40周年記念式典
銅展に行ってきました
新宿のOZONE6Fで開催されている「銅展」に行ってきました。
*10/28(火)までたべる・すまう・よそおう
意外と身近なところに銅は存在しています。銅の特徴の一つである抗菌作用。
トイレなどでもちょっとした工夫で様々な使い方があるようです。
資材高騰から金融不安のためか、急激に銅の建値も下がってきています。
こうした機会を通じて、銅の新たな可能性が芽生えると良いですね。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
人間ドック
今日は人間ドックでした。
昨年、今年と行っているクリニックはとても快適。
今日も8:15頃に入りましたが、10時前には終了。
迅速な対応でその後の時間を有効に使えるということもあり、有り難いです。
毎年気にしているのが視力。
今年も何とか両目1.5を戴きました。
メタボ検診のためか胴回りの測定がありましたが、
なんとか85cm未満だったようです。
あとは1ヶ月後に届く結果次第ですが・・・。
マイ箸日記
マイ箸日記
1,000本ノック
土曜住宅学校 第2講の講師は長谷川豪さん
私にとって大変刺激的な講演内容だった。
設計を立体的に考える
もちろん、当たり前のことだが、お話を伺って改めてそう感じた。
身体感覚を大切にされながら、外部環境と立体的にどうつながるかを考え抜いている。
完成したとき、自分の身体感覚ではどう感じるのだろう。
そんな場所が家のそこここにある。
計画段階からどう感じるかが楽しみになってくるのではないか。
公と個のバランスを考える
住まいはプライベート空間。
法律さえ守れば、何でもありといった建物や町に対して閉ざした建物も多い現在。
半公共的な空間を創り出すことで
住まい手が建物だけでなく町も含めていとおしくなる。
併せて、ご近所の方にとっても受け入れやすい建物になっていくように感じた。
いまの世の中、
公と個のバランスが崩れている、
個が強すぎると感じている私としては、大変興味深い。
この半公共空間は長谷川さんの想定外の住まい方を生み出す。
これこそ設計冥利に尽きると感じているとのことだった。
こうした建築を実現するために行っていることが
1,000本ノックならぬ 1,000の模型作成。
もちろん、1案件に対してである。
「1案件1年考えるとすると1日3個で1,000個以上になりますね」
当たり前のようにお話しされていた長谷川さん。
100個くらいでは自分が良いと思ったものを越えられない。
それ以上のものを生み出そうとするとき、
この1,000本ノックが重要な手法になっているとのこと。
外装材は住まい手を外部環境から守るための道具。
同時に、半公共空間に使われることも意識しなければならない。
雨とい・屋根など外部に使われる製品を提供してきた会社として
何かお役に立てることがあるのではないかと感じた。
*その何かが残念ながら見えなかったが・・・
長谷川さんが手がけた建物を是非見てみたい。
依頼された住まい手にも是非会ってみたい。
そう強く感じた。
JIA環境建築賞2008 記念シンポジウム
仙台で開催されたシンポジウムに参加してきました。
受賞した作品はそれぞれ設計者がプレゼンを実施
最優秀賞は IDIC(PS岩手インフォメーションセンター)
既に16年が経過した建物。室内外の緑とのかかわり方が印象的でした。
優秀賞には既存建物を利用した作品もいくつかありました。
黒松内中学校は一部屋根を取り払って「ひかりのみち」をつくることで環境を大きく変えていた。
築100年越の既存の蔵を残して、住宅に取り込んだ事例も興味深いものだった。
土地や地域のもつ特徴や既存の建物までうまく活かした事例が多かった。
これが一つの流れのようである。
建築は産業以上にCO2削減のポテンシャルをもっている。
つまり、これから期待されている業界。
エネルギーを1/2に抑え、かつ残りの1/2は再生可能なエネルギーを使用。
雨のみちもカーボンニュートラルに役立てる方法がまだまだありそうだ。
マイ箸日記
燕三条
異業種交流会の工場見学。燕三条まで行ってきました。
玉川堂創業190年超の銅工芸品の会社。
工場長で伝統工芸士の玉川さんに案内していただきました。
現在の7代目社長のいとこだそうです。銅製の急須の工程。
注ぎ口を含めて1枚の板から打ち出します。
10年程度の経験者で2週間程度かかるとのこと。
銅製なので熱伝導率も良く、紅茶などを入れても良くジャンピングすると好評とのこと。
お値段は30万円。銅に錫をのせています。
脇で見ているととっても簡単そうなんですが・・・。
数秒で表面が錫で覆われます。
ビアグラスとして使われるようです。
続いて伺ったのが磨き屋一番館バフ研磨でにいがた県央マイスターを持つ3名
あのiPODは中央の方がとりまとめて実現した仕事とのこと。
現在は飛行機の翼の先端の磨きに取り組んでいるそうです。チタン製のビアマグ。
2重構造になっていて、泡立ちも良く、チタンなので金属臭もありません。
現在、この3名だけが磨けるとのこと。
工場出荷価格ということだったので、1つ購入してしまいました。
こうしたものづくりの技術は、きちんと継承していきたいですね。