表彰式

今日は東商板橋支部の新年会。
モノづくりの板橋ではこんな企画が行われています。
「表彰された19名は全員志の高い方ばかり。引き抜いて仕事をしてもらえば会社も楽になる。」
表彰式の最初に本企画の委員会の長からそんな褒め言葉がありました。
共に働くものが表彰されるのはやはりうれしいですね。

「塊(金属・樹脂・ガラスなど)に知識・技術・経験を入れ込んで、
付加価値を創造するのが私たちの仕事」
受賞者19名の代表者からそんなお礼の挨拶がありました。

理科離れ・技術者不足と言われますが、モノづくりの魅力をもっと伝えなければいけませんね。

日本の成長戦略

とある新年会で東海大学教授の葉千栄先生のお話を伺う機会があった。
上海出身ということもあり、中国経済を中心とした内容だった。

自動車産業について
 2009年販売台数で中国がトップに
  人口1,000人あたりの車保有数  アメリカ 800台  日本 600台   中国 60台
  内陸での販売数も増えており、まだまだ市場は拡大していく
 現地開発現地生産現地販売の時代に
  各社が開発部門を中国へ
 電気自動車の時代へ
  部品点数も少なく、新規参入がしやすい
  BYD(中国企業) 2010年1月デトロイトモーターショーにて
   ・1度の充電で350km走行
   ・家庭用電源で1時間で約半分の充電が完了
   ・投資家 ウォーレン・バフェット氏も出資
  日産が2都市で電気自動車モデル事業をスタート
   ・2012年に実行予定

鉄鉱石価格について
 中国を中心に強含み。価格UPを予測する金融機関多い。
 特に高品質の鉄が供給不足に。

日本を憂う
 メディアが世界(中国)の経済情報を伝えない
 成長戦略が描けない

打つべき手
 ・良き公共投資の実施(特に空港公安関係 他国に遅れている)
 ・個人資産1400兆円で内需拡大
 ・国外からお金を取り組む政策(現地法人日本企業の利益を国内へ)

この新年会では3年連続で葉先生を講師として招いている。
その結果、昨年よりも参加者数が20%程度増えているとのこと。

縮小傾向の新年会が多い中、熱気溢れる刺激的な新年会だった。
 *来年の新年会も講師として来られるようです。

医療の現場から

先日、同年代の麻酔科医師のお話を伺う機会がありました。

インフルエンザに関して
 例年、合併症を含めると約1万人の方が亡くなっている
 今年の報道の取り上げ方はちょっとやりすぎ?
 但し、その結果として「手洗い・うがい」が徹底された
 臨床の立場からすると「手洗い・うがい」が充分効果があると実証できた年だった

 ちなみに感染症で亡くなる場合
 ウィルスに対して、患者が闘いすぎて亡くなると考えて欲しい 闘う=体温が上がる
 体温が40度以上になるとウィルスも死ぬがタンパク質も駄目になる
 特に子どもの場合、脳をやられるケースが多いので、頭を冷やすことは重要

自殺者が年に3万人
 ストレスマネージメントが大切な時代に
 個別対応が必要なので人によって処方箋が異なる
 余裕の時間(温泉などに行ってゆっくり過ごすなど)を持つことが良いようだ
 ちなみに割合で見てみると
  日本23名/10万人  ジャマイカ0.1名/10万人  どちらが豊かな社会なんでしょう?

突然死が年に10万人
 脳梗塞・心筋梗塞  35才から65才の年代注意
 心配停止とは、心臓が止まるという意味ではなく「心臓の機能がうまく働かなくなること」という意味
 実際には、心臓の動き方が不規則になっている(動いている)ケースがほとんど
 心臓マッサージを2回ほどしっかり行えば、元に戻るケースもある
 先生のお考えでは、この対処次第で少なくとも10%以上の命が救えるはずとのこと

ちょっとした知識と習慣で防げる病があるんですね。
また突然死の多さにビックリ。私もまさにその世代なので注意しないと・・・。

銀行廻り

今日から銀行も業務がスタート
朝一番から取引先銀行を3つ廻ってきました。

毎年のことですが、銀行側も年始の挨拶に対応する体制が整っています。
ドライバーでないことを確認した上で、日本酒で軽く乾杯。
一言二言会話を交わし、終了。
1行10分程度の滞在時間です。

昨年夏に交代したばかりの支店長からは工場見学を希望するお話を頂きました。
今年も既に数社の見学依頼を頂いています。
遠い場所にも関わらず、お越しいただけることをうれしく思います。

この日に銀行廻りをする他の経営者も多いようで、知り合いにも数名お会いしました。

明日から当社の業務もスタート。
厳しい1年になることは間違いありませんが、
だからこそ、 飛躍する1年にしたい そう考えています。

おめでとうございます

明けましておめでとうございます。

既に三が日も終わり、明日から仕事始めの方もあることと思います。
 *私は明日、取引先銀行に年始の挨拶に行く予定です

年末年始はいろいろと考える機会です。

気になったことを2つUPします。

一つ目は、日本経済新聞。ドラッカーと経営-09年 逆境を越えて と題し、
12/30、31日の2日間、経済教室コーナーに掲載されました。

時代の変化を捉え、いかにして顧客を創造するか。
そのためにすべきことは何かを考える機会になりました。

二つ目は、新建ハウジング住宅産業大予測2010 と題し、1~4章にわたって書かれています。

写真の通り、付箋だらけになりました(笑)。
編集長のブログを見て、どのようなものが届くか楽しみにしていました。
期待以上の内容で、読み込むにはまだ時間がかかりそうです。

ドラッカーマネジメントの視点や、山岸俊男さんの信頼社会など
私が学んでいる視点が、いくつか見られる内容です。
 *緑のカーテンに関する記事もありました

夢と現実を埋めるものづくりとしくみ

成熟社会・知識社会・信頼社会という変化をいち早く捉え、顧客を創造する。

自らの信じるところを愚直にやっていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

1年間 ありがとうございました

今年も皆さんには大変お世話になりました。

おかげさまで、今年も多くの良い出会いがありました。
また様々な経験をする機会も頂きました。

来年もよろしくお願いいたします。

なお、会社は本日12/30~1/4まで年末年始のお休みとなります。
1/5より、通常通りの営業となります。
 *1/4に銀行廻りは済ませてしまおうと思っています

この年末は、東京でゆっくり過ごすことになりそうです。

そういえば・・・・
まだ引っ越しして3回目の正月にも関わらず、大掃除をしていると
初代マイ箸が出てきました。
2代目に比べるとだいぶ箸先の漆がはげてきています。
 *1,500円で塗り直してくれるそうですが・・・

マイ箸については月2回(第2第4月曜日)に連載をお願いされている
こちらの ブログ で書かせていただきました。
  第1話  第2話

お時間のあるときにご覧下さい。

実は会社の大掃除でも発見がありました。

掃除の大切さを改めて実感させられた年末です。

それでは皆さん良いお年をお迎え下さい。

工場見学

日頃、弊社の製品をご愛顧いただいている
飯田市にある施工店専務が工場見学にお越しになりました。

*その模様の詳細については こちら のブログで紹介されています。

午前中は仙台市にある(株)吉岡の本社に。
前日から仙台入りしていたので、駅でお迎えし、一緒に工場へ。
金属屋根材や鉄鋼業界に関する話で盛り上がりました。

その後、再び仙台駅へ。
昼食後、大仙市にある秋田工場に向かいました。
普段の行いが良いこともあって(笑)、雪が大歓迎してくれました。

せっかくはるばるお越し頂いたこともあり、
私からお願いをして、秋田工場スタッフに語ってもらいました。
あまり人前で話をする機会がないので・・・
ということだったので、インタビュー形式に。
60分間の時間がアッという間に過ぎていきました。工場に対する印象は
・スペースがしっかりとってある
・半田付けを女性がやっていることに驚きを感じた
・一文字材のあのハゼ折がなぜ出来るのかがわかった

また施工店として心がけていることには
・職人には仕事が終わった後、建物を離れた場所から見るように指示している
  仕上げ、美しさにもこだわる、成果の確認を一人一人が行う習慣をつける
・施工店はもっとメーカーに営業すべき
  メーカーと直接話が出来る関係を
  製品に対する意見を直接伝えたい

秋田工場スタッフにとって刺激的な内容だったことでしょう。
他の社員にも見てもらえば良かったと思っています。

こういう方と出会えたことをうれしく思います。
翌日の角館を含め、2日間ありがとうございました。

土曜日の武家屋敷(角館)