白井晟一作品を巡る その4


奥田酒造店店舗兼主屋
ちょうど雪降る中での最後の見学の場となりました。
建築当初あった煙突は
平成3年の台風の被害で取り除かれたとのこと。
ある時に見てみたかったです。


建てた当初から、ほとんど手が入れられていない和室の続き間。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、
落とし掛けの半間奥に床柱があり、
框なしで畳が連続して敷かれています。
11名の見学者にお茶と和菓子が用意されていました。
1名は落とし掛けの先
つまり床の間に座らせていただいたことになります。


現在のオーナーご夫妻。(手前の男性は菅組のOさん)
とても親切に対応していただきました。
このようなオーナーだからこそ、
語り継がれている、残されているのだと思います。

事前に工場長に視察(というか試飲)していただき、
お奨めのお酒を購入しておきました。

まだ飲んでいませんが
建物やご夫妻を思い起こしながら楽しめそうです。

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