再就職支援プログラムで弊社にお越しになった女性からのメール

とっても嬉しいメールをいただきました。
以下ご覧ください。

再就職支援プログラムでお世話になった○×です。

先日は貴重な体験をさせて頂きありがとうございます。
早いもので職場体験の日からはや2週間。
あれから私も懸案だった押入れを整理しました。(!)
いただいた朝顔も順調に育っております。

今回はじめて御社で「雨のみち」のことを知り、
禅の感性にとても近いと感じました。
私の学生時代は心理学専攻でした。
そのワークショップで行った、
北鎌倉・円覚寺での座禅合宿を思い返しました。

早朝から夜まで、座禅を組み瞑想します。
線香1本が燃え尽きるのが約20分。
休憩を挟みながら、ひたすら座禅をし、
心を静めることに専心しました。
一日三回の食事は当番制で、配膳から食器洗い、
もちろん掃除も全員で毎日します。
生活の中のすべての行動を禅の思想にかなった所作で行います。

この時に習った水の使い方なのですが、
①新しい水でまず米をとぎ、とぎ汁もすべて取っておきます。
②食後の食器洗いは①を使って行います。
③食器洗いに使った②で今度は雑巾がけなどの掃除に使います。
④雑巾を洗った最後の水は、植物にあげて終了です。

日本人は古来からこうして同じ水を
何回も無駄なく使うことを実行していました。
現代社会ではあらゆることが使い捨てになっています。
御社の「雨のみち」は、
日本人が本来持っていた何事も謙虚に大切に扱う心を
再び取り戻すことだと感じました。

現代社会では、環境問題とか水資源として論じていることも
実は古来から日本人が大切にしてきた美意識なのだと思いました。
人間も自然の一部であり、間違った全能感は許されないことを
昔から日本人は、よく熟知していたのかもしれません。

勝手な所感で恐縮ですが、
御社の方向性は時代の理に適ったものとして
ますますのご発展を確信しております。

長々としたメール失礼しました。
現在、再就職活動に奮闘しておりますが、
良いご報告が出来るように頑張ります。

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