栃木の家

なかなかUPするスピードが遅く、失礼しています。

宇都宮線小金井駅から徒歩5分。
当日は小雨が振る中だったが、土曜住宅学校の翌日ということもあり、
2日連続でお会いする方も多かった。

とても居心地のよさそうなコーナー。
造り付けの背もたれもちょうどいい感じ。
机や椅子は木製デッキに持ち運びすることも想定しているそうだ。

「 あずきハウス をみて伊礼さんのファンになりました。
栃木でも建てていただけるのでしょうか?」
新築を考えている住まい手も。
伊礼さんファンは本当に多いことに改めて驚かされる。
来場者数の多い見学会だったようだ。

気になったのはスタンダードの耳に残る雨のしずく。
耳が見えない方がよりラインも綺麗に、雨のしずくもコントロール出来るかもしれない。
耳の形状・新たなつり金具・梱包仕様の変更などの検討が必要だ。

雨仕舞いの点からは霧除けも気になるところ。
木と金属の組み合わせが双方の質感を引き立てあう感じで良さそうだ。

土曜住宅学校 最終講

最終回は小泉誠さん。家具デザイナーの方。
自宅では、sansaomusubiwaku-work木のトイレットペーパーホルダーを愛用しています。
*写っている椅子はsansaですね

職人になりたいと思い、中村好文さんの元で働き、手を動かすことの大切さを学んだ。
家具デザイナーは、住宅建築が判らなければ駄目だと考え、30才代を過ごした。
誰のためにつくるのかを悩んだが、自分の好きなものしかつくれないことに気づいた。
そのため、年を重ねる毎に好きなもの、体に合うものが変わってきている。

何事にもじっくり取り組んでいらっしゃる雰囲気を感じました。

家具だけでも建築だけでもなかなか住まいには近づかない。
外からくるしあわせと家族のつながりを 建築が導き、家具が確実なものにする。
そんなことを感じました。

 *自宅はいい感じになってきたので、次は職場環境を良くしたいところなんですが・・・

今回が最終講だったが、4回とも充実した内容で、得るものがあった。
またその後の懇親会でも様々な情報交換をすることが出来た。

この土曜住宅学校で学ぶために
公休をとって、
飛行機や新幹線を使って、
宿泊先まで手配して、
しかも自費で参加しているメンバーが実に多いこと。
伊礼さんファンが多いのはもちろんだが、
品質の高い住まいを提供したいという気持ちの強さを感じました。

そんな方たちに弊社の製品を採用いただいていることはまことに有り難いこと。
今後もこのような方たちに貢献できる企業でなければ。

この土曜住宅学校、来年度も開催される予定だそうです。今から楽しみですね。

有珠山のふもとで

快晴でした。有珠山も昭和新山も綺麗に見えます。インターを降りてすぐの現場。
ちょうど奥様が在宅で写真を撮らせていただきました。既に1度冬を経過。
しっかり仕事をしてくれているようです。現在は、東京と伊達、双方に住まいがあるようです。
将来は、こちらに引っ越してこられるとのこと。
設計はランドスケープデザイナーの白砂伸夫さんだそうです。

なかなか格好いい住まいでした。

デザインの間

以前にUPした デザインの間 がオープン。
名古屋営業所に行った帰りに立ち寄った。

入ると左手は、いくつかのキッチンメーカーの展示。
もちろんオール電化。

こちらは右手手前のブース。
ヤマギワさんがプレゼンコーナーとして使っている。

ご覧の通り、様々な企業のカタログが置かれている。
どのソファーにも自由に座れるようになっており、
おしゃれなコーヒーショップ(ケーキがおいしそうでした)もある。

どのような施設なのかを確認に入ってくる一般の方が多かった。

受付でこの施設の趣旨についていろいろ聴いてみたが、
一般の方にデザイン性の高い生活空間を提案する。
その中で、オール電化の生活を選択して貰えればよい。
そんなイメージのようだ。

このスペースが良い住まいづくりにどのように役立っているか。
なかなか測りづらいところである。
住まい手と建材メーカーというよりも
住まい手と建築家がうまく繋がることができる場になれば良いように思う。

カヅノキハウス

だいぶUPするのが遅くなってしまいました。
先週見学してきた建物です。地下室もある混構造の建物。
雨といも構造に合わせて変えていただいているようです。2階の居間・食堂。
コーナーが大きく解放された気持ちの良い空間です。
水曜日に引っ越しされると事でしたので、
既にこのスペースでの生活がスタートされている事でしょう。
暖炉もしっかり活躍していることと思います。島田先生とも少しお話が出来ました。
こうした建物を手がける方が今後も増えると良いですね。
見学者数もとても多かったようです。

土曜住宅学校 第3講

今回の講師は泉幸甫さん。
若いときにとても苦労をされたようだが、そんなお話をいかにも楽しくお話される。
雰囲気とは違って、子供心が見え隠れする方。
また言葉を大切にされているようだ。印象に残ったものを下記に紹介する。

・かたとかたち
  「かた」があるからこそ、「かたち」が整い、スタイルができる。
  泉さんの廻りには職人集団が存在、だからこそ良い住まいづくりができる。
  建てる地域の「かた」を見過ごすと良い住まいにならない。

・人間関係の再生産
  人との人とのつながり、かかわりに支えられて、良い住まいづくりが完成する。

・泉印
  照明器具などいくつか泉さんが関係をもって出来た商材があるようす。
  総称して泉印といっているようだ。
  弊社のモノづくりの技術で泉印の製品提供できるものはないだろうかと考えた。

当日、販売された「住宅作家になるためのノート」を購入。
30のテーマで書かれている。 気になった一節を一つ。
17.部品との付合い方
 「建築家にとって商品化された部品への嫌悪感の一つは、
  その付与されたデザインによって全体のデザインが制約を受けることにある。」

製造業にとって何かを付与する、工程をかけていることを見えるようにしないと
対価がいただけないのではないか。
どうしてもそんな思いを持ってしまいがちだ。

やはり一番うれしいことは良いスタイルの建築に採用されていること。
メーカーとして、伊礼さんから良く言っていただいている「半製品」
という意識をもって仕事に取り組むことが大切だと改めて感じた。

ジャパンホームショー終了

弊社ブースにご来場頂きましたみなさんありがとうございました。
私自身は、中日の11/13(木)のみの参加だったためお会いできた方も
余り多くなかったように思います。

そんな中、全建連会長の青木さんとお話しする機会がありました。

・この1~2年が、工務店業界の存在価値を問われるとき
・このままでは職人が育たず地域の工務店が成り立たない業界になってしまう
・地場工務店で安心して家づくりがお願いできる仕組みが必要に

業界のために、社会のために力を注いでいることがビンビンと伝わってきます。

また建具職人を社員として雇い始めたとのこと。
長期的な安心を求める若者のニーズにも合っているようです。
将来、板金職人を雇う可能性もあるとのお話でした。

雨仕舞いを任されてきた板金職人の技術を次世代に引き継いでいく。
そのためにも、少しでも多く住まいに採用される雨のみちにかかわる商品を
開発しつづけることが弊社の役割だと改めて感じた次第です。

工場見学

土曜日に弊社秋田工場に地元の若手建築家の方が20名ほど見学にお越しになった。皆さんにお渡しした資料はこちら。
3組に分かれてそれぞれ見学。
みなさんとても熱心で1時間以上の見学となった。
最後に質疑応答。
様々なご意見を頂くことが出来た。
またこのようにみなさんからアンケートも頂くことが出来た。
厳しいことやうれしいことなどどれも有り難いコメントである。
当社のものづくり力が建築現場で活かせることがまだまだあるのではないかと感じた。

「地産地奨」を掲げる弊社としては、地元の方にもっと見学していただく機会をつくっていきたい。
もちろん遠方からもお越し頂きたい。

秋田県にお越しの際はぜひ弊社の工場にもお立ち寄り下さい。