見学した建物
残されたものの役割
2/18のメモリアルセミナーも無事終了しました。
熱のみち、湿気のみち、そして「気」のみちなど
様々なみちのデザインについて学ぶことができました。
意見交換を通じて、
雨のみちについても新たな視点を頂きました。
ありがとうございました。
また残されたものとしての役割を改めて考えさせられる一日でした。
住まい博
一時話題になりました
問い合わせ
先日、10年前に勤務していた時のお客様から自宅に連絡があった。
ちょうど不在だったため、留守番電話にメッセージが残っていた。
何かとても困っている様子。
それではと思い、連絡を取るが・・・・
-現在使われておりません 番号をお確かめになって・・・・
そこで以前の会社に連絡をとり、電話番号を確認。
やはり同じ番号で連絡がとれない。
結局、伺ってみることにした。
ピンポーンと玄関ベルを鳴らすが、なかなか出てこない。
もう一度鳴らすと、窓から見慣れた顔が・・・。
13年振りの再会。お客様は既に80代半ば。
ご主人は入院されているとのことだった。
何でもシャッターが開かなくなったとのこと。
前の会社から連絡させると伝えたが、アフターサービスが悪かったらしく、
電話しづらくなっていた様子。
結局、現場担当だった方が独立され、営んでいる工務店に連絡し、
事なきをえたとのこと。
電話が繋がらないのは、お年寄りを狙ったセールスの電話が多く
困っていたため変えたとのこと。
会社が変わったので、私からは連絡が来ないのかと思っていたとのこと。
結局、お茶をいただき、曾孫の写真なども見せていただきながら、
60分程度の時間を過ごした。
ご主人の実家である川越のお菓子までおみやげとして頂いてしまった。
*ご馳走様でした
住まいは、引き渡し以降の住まい手とのかかわりが大切ですね。
日経アーキテクチャー
2005-12-26号のアーキテクチャーを今頃読んでします。
幾つか頭に残る内容がありました。
①箸置きにほれて家づくりまで頼む
小泉誠さんの「ROCCO」にほれ、家づくりまで頼んでしまう施主の話
会社のよりも人が重視される方が増えているようです
②見えないものは古くならない
ミノッティのキッチンは時代がたっても評価が変わらない
ex)取っ手がない→見えないものは古くならない
③「スタイル」は好み 「デザイン」は問題解決に繋がるもの
イームズオフィスディレクター談
④かつて東京は、木という素材が都市のスケールを規定していた
(無限に長い構造体はできない)
隈研吾先生談
⑤修景は「ソトはみんなのモノ、ウチは自分のモノ」という意識を
徹底するところから始まります。
宮本忠長先生談
量から質の時代へ
そしてその質の追求の中で
「公」というものが見直される、新たに定義される時代になってきたと感じています。
俵屋
いよいよ25日まで
吉村順三建築展に関するブログのコメント、かなり出ていますね。
いくつかピックアップしてみました。
http://blog.so-net.ne.jp/08091160825/2005-11-18
http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/4900dee6dfe6b74aec308b2c2ca46f68
http://www.clubrich.jp/blog/1038/2005/12/post_390.html
http://af-site.sub.jp/blog/archives/2005/12/post_429.html
http://www.doblog.com/weblog/myblog/1899/2129346
http://blog.livedoor.jp/takat0702/archives/50307397.html
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/2005/11/133_512c.html
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/2005/12/134_52d4.html
http://www.doblog.com/weblog/myblog/57118/2054784
http://mods.mods.jp/blog/archives/000741.html
http://zubora.daa.jp/blog/archives/2005/12/post_4.html#more
本日をいれてあと4日。ご自身で体験されることをお奨めします。
行ってきました
吉村順三建築展行ってきました。
この写真は軽井沢の山荘の図面を原寸大に拡大したものです。
美術館内では写真撮影やメモ書きなど一切禁止されています。
日本人の持つ美の感性は、
自然や街並みとの調和など全体を通して感じるものだと再認識しました。
綺麗な屋根・軒先が印象に残ります。
協賛・寄付の一覧には、著名な建築関係者ばかり。
あまり広い会場ではありませんが、溢れんばかりの来場者でした。
*有名な建築関係の方もお見かけしました。
ちなみに12/25まで。
皆さんも是非、見学され、感得していただきたくことをお奨めします。記念に著書を一冊購入。
住まい手に対する思いやものを形にする建築家としての責任を感じる内容です。
既に友人にレンタル中ですが、ご覧になりたければお申し出下さい。