HIGASHIYA

先日、HIGASHIYAというお店に行って来ました。

目黒側沿いにある古い建物をリニューアルしてできた和菓子やです。
写真からわかるでしょうか?
銅が使われています。程良い色にかわってきていますね。

入口を入ると正面にある床の間のようなしつらえ。
左下の吐水口から水が流れ出るようになっています。
そこに張られた水の中にHIGASHIYAの家紋?と思われる金属板があり、
上部からの照明の光が水の中の金属板に反射して天井に写っています。
思わず立ち止まってしまう空間でした。

戴いた和菓子を一つ紹介します。棗バター
レーズンバターのようなテイスト。
お店の人も言っていましたが、酒の肴にもなる和菓子です。

2階は目黒川にむけて大きな窓があり、桜の季節には絶好の長めのようです。
私が行ったときは既にほとんど散ってしまっていました。

心地よい家はこうして生まれる

普段、自宅ではTVは見ない生活をしていますが、
先週の関西出張の際にたまたま
「プロフェッショナル 仕事の流儀」というNHKの番組を見ました。

当日はスタジオジブリの映画のプロデューサーとしてお馴染みの鈴木敏夫さん。
なかなかおもしろい内容でした。

そして今週は建築家の中村好文先生。

「心地よい家はこうして生まれる」

というタイトルです。

放映日は 4/13(木) 22:00~
ちょうど出張中(秋田)なので早めにホテルに戻り見たいと思います。

柱のきた道

OZONEで行われているミニ展示会にも行って来ました。
6階の奥の方で開催されています。2ヶ月間行うとのこと。

担当されている方にとても親切にしていただきました。
実際に靴を脱いであがれるスペースもとっています。

当たり前のことですが、
こうして柱のきた道を考えると、
いま使われている柱は、
何世代もまえから引き継がれている財産なんですね。

固定化されているCO2も
50年も100年も前の大気から吸い取られたものということになります。

大切にしたいですね。

とある展示会

友人の紹介でとある展示会(ビックサイト)に行ってきました今回は安全がテーマ。
耐震性に関する展示が多く見られました。
各社の設備関係を一連に並べて、アンケートを収集。
抽選でプレゼントがあるようです。
一般の住まい手も多く来場しているためか、特に人気のコーナーでした。

気になったものを幾つか
デザイナーを入れてパターン化したモザイクタイル。
まもなく商品化のようです。
私以外にも写真を撮っている方がありました。
女性ではなく、壁の印刷に注目して下さい。
次世代インクジェットという名目で展示されていました。
通常のインクジェット印刷と同様に外壁にも自由に絵が描けるようです。
ただいま研究中とのこと。まだ発売日時は決まっていません。
6リットルで流れるトイレ。
4月1日付で発売された商品です。
従来品13リットルと比較すると水の使用量が半分以下に。
日本人の一般家庭の水使用量の約1/4がトイレ。
これが半分になれば、1家庭あたり1日100リットル以上の節水が可能になります。
ポイントは位置エネルギー。
ロータンクの上位の水を使う仕組みになっています(当日解説頂きました)。
この形式なら、地震で上水が補給されなくとも
ロータンクに水を入れれば流すことができます(本件も解説頂きました)。
 *最近は水圧がないと流れないタイプもあるようです
雨水利用にも使えそうですね。

シュッとしている


オープンハウスに行ってきました。
試作段階の製品の出来具合を確認することが一つの目的です。
すでに幾つかのブログでもその様子がUPされています。
三代目のダイアリー positive thinking man! コイワびと。


この雨とい、「シュッとしている」との感想を頂きました。
皆さんはどのようにかんじられますか?


とても青空がきれいだったのでこんな角度で撮ってみました。


これはおまけの写真です。

またお施主様に初めてお会いすることもできました。
とても喜ばれていらっしゃいました。
互いにブログを見ていたこともあって、
なんだか初めてあった感覚がないのがおもしろいですね。

ビフォーアフター

本日放映のビフォーアフターに私の知り合いの建築家が出演します日本橋の物件です
少しだけ当社の商品も出るかも知れません

春のバスツアーその3 国際版画美術館・その4 欅ハウス

国際版画美術館
既に築20年が経過していますが、あまり感じません。
緑青銅板も良い状態を保っているようです。
欅ハウス
こちらも建築当初はいろいろ話題になりました。
既に3回目の冬を迎えています。
知り合いが住んでいることもあり、私は既に5~6回訪問しています。
葉が生い茂っているときのほうがこの欅の存在感を感じることが出来ます。
ちなみに当日はこのマンションにすむ子どもたちが集まって、たき火をしていました。
敷地内に子どもたちが安心して集まれるのは良いですね。

春のバスツアーその2 マーガレットホール

次は相模原女子大100周年記念 マーガレットホールこちらではこの計画のランドスケープを担当された方から話を伺いました。
「アクロス福岡」や「地球のたまご」も手掛けられた方です。

緑についてはその地域のものを使うことを基本に計画。
建築工事で出る残土を利用し、起伏を設け、立体的な緑を意識したとのこと。
雨もこの起伏によって池に誘導するよう計画されたとのこと。
夏場の蒸発の多い時期にのみ井戸水を足しているそうです。

そんな中で注目したのは「緑の引出し」上部に見えるガーゴイル(ステンレスパイプ)から出る雨水を1段目の引出しが受け、2段目、3段目と流れていく設計になっています。ちなみにこの写真は南側から撮ったもの。
北側に比べて南側の方が乾燥するようで、緑が育ちにくいとのことでした。
このあたりは、現在の改良版に活かされているそうです。

春のバスツアーその1 青山学院大学相模原校舎

春のバスツアー 一つ目の現場は青山学院大学相模原校です
まずは教会。学校のある日は毎日10:00から礼拝があるそうです。
パイプオルガンの音を聴いてみたいですね。
私もミッション系の学校だったのでちょっと懐かしい感じがしました。
ここは食堂です。学生証がICカードになっていて、清算なども出来るようです。体育館。バスケットがメインのようです。
最初は気づきませんでしたが、観客席にもしっかり「AGU]の文字が。教室です。ご覧の通り、ここは車椅子用の机。現在車椅子で通学する学生が2名いるそうです。この前に倒れる椅子には席を立たずに後ろが通れるようにすることで、セクハラ防止にもなっているとのこと。
ちなみに教室の椅子や机はストッキングが破れないよう配慮がされているとのことでした。

今回のツアーは、建築に携わった設計の方の解説がありました。
サスティナブルがテーマの一つ。
そのこだわりの中に「雨だれ」がでないよう配慮したとのこと。
確かに窓枠の下に出る汚れは気になるところ。
そこでこの建物は全ての目地を揃えることを前提にタイル割りを考えたそうです。
その為に建物毎にタイルの大きさを若干変えているとのこと。
また窓の納めにはこんな工夫もありました。

まさに雨のみちを考えた設計でした。

ちなみに大型建築の場合、ほとんど雨といが表に出てこない場合が多いのですが、
目に付いたものをいくつか。
あえて2本にしています。こちらも同じ2本でデザイン。こちらは建物の壁面にうまく納めています。

またステンレスのコーナールームセット(この呼称で合っているでしょうか?)が使われていました。
確かに角は汚れやすい部分。筒状のものがつけられていました。