いわみ町家(モデルハウス)


建築家秋山東一さんが基本設計をされた
いわみ町家(モデルハウス) も見学させて頂きました。


敷地の形状をうまく利用した外観。
見る方向によって表情が変わります。


同じ建物とは思えないような雰囲気です。


片流れの交わるところもイイなと思いました。


室内から外の緑が綺麗に見えます。


こちらは玄関。
どうしてもここにたてといが必要になり・・・


田村さんのアイデアで
こんな風に雨のみちがデザインされました。
くさり樋+太め(75mm)のたてとい
なかなか綺麗でした。

マスがもっとシンプル(というか見えない)
くらいのものが出来れば・・・。

なにか考えないといけないですね。

リンケンさんの建物を見学してきました

リンケン田村さんにご案内いただき3棟の建物を見学させて頂きました。
こちらが1棟目。石州瓦での太陽熱利用です。
こちらは正面から見たところ。
玄関先の金属屋根の先端にはスタンダードをご採用いただいておりました。
ありがとうございます。

2棟目。
瓦と塗り壁、金属屋根と木の外壁。
屋根の厚み・質感の違いなどがイイ感じに組み合わさっています。

3棟目。
片流れのような屋根形状。中央には中庭があります。
一般的な石州瓦よりも色のトーンを落として、まだらに仕上げるのがリンケンスタイル。
落ち着いた雰囲気になっています。
石州瓦にブラウンのスタンダード。なかなか良い感じでしょ?
1枚だけ室内の写真も。
切り取られた景色が良いですね。
建てる候補となる土地が2つあったそうですが、田村さんはこちらを推薦されたとのこと。
住まい手さんも大変喜んでいらっしゃいました。

こんな住まいで子どもたちがのびのびと育ったら、将来期待でききそうですね。

広島北インター近くの小屋

1泊2日の益田市、柿木村訪問。
菅組の社長さんがご一緒だったのですが、広島空港まで迎えに来て頂いちゃいました。

少し時間があるから・・・  といって、広島北部の小屋めぐりへ。

石積みで高低差を利用しているものが多く存在しました。
田んぼ側から見るとこんな感じです。

2棟目。石積みのあたりから、木が生えています。
風景に溶け込んでますね。

3棟目。左脇の小屋を目指します。
カワイイ感じの小屋でした。

4棟目はすぐ近くの民家隣接型の小屋。
何故かポストがたくさんあります。

5棟目。持ち主のご家族とお話することが出来ました。
柿の木が近くに植えてある小屋も多く見られました。

6棟目。こちらも柿の木があります。
看板がなんとも良い感じです。広告料収入なんて・・・ないですよね。

7棟目。
小山の登っていく途中にあった小屋です。

8棟目。
奥の建物には銅雨といが・・・。

9棟目。
綺麗なプロポーションでした。
反対側から見ると他とも同様に高低差を利用したものになっています。

ユニークな体験をさせて頂きました。ありがとうございました。

家族の絆(VERY11月号)

久しぶりにこうした雑誌を購入しました。しかも2冊。

実は、弊社の取引先のご家族が4pに渡って、取り上げられています。

浪江市で販売店を経営されていた方。
3.11以降、これまでの家族のことが記事になっています。

1冊は本社、もう1冊は秋田工場で回覧中。

家族の強い絆を感じますが・・・・ その代償が大きすぎる(悲)。

その後、どうされた方と心配していたところ、
Facebook上で、ご主人が私を見つけてくれました。
10/10、仙台で食事をしてきました。
何かあれば何時でもお手伝いすると伝えしました。

浪江市には弊社の製品も当時のまま置かれているようです。

住まいのコンシェルジュ 雨とい編

大和市にある青木工務店青木社長
地元のFMやまと(77.7MHz)の「住まいのコンシェルジュ」という番組に出演されています。

その第67回放送分のテーマが「雨とい」。
とても良いお話でした。

雨といの雨の日の雨から建物を守るという働き。
雨といの晴れの日の建物の表情を豊かにする(邪魔をしない)という働き。

この2点のバランスについてお話されていました。
細部までこだわって建築をされていることが伝わってきます。

実はこの放送。Youtubeにアップされているのでどなたでも聴くことが可能です。  こちら
11分程度の番組です。ぜひ聴いてみてください。

なお後半8分20秒くらいから話題になるのが、
青木工務店のモデルハウス(上記写真)に付いている雨といです。

とても嬉しい出来事でした。
青木社長ありがとうございました。

TOD’S表参道ビル

渋谷→大手町への移動中。
少し時間に余裕があったので立ち寄りました。
青空に映える建物です。
まわりに幾つか建築現場があります。
完成するとだいぶ見えるところがなくなってしまいそうなのが残念。
ガラスはすべて形が違うそうです。
外壁とガラスが面一になっていますが、施工上の苦労が伺えます。

TOD’S表参道ビル

設計:伊東豊雄建築設計事務所
施工:竹中工務店

ジャパンホーム&ビルディングショー 追加

とても綺麗なステンレス加工をしているキッチンがあったことを思い出しました。
スタディオン株式会社 オーダーキッチンのお店です。
HPに出ているキッチンブレンダーの鈴木さんとお話することが出来ました。
面材によってだいぶ価格差はあるようですが、200万円程度が平均価格のようです。

天板のステンレスがなかなか凝った形状だったのでお話をうかがってみると・・・
広島の株式会社松岡製作所のものとのこと。
ものづくりの技術をもっている会社のようです。

ジャパンホーム&ビルディングショー

静岡から国際展示場へ。
JHBSに行ってきました。
気になったところを幾つか。
参考出品ですが、東芝の太陽光発電システム
この特徴は、裏面に通気層を設けているということ
軒先から空気を取り込み、換気棟で逃がすシステムになっています。
設計段階で知人の板金施工業者さんも絡んでいるとのこと。
担当者の方とはそんなお話もさせて頂きました。
太陽光パネルの熱を逃がす、下地材の内部結露による劣化を防ぐなど
長い目で見たときにメリットがありそうです。
まだ発売日は未定のようです。

この展示物。すべて雨水タンクです。
樹脂製の大型庭置きタイプ。
GARANTIA社の製品を輸入販売しているとのこと。
海外の雨水タンクは、海外の雨といに合った集水器になっている点が課題。
そんな情報交換をさせて頂きました。

株式会社ヴァロリス・デポ

子会社の屋根材を扱っていただいているナガイさんのブース。
少しずつですが通販でも屋根材を購入頂ける機会があるようです。
震災で海水に浸かってしまい、工場再開まで3ヶ月を要しましたが、現在は順調に稼働しております。
その間、ナガイさんを始め、多数のお客様に御迷惑をおかけしたことと思います。
それでもこうして取り扱っていただけることを嬉しく思います。

その他、JBNのブースで大和工務店鈴木社長にお会いしたり、
小池一三さんとお話ができたり、
最近ご無沙汰していた、美人編集長にも会うことができました。
  *建築知識の控え室に荷物を置かせていただき助かりました。ありがとうございます。

全般的には会場も2/3となり、来場者も減った印象でした。
震災の影響もあったことと思います。
来年はまた11月開催になるようです。