フェライト系ステンレス(1119)

たてといの本数(1112)

今回は特注課の責任者が当番。
最近、ビル用雨といで採用するようになったフェライト系ステンレス。
特注関係、特に特注色対応についてはSUS304と比較すると
だいぶ単価を抑えることが出来るので、今後の市場の動向に期待したいとのこと。

ここ数年の素材高、特に金属関係の値上がりは数倍という単位で進んでいる。
一部、資材高を価格に反映できずに倒産している企業も出ているようだ。
建築業界では、ステンレスというとニッケルの入ったSUS304が一般的。
磁石につかないということで、現場監督がチェックして廻ることもある。
技術の進歩で、フェライト系ステンレスの性能も格段にUP。
ニッケルの価格高騰に仕入れ価格が左右されないこともメーカーにとっては魅力。
屋内のステンレス製品だけでなく、
屋外でもグレーチングなど採用するメーカーが増えてきている。
ある建材メーカーでは、今後自社ステンレス商品の80%がフェライト系になるだろう
との話もあった。

貴重な資源を適材適所に使い分ける。
そんな視点が、金属にも当てはまってくるように感じている。

“フェライト系ステンレス(1119)” への1件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    タイトル : レーザー導入(1126)
    フェライト系ステンレス(1119) 残念ながら私は欠席。報告を参考にしながらupします。 担当者の話  雨のみちについてすでに4回目の発言。  なかなか言うことがなくなってきたということで、  今回は秋田工場に導入したレーザーの話。  レーザーでステンレス板に文字を抜いたものを見せながら、  多様な対応、迅速な対応が出来るようになっている。  試作スピードも早くなるので、様々なアイデアを何でも言ってほしい。  併せて、今後どのように活用していくか、開発としても検討が必要。 …… more

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