる直射を避ける働きもあるとのこと。

実は4月19日に行われた講演会「作品づくりと社会貢献の両立」

坂さんのお話を聞く機会もいただきました。

建築家の仕事というと特権階級(ex:医者・弁護士など)がメインのクライアント。
こうした社会的地位のある方が建物を計画するときにご一緒できる仕事はとても充実している。

そのクライアントである医者や弁護士は、社会の弱者を救う仕事をしている。

建築家も特権階級だけでなく、もっと一般の方や社会に対して仕事をしなければならないのではないか。

そんな思いから、社会貢献活動に関与するようになったそうです。
1994年のルワンダ虐殺からなので、既に20年以上、30代から関わっているということになります。

なぜ紙管なのか?

紙管は、どこの国に行っても必ず手に入るもの。
紙管(紙)は、工業製品。なので紙の段階で、防水・防火などの対策がやりやすい。
強度がある、加工しやすい、安価などもその理由のようです。

仕事と社会貢献の両立

格がだいぶ違いますが、会社とNPOをまとめる立場にいる者として
少し、通じるものも感じることができました。

また、雨のみちをデザインする仕事でどのような社会貢献ができるか?
そんなことも改めて考え始めています。

ギャラリー間にもう一度行ってみようかと思います。

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