Dialogue Theater – いのちのあかし –

6月2日(月)に大阪・関西万博に行ってきました
いくつかご採用いただいているパビリオンなどがありました
何日かに分けてお知らせいたします


Dialogue Theater – いのちのあかし –
河瀨直美さんのプロデュースです
建築設計は株式会社SUO周防貴之さん
まだお会いしたことはありません


手前は、誰でも自由に入れるエリア
実は一つも予約することができずに万博に行きました


二つの廃校となった廃建築にパビリオンという役割を与える
補強なども考えつつ移築されたようです


見上げると・・・なんとスタンダードが採用されていました
古材にシルバー色がよく馴染んでました
シンプルなデザインのスタンダードならではかもしれません


ガラス張りの内部


河瀨直美さんの映像が2つご覧いただけます
よく見ると椅子も補強されていますね


アテンダントユニフォームはミナ・ペルホネンのデザイン
こちらから、河瀨直美さん皆川明さんの動画も見られます


これは、そのまま持ってきたのかな?


ぜひ訪れてほしいパビリオンです
こちらは予約ナシでご覧いただけます


福知山市立細見小学校中出分校にあったイチョウの木も移植されています
秋には黄色くなるんでしょうね
大屋根リングからも見えるのではないでしょうか?


分校をずっと見守ってきたイチョウの木


こちらが予約が必要なパビリオンです
右が福知山市立細見小学校中出分校
平屋だった廃校がシアターになっています


覗いてみると・・・なんと予約ナシで入れました
月曜日11時過ぎと早めの時間だったからでしょうか?
ありがたい 待ち時間10分ほど


まずはこちらをいただきます
これを持っていると入場できます
裏にもいろいろ秘密があります


2階にあがってアテンダントの方から説明を受けます


まるで先まで続くように見える廊下
*ガラスが張ってあります


窓ガラスに書かれた河瀨直美さんのコメント
*仏語ですね たぶん

その後、シアターに
撮影不可なので写真はありません
Dialogue Theaterの意図が見えてきました
何度も行ってみたくなります


万博会場には10時過ぎから20時過ぎまでの約10時間
その中で90分程度、今回一番長い間お邪魔したパビリオンでした

大阪・関西万博
Dialogue Theater – いのちのあかし –

建築と利他

哲学的な対話がくりひろげられた
建築と利他

中島岳志さんの本はこれが4冊目
まさか建築家、しかも堀部安嗣さんとの対話の本が出るとは
ドラム、中島さんの奥様
コロナ禍でそんな出会いがあったようだ

竹林寺納骨堂を巡る対話
海老塚住職も参加
どのような死生観を持たれているのか
そんな目線で堀部安嗣さんに依頼したようだ

私も訪ねたことがある
この対話に出てくる話を読むとまた行ってみたくなる
過去、現在、未来そんな時の流れを感じながら佇んでみたくなりました


三島さんがいてもたってもいられず
竹林寺に行ってしまうというのもわかる気がします

建築に関係する方はもちろんですが
これから住まいづくりを考える方にも読んでほしい

建築と利他
中島岳志さん
堀部安嗣さん

「Dialogue Theater―いのちのあかし―」

 

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Dialogue Theater―いのちのあかし―
映画監督の河瀨直美さんがプロデュースされています
Instagram動画がアップされているのを見つけました

会場にある建物は、2つの廃校舎が移築され、3棟のパビリオンとなっています
建築設計をされた株式会社SUO周防貴之さん
廃校舎にスタンダード なかなかいい感じです

ユニフォームはミナ・ペルホネン
皆川明さん河瀨直美さん対談もアップされていました
こちらもご覧ください

実際に体験に行かないとですね

Dialogue Theater―いのちのあかし―

住宅建築2025年6月号


人間力と快適性を問い直す
宿谷昌則さん山田貴宏さんの対談

二元論では解決できない
人それぞれの快適は違う
そもそも自分が感じる快適がわからなくなっていることも問題かもしれません
もっと自然の中に身を置く時間を増やす必要もありそうです

私のブログを振り返ると
2010年の記事が出てきた
電車の中で色々お話を伺っていたんですね

素材の可能性を探り心地よい空間を目指す
もるくす建築社佐藤欣裕さん

確かに素材の組み合わせが複雑になっている感じはしますね
素材は弊社にとっても大切なテーマ
美郷アトリエでは銅本掛一文字を採用いただいています
エコテクノルーフもですが
雪国の美郷町、どのように変化していくのかが楽しみです
消極的快適性という視点もいいですね
機械頼りになってしまわない
やはり、自然の中に見を置くことが大切ですね

住宅建築2025年6月号 No.511

茶の本


1月は茶の本を読んだ

岡倉覚三がニューヨークで英文で出版したものを翻訳したもの
なかなか難しく、対話双書と合わせて読み勧めた

読書会でなかったら読み終えることができなかったかも

西洋に対する危機感を感じる内容
日本人の美意識の原点を感じました

お茶の世界にも触れていみたいですね

茶の話

新住宅産業論


無資源国家の日本において
森林資源を活かし、長持ちさせる、残存価値がある建築づくりは大切なテーマ

これを仮設住宅から考えていくところが面白い

3.11以降、仮設住宅の質は上がってきていると感じる
2年では到底でられず、長く住めることを考えるようになったこと
地場工務店が担うようになってきたこと

南海トラフ巨大地震を考えると
モバイル建築という考え方があるなと思いました

LEXUSのように残存価値がある建築づくりができるといいですね
国力向上にもつながると思います

新住宅産業論

人生と仕事と学びをつなぐ15の講義


母校のキャリアデザインの講義を書籍化したもの

社会人になってから社会人とは何かを考える
そんな時代だった40年前とは全く別物ですね

特別講義1は現在、総長であられる西原廉太さん
文学部で教授をされている頃からのお付き合い
もう10年くらいになるかと思います

「常識」「定説」を疑う
「権威」を問う
真理とは何かにこだわりつづける

大学生活の4年間をどう過ごすか?
*ケースによっては5年間?

すでに働き始めている人にも参考になると思います

西原廉太総長はもう1期(4年)やられることも決まりました
これからもユニークな母校であってほしいと思います

人生と仕事を学びをつなぐ15の講義