学校開放でまち育て

先日、ある方からお話を頂き、この本を読んでみました。

地域におけるコミュニティーが崩れてきているといわれる中、
公立小学校を中心としたコミュニティーが育っているという実践例です。

これからのコミュニティーは、血縁や地縁よりも、
子どもを介した地域の大人同士をつなぐという考え方。
すなわち 子縁 が大切だと記されています。

公立小学校を中心としたまち育て。

優秀なコーディネーター、そしてお父さんの参画がポイントのようです。

学校開放でまち育て  岸 裕司 さん 著

14×4が感じる「カワイイ」

地元の公立中学生の職場体験学習がありました。
当社は「製造業」なんですが、残念ながら工場は既に秋田に移転してしまっています。

そこで・・・担当のマーケティング部が考えた職場体験学習の題目がこちら

14×4が感じる「カワイイ」

街に出て様々な「カワイイ・かわいくない」を探してもらいました。最終日、発表になった結果がこちら。
参加した14才4名からひとりずつ発表してもらいました。

こちらの発表で印象に残ったのは「かわいくないもの=電線」
解決するためには、白くするのがよいとのことでした。
なくすことばかり考えていたので、なるほどと感心してしまいました。

こちらは唯一の男子学生。
「カワイイ=ログハウス」この建物は自宅の近所なので、よく知っています。
弊社の雨といもついているうれしい建物です(笑)。

「かわいくない=横断歩道の標識」 何だか堅すぎるとのこと。
女の子にしてランドセルを背負わせれば良いのではとのことでした。 確かに良いかも!

最後はこちら
左下に2つの建物があります。
「かわいくない=昔の和風建築」
「カワイイ=洋館&昔のポスト」

銅雨といが低迷している理由がよく判ります(涙)。
但しフォローの発言もありました。
かわいくないから不要なのではなく、伝統的なものも残すことも大切とのこと。

最後の1時間ほどの発表会だけ参加しましたが、
14才とは思えないほど、皆さんしっかりされていました。

職場体験学習というと、生徒が学ぶだけといったイメージもありますが、
やり方によっては、企業にとってもプラスになるようです。

参加された4名の中学生の皆さん、ありがとうございました。

持続可能な社会形成のために

昨日は2ヶ月に1度開催される有志による教育に関する勉強会
テーマは持続可能な社会実現のための教育でした。
講師は聖心女子大学の永田佳之先生 おそらく同年代の方だと思います。

歴史を振り返ってみると

1980年代 持続可能な開発:SD(Sustainable Development)
 ノルウェーの首相ブルントラント氏がまとめたブルントラント報告書
 この中に  経済成長     と 自然保全
       現代世代のニーズ と 未来世代のニーズ
 以上2つの新たな考え方が提示され、持続可能な開発(SD)が使われるようになった。

1990年代 持続可能な開発のための教育:ESD(Education for Sustainable Development)
 92年のリオのサミットで教育の大切さが地球憲章という形で訴えられる
 但し、作成にした専門家たちに教育関係者は少なかった
  *リオのセヴァン・スズキさんのスピーチでも有名です

2000年代 持続可能な開発のための教育の10年
02年のヨハネスブルグの地球サミットで教育の充実を図るために10年という機関を設定
 当時の小泉総理の提案によって実現されることに
 3年の準備期間を経て、2005年よりスタート
 2014年の最終年には日本で国際会議が開催されることが既に決定している

以上のように大まかに10年単位で世界が動いてきており、
その第3段階の中間点に現在あるとのこと。

各国の取り組みなど事例を交えたお話はなかなか興味深いものがありました。
欧米のみならず、中国やタイの話を聴いていると、日本よりも進んでいるよう受け取りました。
緑のカーテンや雨水の授業などが更に注目されることでしょう。

こうした社会を実現するために目標とする大人像が見えにくい現状はありますが、
社会起業家など良い事例も出てきています。

2014年というとあと5年弱しかありません。
今後もこのESDの動きに注目していきたいと思います。

成果の確認

地元の成人式に出席しました。
地域ごとに分けて開催される式典。
二十歳になった子どもたちの恩師が参加するのも特徴のひとつです。

中学校なら5年ぶり、小学校なら8年ぶりの教え子との再会。
自分たちが関わった子どもたちがどのような成人になったのか、確認が出来る良い機会です。

成人した方の一人から「シャッター押して下さい」と頼まれました。
恩師を囲んでの撮影。
結局、写った全員の持つカメラ(携帯含む)のシャッターを押しました(笑)。

成人された皆さんにとっても、また恩師にとっても良い機会になる式典でした。

ひらめき発明展

第4回板橋子どもひらめき発明展の審査会に参加しました。
1次審査を通過した、小中学生の作品約50点を9名で審査。
身近な課題を見つけ、それを自身のアイデアで解決しようと取り組んでいる。
ユニークなアイデアが多く、優劣がつけがたい内容です。
モノづくりはこんな心・考え方が支えているんだと感じました。
参加された子どもたちの将来が楽しみです。

  *審査中の様子です
最終結果の発表は12/20を予定しています。
それまで各作品は板橋区立教育科学館で展示されています。
お近くにお越しの際は是非ご覧下さい。
 *ちなみに自邸と同じ町内にあります

いたばし教育フォーラム

徳島から東京に戻り、地元の教育フォーラムに参加しました。
中学校長会と中学校PTA連合会が主催。
「職業人としての生きる力を育むために」をテーマに行われました。

全体会では「職場体験から学んだこと」と題して2つの中学校から発表がありました。
 ・責任があるということ
 ・仕事の体験だけでなく、内容改善まで考えていること
 ・こうした発表の機会が子どもたちの就労感を深めていること
そんなことを感じました。

また分科会では
 中学生部会・教職員部会・保護者部会に分かれて行われました。
 各グループには地元中小企業経営者が入り、校長先生の司会のもと実施。
 それぞれ有意義な議論が進められたようです。
 中学生部会では「大人は格好いい」というアンケート結果もあったとのこと。

こうした機会が増えることが地域の教育力向上につながることと思います。

主催された皆さんお疲れさまでした。

学校公開


私の母校でもあり、次女、長男の通う小学校の学校公開に行って来ました

昔でいう授業参観日ですね
算数の違う長さのストローを使って三角形を作る授業
ガラスの小瓶にまつわる道徳の授業が興味深く感じました

4時間目に体育館で行われた保護者のための道徳に関する講演も良い内容でした
低学年を中心に多くの保護者が来ていました

いいことですね!!

WBCよりも感動しました

卒業式

昨日、3/25は小学校の卒業式に参列いたしました。
52名の卒業生が、それぞれ将来の夢や希望を卒業証書をいただく直前に壇上で具体的に語りました。

WBCでの2連覇にも感動しましたが、それ以上に熱いものを感じました。
子どもたちの夢を実現するために何ができるかを考えさせられました。

式が終了すると小雨がパラパラ。自転車だったので急いで帰りました。
ちなみにこの小学校も雨水利用を実践されています。