2/10・11に開催された環境なんでも見本市に行って来ました。会場内でいくつか事例紹介があった中のひとつ。
CO2は地球温暖化の原因とされていますが、海流の変化も様々な気候変動を引き起こします。
今年は暖冬。
不都合な真実 もだいぶ話題になっています。
ひとり一人の行動を変えていくこと が大切ですね。
日々心動かされたことを記していきます
2/10・11に開催された環境なんでも見本市に行って来ました。会場内でいくつか事例紹介があった中のひとつ。
CO2は地球温暖化の原因とされていますが、海流の変化も様々な気候変動を引き起こします。
今年は暖冬。
不都合な真実 もだいぶ話題になっています。
ひとり一人の行動を変えていくこと が大切ですね。
弊社の家庭菜園のプロが本日の朝会担当。
3年前の猛暑の夏の水やりについての話でした。
人参は梅雨時に植え、水分を充分与えることが必要とのこと。
当時は、雨も少なく一時は400リットルの水を運んで撒いたこともあったそうです。
でもそのくらいの量では地面がすぐに吸ってしまい、なかなか効果が出ない。
最終的には夕立があって事なきを得たそうです。
地球温暖化が叫ばれていますが、
家庭菜園をやっていることでこうした地球レベルの問題も
身近に感じるようになるとのこと。
雨をもっと大切にしなければならないですね、という話でした。
雨といは本来、雨を溜めて生活用水として使うことを目的として出来たもの。
残念ながら近年は建物を守るためだけに使われていることがほとんどです。
雨を集めて生活に生かす。
そんな雨とのかかわりがある生活ができると地球温暖化に対しても
もっと身近にとらえ、ひとり一人の具体的な行動もかわってくるのではないでしょうか。
雨のみちをデザインすることで、雨の日も楽しみになる。
そんな雨水生活をみなさんにもお勧めしたいと思います。
30年近く当社で仕事をしていただいている方の話。
*スタンダードの開発にもだいぶ関わっていただきました
日頃、町を歩いていると自然と屋根や雨といに目がいく。
*これは当社の社員ならではの傾向かもしれません
そこで当社の製品が採用されているのを見つけるのがうれしいとのこと。
そんなときに感謝の気持ちがわき上がってくるという良いお話でした。
またここはもっとこんな風に雨のみちを考えて上げたらすっきりするなどと
検証してしまうこともあるようです。
当社はモノづくりの会社ですが、雨といの文化がない秋田に工場があるために
つくっている方が使われている様子を見たことがないという話を良く聞きました。
2年前に雪国向けの雨といを発売してから、社員の自宅に使っていただいたり
地元の知り合いに勧めていただいたりと、ものをつくるだけだった工場が
使ってもらえる喜びを感じていただけるようになってきました。
これこそまさに当社の掲げる「地産地奨」です。
秋田のみなさんも町中を歩くときに
「雨のみち」に目がいってしまう癖がつくようになると
さらに良い商品が生まれてくることと思います。
そんなところに当社の強みがあるのかもしれませんね。
1つ前のブログにUPした物件の話で朝会はスタート。
雨は雨といに導き、落ち葉は除ける機能を持った雨といが採用されているが、
この時期、朝になるとバルコニーに雨だれのような跡ができる。
雨が降っているわけでもないので朝露ではないかとのこと。
雨が降らなくとも冬場は雨水が溜まる話を聴いたことがある。
これも屋根にできた朝露が集まってくるとのことだった。
また昨年、家内の実家でつくったアパート。
金属屋根だったが、この時期の早朝は、屋根が朝露でキラキラしていたことを思い出す。
雨が降らなくとも雨のみちが存在する。
まだまだ学ばなくてはならないことがたくさんありそうです。
環境goo大賞2006の審査が実施されています。
私の関わる団体のエントリー中。
是非一度アクセスしてみてください。
詳細は こちら をご覧ください。
今回も秋田出張中のため、私自身は朝会に出席できませんでした。
報告をもとにUPいたします。
・東京は、冬は晴天が多いが、これは日本海側に大量の雪をもたらし、
乾燥した晴天となる。
これは気象学的にも奇跡の晴れ間と呼ばれている。
・子供の頃、雨が降ると水たまりに、いつもオタマジャクシが泳いでいた。
・授業で、雨には大気中の様々な成分が溶け込んでいることを学び、
単純な水でないことがわかった。
・日本の梅雨は、遠くインド洋で発生したモンスーンの雲がヒマラヤ山脈にぶつかって
東に流れて梅雨前線となる。
したがって、その途中の砂漠の砂や大気中の物質が溶け込んで日本に運ばれいる。
・まさに、地球規模の最大の雨のみちです。
コメントとして
雨水の循環作用、海水の蒸発から水蒸気が雲をつくり、雨を降らせる。
その中で緑を育み生物の命もつなぐ。雨のみちの重要性を再認識した。
命をつなぐ雨のみち。そんな意識をみんなが持てば、もっと自然を大切にするようになるでしょう。
今週は大阪出張中だったため、朝会に出席出来ませんでした。
そこで参加された方からの情報をもとにUPいたします。
今回の朝会はクイズ形式だったそうです。
とい① 地球上の水を10リットルのタンクとしたら生活に使用している水はどのくらい?
とい② 米1kg作るのに使われる水の量は?
とい③ 家庭で使われている水は1人あたりどのくらい?
世界的に貴重な水が米を作るのに、また生活するのに 多く使われている事が、
改めて理解できたとのこと。
ちなみにといの回答は後日UPします。お楽しみに。
以上の話に対してある部長がコメントしていただきました。
日本の斉藤医師が国際支援組織を通じて、アフガニスタンに医療支援に行った際の話。
医療施設より水の確保が大切。
そのため井戸を掘ったが枯れてしまう為、用水路を造り砂漠化を防いだとのこと。
こうした体験を母校の小学生に課外事業で
戦争の悲惨さや 水の大切さを教え、
裏山の水源を探し、水路つくりをみんなに経験させたとのこと。
水が当たり前のようにある日本。
もっと雨や水に関心を持ち、貴重な資源として考え行動しなければなりませんね。
今回の朝会は日本で唯一見られる下水道の話。
それは小平市にある「ふれあい下水道館」
地下25mにある実際に使われている下水道管の中に入れるとのこと。
2重の扉を開けてはいると、ムッとする湿気と思ったほど汚くはないなあと感じたそうです。
内径4.5mある下水道をかかっている橋の上からみると、40cm程度の水深のようです。
しかし、雨が降ると橋のところまで水位が上がってくるとのこと。
この下水道の水は浄化して処理水として使われたり、
汚泥も再利用がされているとのことでした。
雨のみちの下流部分といったところでしょうか。
東京では26日にかなりの雨が降りました。おそらくこの下水道も一杯だったでしょう。
最近は異常気象のためか、局地的に豪雨が短時間降るケースが増えています。
地面も浸透する場所が少ないため、一気に下水道に流れてしまうように感じています。
時間降雨量50mmを想定しているようですが、
局地的・短時間に豪雨が降るケースも出てきています。
自分の敷地の降った雨。
これをどのようにデザインして健全な水循環に戻すか?
これも雨のみちをデザインする仕事になりますね。
最近「コンシェルジュ」という言葉がよく使われているという話からスタート。
各企業も単なるもの売りから、付加価値を高めることに焦点が置かれている。
住宅でも耐久性や性能だけでなく、光や風をどのように取り入れるかなど
生活スタイルに関わる提案が増えている。
「雨のみちをデザインする」視点で当社としてもどのような付加価値を提供できるか?
もっと考えていかなければならないとまとめていただきました。
私自身、近年、住まいづくりに建築家の方が関与するケースが増えていると感じています。
これはとても良い傾向だと思います。
一般的な建物の見積もりには設計料があまり大きな金額になっていないケースが多い。
日本人の場合、見えないものにお金を払う感覚が乏しいように感じます。
建築家の関わる住まいが増えるということは、設計・デザインというソフトにお金を支払う
感性をもった住まい手が増えている証拠ではないでしょうか。
自然とどのようなかかわりをもった生活ができるか。
光のみちや風のみちを感じながら生活できることは、
四季のある日本ではとても大切なことだと思います。
どちらかというと嫌われ者扱いされてしまう雨。
「雨のみち」をデザインしていただくことで、雨の日も楽しめる。
雨が降ると得した気分になる。
これからも、そんな住まいづくりに貢献していきたいと思います。