環境の変化(0918)

川の源流を訪ねよう(0910)

営業スタッフが朝会を担当。
住宅用雨といのメイン商品である銅。
酸性雨など環境の変化から、以前のように緑青が綺麗に出てこなかったり、
孔が空いてしまったりするケースが出ています。
既に10年以上前から雨といについては内面塗装をして対応していますが、
耐久性が対する価値観が変わってきているようです。
対策以前の銅雨といに対する対応や、
自動車のリース販売のように、何年間かリースを組み、
期間終了後に買い取ってもらうなど新たな仕組みを考えていくべきだとの提案がありました。

こうしたお客様の考えている価値観を大切にしていくこと。
また売り方を変えていくことで期待する価値に応えていくことは大切です。

通常、一般的な家づくりの場合、雨といを住まい手が選んでいるケースは
ほとんどないと考えられます。
工務店や建築家のお薦めの雨といから色を決めている位でしょう。
そんな中、金属製の雨とい、特に銅については住まい手が選んでいる
ケースが多いように思います。
そんなお客様たちがどのような価値を求めているか、
今後もこうしたお客様の期待にしっかり応えていくことが大切です。

川の源流を訪ねよう(0910)

法改正に伴う建築確認申請手続きの変更(0903)

今回も出張中のため、まとめていただいた内容をUPします。

旅行の好きな方の話
テーマ<川の源流を訪ねよう>
・日本の三大河川は?
・信濃川・利根川・石狩川ですがもっと身近な川を見て
・自分の成長期の身近な川は鶴見川
  日本一汚い川のレッテルが貼られていた。
  しかし、源流の町田市小山田では、現在、トンボの里公園になっている。
  子供の時は大きく見えた川も、青年期では小さかったと実感した。
  源流まで遡ればきれいな水である。
  みなさんの身近にある川や田舎の川も、源流を訪ねれば、
  また他の一面に出会えるかもしれない。
  そのような出会いを持つのもいいのでは?

コメント
 山へ降った雨は30年かかって湧水となる。
 その行程でミネラルを含み美味しい水となる。
 *20年前にミネラルウォーターが発売された時はお金を出して”水”を買う行為に
  抵抗が有ったが、現在は何の抵抗もなく買っている。
 *ミネラルウォーターの市場は20年間で20数倍に拡大している。
  このような商品は他にない。
 *今後も”水”の重要性(価値)は上がっていく。

何事においても便利さを追求するあまりに
本来大切にしなければならなかったつながりやかかわりを
断ち切ってしまったように感じています。
こうした身近なところから水循環について考えることも大切です。
住まい手にとって「雨」を排除するだけではなく、自然の恵みと感じていただけるといいですね。

法改正に伴う建築確認申請手続きの変更(0903)

雨の起源(0827)

今回の朝会では、この法改正と雨といの関係について話があった。
中間検査を行う段階では雨といが取り付けられていないケースがほとんど。
つまり完了検査で計画通りかどうかの確認がされる項目になる。
また雨といの場合は軽微な変更に値する領域らしい。
例えば計画段階ではステンレス製の雨といだったにもかかわらず、
予算の関係から塩ビ製の雨といに変更になった場合も、
流量などの機能面に問題がなければOKらしい。
但し、消防法などから不燃材を使わなければならない場合は変更が出来ない。

最近、板金業界においても6/20以降の法改正によって
確認申請の許可に時間がかかり、着工が遅れているとか
仕様の変更がしにくくなっているなどという話が出るようになってきた。

排水能力がが雨といにとって重要な機能であることは間違いない。
しかし、ステンレスでも塩ビでも果たす機能は同じと捉えられてしまうのは残念だ。
200年住宅や家の履歴書など、将来にわたっての価値を考える時代には
耐久性も重要な要素であるように思う。

また外装材は内装・設備と違って、半公共空間に採用される。
意匠やその地域におけるバランスなども大切な要素になってくる。
残されるべき建築とは、そんな要素も重要視されるものであろう。

こうして考えてみると、数値化しにくいものはルールで縛ることが難しい。
特に外観や街並みなど地域の価値を高めて行くには、公の精神が大切である。
近隣とのお付き合いが薄くなっている今日。
人と人、人と街がかかわっていくようなデザインが必要になってきている。

業界初の新素材商品の話(0820)

お客様の求める価値は?(0806)

残念ながら出席できず、開発部長に対応していただきました。

今回は開発担当者から新製品「セラミック雨とい」についての話
・約2年半の開発期間で雨といとしては、世界初、業界初の新素材商品
・伝統的な陶芸作品に引き継がれた還元焼成技術による
 焼物本来の美しさ、土の質感、自然な窯変を引き出している商品。

開発部長のコメント
・設計士より興味ある素材との評価も頂いているので、
今後”デザイン”も含めた商品への要望・提案がある。
・顧客の要望を基に第二弾、第三弾と商品展開出来る可能性の有る商品。

金属製の雨といと質感が違うだけでなく、重要や施工の面など様々な課題があった商品。
また金属と違うお客様とのつながりも出来そうです。
価値ある建築、残されるべき建築で採用されることを期待しています。

お客様の求める価値は?(0806)

現場の声(0723)

建材メーカーとして新商品開発は重要な仕事。
しかしなかなかヒットする商品が提供できていない。
ここ数年取り組んでいるガルバリウム製雨といは延ばせる商品。
目標達成に向けて営業だけでなく、
皆さんひとり一人が役割を果たし、良い結果を出していきたい。

8/3(金)に本社で行ったビアパーティーには、
スタンダード開発に協力いただいた建築家工務店そして住まい手に参加いただきました。
一部の社員とも交流が出来、とても良い機会になったと感じています。
まさにこのような方たちに向けた商品開発が今後も望まれています。
雨のみちをデザインする仕事を通じて、
今後も建築家・工務店そして住まい手の求める良質な住まいづくりに貢献していきたいと思います。

東京都建築士会の展示会(0730)

現場の声(0723)

現在、マーケティング部で活動している方からの話。
新宿で東京都建築士会主催の展示会に参加した。
あまり来場者は多くなかったようだが、
中越地震の影響か、雨水利用商品に関心をもつ来場者が多かった。

私は不在だっため、弊社常務がコメント。

以前に、建築家や工務店を訪問した際、
雨といについて関心を示す方が5%程度しかなかったことはショックだった。
関心を持っていただくためにもマーケティング活動は重要。
こうした展示会への出展の効果を計ることはなかなか難しいが、
雨といの役割の一つである雨を集める機能を理解してもらうことも大切。
今後もこうした機会を通じて
雨のみちを考えるお客様を増やして戴きたい。