「イエスト」テーマは「エコハウス」


トステムが運営しているWEBマガジン「イエスト」
先週金曜日に初のustreamの生放送が行われました。
テーマは「エコハウス」
出演者は
 難波和彦さん(界工作舎)
 竹内昌義さん(みかんぐみ)
 真壁智治さん(M.T.ビジョンズ) と そうそうたるメンバー。
約2時間にわたって放映されました。

まずはみかんぐみの竹内さんから話がスタート。
山形にできたエコハウスにいたるまでの2年くらいを振り返ったお話でした。
それまでは、どこか胡散臭いと感じていたエコハウス。
何でもあるイギリスの国立公園内の島で3週間生活したことから関心を持ち始めたようです。
 *主流が木造になること
 *ヨーロッパが進んでいること
そんなこともあり、オーストリアなど現地視察を実施。
そのカッコよさに魅力を感じられたようです。
 「未来の住宅」という著書にいくつか写真も出ています

早速勉強会を実施。アウトプットも必要ということで著書「未来の住宅」を出版。
そんな時期に環境省エコハウスモデル事業があり、応募。
今年3月に実物が完成しています。

学んでいく中で、西方里見さんの事務所や実例を見学したり、
森みわさんとつながったりと、真摯に学び実践していた様子が感じられました。
その原動力はなんだったのか。
私が感じたことはエコハウスの「カッコよさ」だったように思います。

つづいて難波さんからは、箱の家シリーズのお話から、
最近のココラボの取り組みの紹介がありました。
エコハウスのベテランとして
・なぜ心ある若者が集まらないのか?
・エコハウスをやることが仕事になる政策が日本にはない(欧米多い)。

またエコハウス、特に断熱化を進めると「モコッとした外観」になる傾向が強いという指摘もありました。
確かに断熱化を進め、表面積を抑えるとそんな形になっていくのかも知れません。

共通した話題は「風」
高低差を利用する話や袖壁の効果などの話もありました。

太陽光を入れる遮るポイントとして「庇」が上がりました。
機能としては必要だが、意匠的には受け入れられにくいとのこと。
こうしたところにも開発の余地はありそうです。

最後にトステムが運営していることもあってサッシ関係の話に。
輸入サッシでは価格や流通面でも課題がある。
網戸の話なども出ていました。
サッシ廻りの面白そうな話が出てきたところで、急遽放映終了だったのが残念です。

こうした対談が生放送で聞く機会があるというのは良いですね。
次回も楽しみにしたいと思います。

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