打ち水大作戦2008 報告(速報)

今年も少しだけ協力させていただいた打ち水大作戦2008
事務局の浅井さんがご丁寧に報告書を持参して来社してくれました。
これがその報告書の速報版です。気に入っているのは水道水はご法度というルール。
雨水を含め、様々な水を再利用するよう推奨しています。今年の夏は雨が多かったこともあってか、雨水を使って打ち水をされた方が増えています。
パッコンなどどこかでお役に立っているとうれしいですね。

今年のトピックスは「水と持続可能な開発」をテーマに開催された
サラコザ国際博覧会(スペイン)会場のジャパンデー7/21に行われた「サラコザ打ち水大作戦」
皇太子殿下がスペインのペドロ・ソルベス副首相に打ち水の手本を示され、
副首相も続いて打ち水を行ったとのこと。
地元紙にカラーでデカデカと紹介されたことも報告書に示されています。
 *浅井さんも現地に出向き、しっかり写真に写っています。

またスペインにも打ち水の文化があるとのこと。
アンケートの結果、私も打ち水しているとお答えいただいた現地の方があったそうです。
海水で打ち水が行われてるケースもあるとのこと。

文化的な国際交流でも貢献している打ち水大作戦。
今後の広がりが楽しみです。

感性価値とものづくり

いたばし経営デザインフォーラムオープニングセミナーに参加した。

基調講演は「感性価値とものづくり」と題して
㈱ユニバーサルデザイン総合研究所の代表取締役所長赤池学さん

・第四の価値として「感性価値」が注目される世の中に
・高感性な商品を高価格で
・参画性がポイント
  アドバイザリーボードを組織化
・参画のプロセスを仕組み化しておく
・社会発信からスタート→結果としてビジネスになる時代
・社会にどのような旗を立てるかがポイント

ちょっとうまくまとまっていませんが、かなり参考になるお話でした。
60分弱の講演でしたが、あっという間でした。

パッコンの取付説明会

仙台にある ㈱三創さん がパッコンの取付説明会を実施していただきました。

 *詳細は こちら

塩ビの雨といを切るという作業は、実際にやってみるまで抵抗があるようですね。

このような企画をしていただいたケースは、私の知る限り初めてだと思います。
ありがとうございます。
こうした機会を通じて、仙台でも雨水を利用される方が増えると良いですね。

富士山の雨水利用

今夏、富士山登頂をした友人から貴重な写真をいただきました。

「昨日富士山に登ってきました。
途中の山小屋に雨といがありました。
富士山では水はとても貴重なものなので、雨水利用をしているそうです。」

富士山に降る雨は、大切に利用されているんですね。

1年間の結果

自宅の1年間の雨水利用状況を報告します。


1Fトイレと2Fバルコニーの散水で使った水の総量です。
35m2です。


1tのタンクに補給された上水道の総量です。
16m2です。

すなわち 36m2-16m2= 20m2

これが1年間で利用した雨水の総量です。
半分以上は雨水を利用することが出来ました。


ここのところ雨が多いのでタンクも満水。


雨水でトイレを流した日は子どもたちがカレンダーにマーキング。
栗原さんのアイデアをいただきました。

1tのタンクではオーバーフローしている日も多いようです。
もう1t増やすか。

請求書

先日、ネットを通じて購入した商品の請求書にこんな手紙が入っていました。
ほしいと思っていた色が欠品だったため、
何度かやりとりをしていたこともあって気を使っていただいたようです。
うれしいですね。
購入した商品は、設置後、このブログでも紹介する予定です。
お楽しみに。

香川では雨が少ないようですが、
東京では集中豪雨で死者も出てしまいました。(お悔やみ申し上げます)

自然とうまく関わっていくこと
もっと大切にしていかなければなりません。

今日は午後から 雨水ネットワーク会議全国大会 に行って来ます。

雨といは屋根並みから決まります

つづいて 建築家から見た雨とい

三澤文子さん
「木の家こそ日本人に受け継がれたDNA」
「雨といは屋根並みから決まります」   印象に残った言葉です

確かに日本の住まいは木が中心。
見た目も良いし、香りや触り心地も良いのが木の特徴です。
雨といも「樋」と書くように昔は竹や木が使われていました。

見城さんのコメント にもありましたが、(雨といと眉毛の話)
雨といは建物に対して横や縦の重要なラインを入れる作業。
特に屋根との関係はとても大切です。

屋根の勾配・軒の出・使われている素材など様々な要素に影響を受けます。
入母屋住宅に銅雨といが数多く使われてきました。
また最近では半製品ともいわれている半丸ガルバ樋も
さりげない存在感として採用されているようです。

建物と一体になったときにどのように見えるか?
街並みとして見たときにどのように感じられるか?

屋根並みから考えた雨の路
雨のみちをデザインする この言葉にはそんな「雨の路」も含んでいます。