今回は10年前に自宅に自社製の雨といをつけた方の話。
自ら雨といの計画(つまり雨のみちのデザインですね)を考え、
数量を拾い出し、現場に品物を納め、後は施工を待つばかり。
施工の日、仕事の関係で立ち会えなかったのが失敗の始まり。
自宅に戻るとあまったエルボが・・・。
自ら考えていた雨のみちを違う方法で雨といがつけられていたとのこと。
施工店からすると効率よく製品を使ってものが余ったのだから良いだろう
ということかもしれませんが・・・。
現在建築されている建物の中で、雨といの位置(雨のみちのデザイン)まで
決まっていて、それが図面通りに施工されている建物はどの程度あるのでしょうか?
実際には、現場任せで出来た建物に合わせて施工店が
効率よく取り付けているように思います。
雨とい自身が雨を流す道具としか見られていないからかもしれません。
雨といには雨の日に雨を建物に影響が出ないよう流す役割と共に
晴れの日は全体の外観に対して「さりげない存在」でなければなりません。
特に外観にこだわる建物ほど、こうした細部の配慮のあるなしが大切です。
インテリアからエクステリア・外観・街並みなど外部への関心も高まってきているようです。
雨といやエアコンの配管、電気・電話などの配線。
こうしたところまで考える住まい手さんもいらっしゃるようです。
*たまたま先日お会いした方からもそんな話がありました
雨のみちがデザインされた美しい街並み
その実現に少しでもお手伝いが出来ればと思っています。
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確かに弊社のような狭小、変形地では雨のみちについては悩みます。
せっかく綺麗に外壁が仕上がっても外観に影響が出るのは困りますね。
作り手である谷田さんがこんな風に考えて頂いているのはありがたい事です。
我々も「雨のみち」をきちんと計画を立てていかなければなりませんね。
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田中さん
うれしいコメントありがとうございます。
弊社の社員は(もちろん私を含めて)職業病なのか。
街を歩くとどうしても雨といに目がいきます。
巧く納まっているなあとか、もう少し考えたら綺麗に納まるのになど・・・。
屋根形状や雨量計算をして
雨のみち(雨といの計画)を提案させていただくこともございます。
何かの機会に力量をお試しください。
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タイトル : 光のみち・風のみち・雨のみち
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