ゴーヤ先生

エコプロダクツ2011
いよいよ明日までです。
皆さんのご来場お待ちしております。

*本日お立ち寄りいただき対応できなかった皆様大変失礼しました。

ゴーヤ先生

株主通信

この時期、半期決算を終えた企業から幾つか株主通信が届きます。
その中でも目に留まったのが杉田エースさんの株主通信。

仮設住宅×緑のカーテンプロジェクトに対して、
多額の寄付金と設営部隊として社員を延100名以上派遣していただいた杉田エースさん
なんと3ページにわたってプロジェクトについて紹介していただいています。

また先日行われた取引先企業経営者が200名以上出席する納会でも、
仮設住宅×緑のカーテンプロジェクト副社長から紹介いただきました。
その場で、私まで壇上でお話する機会をいただきました。
重ね重ねありがとうございます。

極めつけは今年度の株主優待
なんと、来春に緑のカーテンキットが届けられるとのこと。
弊社にも送られてくるようです。

これで来年も更に緑のカーテンの実践者が広がることでしょう。

ジュニアグリーンスクールで行われるオープンセミナー

エコプロダクツ展の会場で行われるジュニアグリーンスクール。
その会場でオープンセミナーが行われます。

仮設住宅からの声~今、私たちにできること~ NPO法人緑のカーテン応援団
17日(土) 14:30〜15:10

■登壇者
鈴木良一氏あすと長町仮設住宅運営委員会 会長】
・小堺秀治氏【NPO法人緑のカーテン応援団 理事】

仮設住宅の課題と、その解決策に迫る、40分間のトークセッション。
仮設住宅ご入居者の「生の声」を届けます。

多くの方にご参加いただければと思います。

エコプロダクツ展

今年もエコプロダクツ展に参加します。

まずは㈱吉岡
被災企業として出展する機会をいただきました。
高反射率塗装を採用した定尺の屋根材ウッドピースを出展します。
㈱タニタハウジングウェアの商品も一部展示予定です。

もちろん例年のごとく、今年もNPO法人緑のカーテン応援団も出展いたします。
今回は、仮設住宅☓緑のカーテンプロジェクトの報告がメインとなる予定。

ステージ講演も予定されています。
日時 12/17(土)13:00-13:15
講演タイトル 仮設住宅×緑のカーテンプロジェクト  是非お越し下さい。

まだ同日(時間調整中)に詳細は決まっていませんが
仮設住宅の課題 ~私たちに出来ること~
あすと長町仮設住宅の運営委員会会長とのトークショーです

エコプロダクツ展終了後
仮設住宅☓緑のカーテンプロジェクト 大懇親会 も行う予定です。

私は12/16・17日と会場に詰める予定です。
ぜひお声がけください。

あすと長町 応急仮設住宅 行ってきました

あすと長町に行ってきました。
到来する冬に向けての工事が行われていました。
*干し柿がチョット気になります

南側は2重サッシに。
結露しなくなったと喜んでいらっしゃいました。
そして金属製の外壁材が貼られ
こんな風に仕上がるようです。

なお線路側(西側)の壁面にはペイントが施されるとのこと。
ボランティアでやっていただける団体があるようです。

どのように仕上がっていくか楽しみです。

あすと長町 応急仮設住宅
 ホームページ  と  ブログ  が立ち上がりました。
こちらもご覧下さい。

3階建ての仮設住宅

女川町に3階建ての仮設住宅が完成しました。

こちらでも来夏に向けてぜひ緑のカーテンに取り組んで欲しいと思います。

緑のカーテン東京フォーラムの聴衆者より その3

緑のカーテン東京フォーラムの聴衆者より その2

<石森宏氏(NPO法人ゼファー池袋まちづくり/アイポイント理事長)>
「ゼファー池袋まちづくり」は、池袋西口商店街連合会を母体として生まれたNPO。
池袋西口を活性化するためのさまざまな活動に取り組んできた。

地域通貨「アイポイント」は、
放置自転車対策、繁華街の環境浄化パトロール、街の緑化と美化、都市と農園との共生という
4つのプロジェクトを連動させた活動。
緑化については、立教大学社会学部阿部治ゼミと協力し、
大学のシンボルであるツタを池袋の街じゅうに広げる取り組みを行っている。
こうした活動に参加した人、寄付をした人がもらえる「アイポイント」は、
プロジェクトの一環としてメンバーらが埼玉の農園で育てたジャガイモと交換している。

今年、池袋駅西口駅前広場にお目見えした
緑の立体造形「モザイカルチャー」の維持管理も、ゼファーの活動のひとつ。
モザイカルチャーとは、金属のフレームでつくった人や動物などの形に土を入れ、
花や草を植え込んだもので、今回設置したのは「えんちゃん」という名のフクロウのキャラクター。
銅像や石像は作ったらそれで終わりになりがちだが、植物は日々のメンテナンスを必要とする。
維持するのは大変だが、その作業を通じて人のつながりが生まれ、コミュニティづくりへと発展する。
立教大学の学生たちも巻き込みながら手入れをし、緑のまちづくりをすすめている。

緑は人の心をおおらかにし、みんなを幸せにする。
緑を広げるために体を動かし、汗を流すことは、ある意味、一番の省エネ。
こうした活動には、高齢者の積極的な参加を期待したい。
リタイアした人たちが本気になって取り組めば、街は必ず変わる。
自分にとって、緑のまちづくりはライフワーク。
もちろん、緑のカーテンも実践している。
効率重視の社会にピリオドを打ち、自然のサイクルを大切にしながら、
池袋を「田舎化」したいと夢見ている。

中村陽一氏(立教大学21世紀社会デザイン研究科委員長・教授)>
池袋は、街の中心部と住宅地が近接しているコンパクトなターミナル都市。
歩行者の動線は駅周辺に集中し、面的な広がりに欠ける点が課題。
めぐり歩くことでの楽しさを演出することは、街の魅力を高める重要な条件のひとつだが、
一方では住民のプライバシーの確保も求められる。
こうした回遊性とプライバシーの両立を実現するうえで、緑のカーテンは大きな役割を果たしうる。

コミュニティにおいても、住まいの開放性とプライバシーの確保を両立させることは重要なカギとなる。
仮設住宅に緑のカーテンを設置する活動は、まさにそのニーズに応えている。
その一方で、仮設住宅では集会所が活用されていないケースが目につく。
阪神淡路大震災で、仮設住宅での孤独死が相次いだ経験から、
コミュニティづくりには集会所が必要だという話になって、今回設置が進んだが、
器だけつくってもコミュニティは育たないし、コミュニティづくりを目的化した活動は往々にして失敗する。
コミュニティとは、暮らしに必要な機能を当事者が協力して生みだす中から、結果として育っていくものだ。

緑のカーテンには、人々のつながりを生みだす「場」としての力がある。
そうした場が地域に点在し、つながっていくことが重要。
たとえば、池袋西口公園の周囲にオープンカフェが次々とできて緑のカーテンをしつらえ、
公園の緑とつながれば、魅力的なゾーンになると思う。

緑のカーテンは、室内の温熱環境の改善や地域の緑化に役立つだけでなく、
環境意識の向上、コミュニティの育成など、さまざまな波及効果がある点が魅力。
さらに、文化やアート、デザインとの融合や、コミュニティビジネス、ソーシャルビジネスなどと
接点をもつ取り組みなども考えうる。
こうしたソーシャル・インパクトを数値化するのは難しいが、
緑被率とは異なる観点から、「豊島方式」「池袋スタイル」といった形で、
豊島区の緑に関する独自の指標を考えてみるのもおもしろいかもしれない。

Facebookにアップされた 渡辺由美子さん の報告を許可を得て、転記させていただきました。

緑のカーテン東京フォーラムの聴衆者より その2

緑のカーテン東京フォーラムの聴衆者より その1

第1回「緑のカーテン」東京フォーラムin池袋@立教大学(10/30)。
後半のパネルディスカッション「『池袋の景色が変わる』緑のカーテンと区民の力で」の報告です。

新宿や渋谷とならぶ副都心として位置づけられている池袋。
1日の乗降客が246万人にもおよぶ巨大ターミナル池袋駅や5つの大学を抱え、
業務・商業機能も集まっていますが、
ビル街のすぐそばに住宅地が広がる生活都市でもあります。
そんな日本有数の高密都市・池袋のまちづくりに、緑のカーテンはどんな役割を果たしうるのか。
4人のパネリストから、示唆に富んだ提言が寄せられました。

<隈研吾氏(建築家、東京大学教授)>
「市民参加のまちづくり」を掲げるのは簡単だが、具体的にすすめるのは難しい。
緑のカーテンを自分で手作りすることは、都市の緑化に直接結びつく活動であり、
都市計画に市民知を反映させる第一歩になる。
そうした「小さな緑」と、公園のような「大きな緑」をつなげていくことが都市にとっては重要。
街の中心部と住宅地が隣接している池袋には、その点で大きなアドバンテージがあり、
先進事例になる可能性を秘めている。

また、緑化のプロではない市民が手作りしたものには多様なおもしろさがある。
それを披露しながら人々が交流する「オープンハウス」を試みてはどうか。
昔の日本家屋の縁側でなされていたような「他人を呼ぶ仕掛け」が街を活性化する。

「大きな緑」については、設計を担当した豊島区役所新庁舎のプランを紹介したい。
日よけ、緑化、太陽光発電など、
多様な機能をもつパネルが木の葉のように建物をつつむ「エコヴェール」を導入することで、
タワー建築の壁面緑化が可能になった。
こうした立体的な緑のカーテンは、池袋のような高密都市にはぴったりで、
他の建築への広がりを期待したい。

〈高野之夫氏(豊島区長)〉
豊島区の公園面積は23区最下位。緑被率も下から数えた方が早い。
約1万本の苗木を植樹した「学校の森づくり」事業などを通じて公共の緑を増やす取り組みを行ってきたが、
民有地の緑は減少している。
区の人口は今も増え続け、空き地もない中、緑のカーテンは大きな突破口となる。

緑のカーテンの活動を大きく広げていくには、やはり地域の支えが必要。
人々が互いに協力しながら取り組むことで緑が広がり、コミュニティも育まれていく。
また、街の美化や防犯にもつながり、さらには節電の効果もある。
大がかりなことをせずともさまざまな面で有効な緑のカーテンには大いに期待している。

豊島区も、苗の配布やコンテストの実施をはじめとする推進策に取り組んでいるが、
その実効性についてはじゅうぶんつかみきれていない面もある。
また、条件の厳しい場所での取り組みなど、地道にチャレンジしている人々の努力に報いたい気持ちもある。
区民がさらにやる気になるにはどんな施策が必要なのか、知恵を借りつつ検討していきたい。

Facebookにアップされた 渡辺由美子さん の報告を許可を得て、転記させていただきました。

緑のカーテン東京フォーラムの聴衆者より その1

今年、仮設住宅☓緑のカーテンプロジェクトのボランティアに参加いただき、
本フォーラムにも参加いただいた渡辺由美子さん

講演会並びにパネルディスカッションの報告をFacebookにアップして頂きました。
ご本人の許可を得て、3回に分けてアップいたします。

その1 講演会

第1回「緑のカーテン」東京フォーラムin池袋@立教大学に参加(10/30)。
当初3月に予定され、震災のため延期になった豊島区主催のイベントです。
(共催:NPO法人ゼファー池袋まちづくり立教大学NPO法人緑のカーテン応援団

講演会「緑のカーテンから広がる心豊かな暮らし~家庭で、学校で、そして全国へ~」では、
緑のカーテン応援団理事で小学校教諭の菊本るり子さんが、
ご自宅や勤務先の小学校での約10年間に及ぶ実践を報告してくださいました。
緑のカーテンの設置によって室内の温熱環境が改善される原理、
都会の子どもたちの環境教育としての側面、
さらに、PTAや地域住民が子どもたちの活動を応援することでコミュニティが育まれている様子や、
緑のカーテンを通じてご近所づきあいが広がっている商店街やマンションの事例など。
毎日の世話を通じて子どもたちが緑のカーテンと友だちになり、
「誰かにつくってもらったカーテンでは意味がない。自分たちでつくらなくちゃ」
と語ったというエピソードは、身近な自然を育むことで子どもの心が
大きく成長していくさまを端的に物語っていると感じました。

その一方で、この夏の電力不足の解決策として「緑のカーテン」が一躍脚光を浴びたことにより、
一部で弊害が生じているとも指摘されました。
校長先生や自治体の首長がトップダウンで
「どこよりも大きなカーテンを」「建物を丸ごとカーテンで囲め」といった
無理難題を押しつけてくるケースが見られたのだそうです。

「現場の担当者は疲弊し、生育条件の悪い場所で植物は育たず、
緑のカーテンへの否定的な評価が下されてしまうことが心配」と菊本さん。

今年は緑のカーテンの節電効果にばかり注目が集まった感がありますが、
その多様な魅力をもっと多くの人に知ってほしいと、あらためて感じました。

板金新聞 10月15日号

業界紙なんですが、こんなに大きく取り上げて頂きました。
ありがとうございます。

今後、冬に向けて断熱化工事が進んでいくと思われますが、
雨といを取り付ける仮設住宅も増えるようです。
 *幾つかの自治体情報より

外水道がない仮設住宅。これで緑のカーテンへの水やりに雨水を利用することができそうです。

こんな活動にも積極的に関与していこうと思います。