マイ箸日記3


ホテルの朝食です。
お箸を返却すると「マイ箸ですね」と言っていただきました。
ちょっとうれしいですね。

マイ箸の紹介

先日の瀬戸内出張の際に入手したマイ箸。結構気に入っています。
肌身離さず持ち歩くよう心がけます。

角館のお祭り(0911朝会)

アルベロベッロ(0904朝会にて)

秋田出身者が本日の朝会担当。
ちょうど週末にあった 角館のお祭り の話がありました。
祭りでも会社と同じように社長や部長がいて、
その方たちのマネジメントがその事業の善し悪しに大きく影響しているとのこと。
目指すべき姿、やるべきことを具体的に示し、リーダーシップを発揮すべきだとの話でした。

秋田出身者が多くいる弊社では、角館の祭のとき、仕事を休んで帰郷する者もいます。
目的が明確で魅力があるからこそ、こうした事業に人が集まる。
本来、仕事もそうした魅力がなければならないと思います。

雨といを提供することにどのような魅力があるのか?
施工店をお客様と考えれば、楽に施工が出来る、儲かる、手離れがよい。などが上げられます。
但し、実際に雨といを選択するのは誰か?
工務店や建築家が決定しているケースが多いように思います。
また実際に使っているのは誰か?
これはまさしく、その家に住む方たちです。

「雨のみちをデザインする」
雨といというモノから、そのモノによって得られる価値を提供していくことに
こだわっていかなければ、新たなものは生み出せない。そう感じて出てきた言葉です。

これからはお客様に喜んでいただくための基幹行動と目標を
わかりやすく設定していくことが必要になります。
ここが明確に出来るかがポイントになりますね。

また朝会のやり方についても具体的な提案がありました。
前向きに考えたいと思います。

アルベロベッロ(0904朝会にて)

これまで掲げてきたもの(0828朝会にて)

今日の朝会は、1996年に世界遺産に指定された アルベロベッロ というイタリアのかかとのあたりにある都市の話。

リンクした写真にもあるように円錐型の屋根が立ち並ぶ街並みです。
この場所が NHKの番組 で取り上げられた際に、こんな話があったそうです。

 この地域は雨が比較的少ないので、雨を無駄なく集めやすい形状になっている

建物が寄り添うような形で林立している円錐形の屋根の建物。
この屋根形状には、雨水利用だけでなくその他にも理由があると思います。
その地の条件や自然とのかかわりから培われたデザインは、
自然ではなく、人工であったとしても、とても美しく感じられます。

我々の提供する雨のみちのデザインも、美しい街並みづくりにつながる。
そして、将来世界遺産に登録される。
そんなことが現実になったら、うれしいですね。

これまで掲げてきたもの(0828朝会にて)

雨とかかわりのある生活(0821朝会にて)

今回の朝会では、当社がこれまで掲げてきた言葉から
「雨のみちをデザインする」ことについて考える提案がありました。

4年前まで 「雨から建物をまもり、雨をくらしに活かす」

10年くらい前まで 「建築外装のハードからソフトまで」

私たちがいま提供している商品からお客様が得られる価値は何か?
まず第一に「安全・安心」 これは雨から建物を守ることですね。

この「安心・安全」が大前提だと思います。

その上で「美しさ」と「環境」が上げられます。

「美しさ」については、金属製の建築外装材を製造販売する当社にとって
その質感やデザインが建物全体の意匠性やバランスにうまく寄与しているかが大切です。
「美しさ」には好みがありますが、金属特有の質感がうまく活かされるとうれしいですね。

「環境」は雨をただ下水に流すのではなく、水循環の一部ととらえ、
どのようなみちをデザインするかが大切です。
雨といのルーツは奈良時代、竹や木が使われたようです。
その目的は、「雨をくらしに活かす」「生活用水として利用する」こと。

そんな本来の役割をしっかり果たしたいと思っています。

これらの「安心・安全」「美しさ」「環境」というそれぞれの価値がトータルで提案できる。
そしてお客様に喜んでいただける企業でありたいと思います。

雨とかかわりのある生活(0821朝会にて)

「霰」「雹」「霙」(0807朝会にて)

夏休み明けの朝会

休み中、雨のみちについてだいぶ考える時間があったそうです
まずは先週月曜日の停電事件から
目黒区内の3階建ての自宅ではポンプが止まってしまい水が使えなくなったそうです。
非常時に雨水貯留が役立つことを実感したとのこと。

また雨といの性能が良いと、住んでいる方は雨に対して安心感をもって生活できる。
すなわち、雨とのかかわりがますますなくなってしまう。
高性能の雨といを提供することは、雨とのかかわりを生み出すことにつながらないのではないか、
との話でした。

よく「雨・風をしのぐ」といわれるように、雨は建物の耐久性に大きく影響を与えます。
ですから雨といだけでなく、
建物全体の雨仕舞い(雨のみち)をしっかり計画することが望まれます。

かといって雨と普段の生活がつながらないことも問題です。
マンションに住んでいると雨が降ってきたことに気づかず、
ベランダに干した洗濯物がびしょぬれになってしまうことがあります。
昔のように近所の方が「雨が降ってきましたよ」と知らせてくれることも少なくなりました。

雨に煩わされない便利さを手に入れるなかで、なにか別のものを失ってしまったように感じます。

時には雨を感じさせる。
雨の日は、雨の日なりに楽しめる。
そんなスタイルが提供できると良いですね。

文化的景観

奈良平安時代に中国から学び、桃山バブルを経て、江戸時代に生まれた日本独自の文化。
明治維新以降、欧米から学び、平成バブルを経た現在。
日本独自の文化が生まれるときとのこと。

東洋に学び、西洋に学んだ日本。
これからは地球に学ばなければならない。

昨日話を聴いた 川勝平太先生 のお話の中で印象に残ったところです。

自然に人の手や心が入った景観の美しさ。
そんな場所が日本にはたくさんある。
こうした美しさは言葉が通じなくとも世界の人たちに伝わるものである。

こうした文化的景観を日本人はもっと大切にしていかなければなりませんね。