とある新年会で東海大学教授の葉千栄先生のお話を伺う機会があった。
上海出身ということもあり、中国経済を中心とした内容だった。
自動車産業について
2009年販売台数で中国がトップに
人口1,000人あたりの車保有数 アメリカ 800台 日本 600台 中国 60台
内陸での販売数も増えており、まだまだ市場は拡大していく
現地開発現地生産現地販売の時代に
各社が開発部門を中国へ
電気自動車の時代へ
部品点数も少なく、新規参入がしやすい
BYD(中国企業) 2010年1月デトロイトモーターショーにて
・1度の充電で350km走行
・家庭用電源で1時間で約半分の充電が完了
・投資家 ウォーレン・バフェット氏も出資
日産が2都市で電気自動車モデル事業をスタート
・2012年に実行予定
鉄鉱石価格について
中国を中心に強含み。価格UPを予測する金融機関多い。
特に高品質の鉄が供給不足に。
日本を憂う
メディアが世界(中国)の経済情報を伝えない
成長戦略が描けない
打つべき手
・良き公共投資の実施(特に空港公安関係 他国に遅れている)
・個人資産1400兆円で内需拡大
・国外からお金を取り組む政策(現地法人日本企業の利益を国内へ)
この新年会では3年連続で葉先生を講師として招いている。
その結果、昨年よりも参加者数が20%程度増えているとのこと。
縮小傾向の新年会が多い中、熱気溢れる刺激的な新年会だった。
*来年の新年会も講師として来られるようです。