光のみち

「くらしとあかり」プロジェクトのシンポジウムに参加してきました。
建築家 乾久美子さん と 照明デザイナー 伊藤達男さん の対談
コーディネーターは真壁智治さんです。

薄暗い会場の中央に両氏が考えられた作品が展示されており、
それを囲むように地べたに座ってお話を伺いました。
 *書いた内容が見えない状態でメモを取りました

乾さんのお話を中心に心に残ったことをまとめると

自然光(太陽光)は光源を気にしないが、照明は気になってしまう。
リアリティをつくりたいと考えると光源が感じられない空間ができると良い。
照度と輝度の関係はあかりと建築の関係。
双方がうまくかみ合わないと心地よい空間はできない。

また、照明器具に対して
建築家は素材を探しているとのお話もありました。
私たち建材メーカーが常に意識しなければならないことですね。

心地よい雨のみちは
様々な主体者の良質なコミュニケーションの中で実現する

そんなことを感じて青山をあとにしました。

雨水利用建築の規格化とその効果

天候に関係なく快適な生活ができる今日。
現代社会は、そんな様々な自然の恵みとの関係を
断ち切りすぎてしまったと感じています。

雨は地面を掘り起こすことなく利用できる数少ない資源。
雨といの役割を再認識する機会でもあります。

関心のある方は是非お申し込み下さい。
*私も当日参加する予定です。

国際シンポジウム「雨水利用建築の規格化とその効果」

日 時:2009年2月21日(土)10時00分~17時00分
会 場:建築会館ホール
    〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号 
参加費:2000円(資料代含む) 定員あり(150名、事前申込制)
◆申込み先
E-mail:ono@aij.or.jp(建築学会事務局 大野)
◆申込方法
催物名称、参加者氏名、勤務先等を明記し、上記メールアドレスへお申込みください。

シンポジウム内容
1,基調講演:
「地球環境と雨水利用」 村川三郎(広島大学名誉教授)
2,海外報告:
「ドイツにおける規格化の現況」 クラウス・ケーニッヒ(建築家・fbr理事)
「韓国における取組と制度整備」 ムーヨング・ハン(ソウル大学教授)
3,シンポジウム:
雨水利用システムの規格化について 神谷 博(法政大学兼任講師)
設計における課題 佐藤 清((株)テクノプラン)
事業者の取組 屋井裕幸((社)雨水貯留浸透技術協会)
雨水に関わる制度 村瀬 誠(墨田区役所)

パネルディスカッション「雨水利用建築の規格化とその効果」
 パネリスト
 「雨水で涼房」黒岩哲彦((株)アルキテクタ)
 「雨水の水質」中臣昌広(文京保健所)
 「雨水と洗濯」早坂悦子(NPO法人 雨水市民の会)