雨のみち④(愛・地球博)

本来の排水管の役割は何か。
それは、壁から導き出させる雨水の排水を下に流すこと。

つまり、そこから上は必要はありません。

では何故、こんなに長くしているのか?

このステンレス雨とい
外観の一部として見るとどうでしょう。

建物の高さと3本の雨といを合わせる。

そんな意匠がデザインされた雨のみちです。

雨のみち③(愛・地球博)

日本庭園ブースに作られた和風建築。
銅屋根の落ち着いた建物です。

手前は屋根に降った雨をそのまま黒い玉石(犬走り)で受け止める。

その先は、銅雨といが受け止める。

そんな雨の日も意識したデザインになっています。

雨のみち②(愛・地球博)

大きな集成材梁の上部に一本とばしで雨といがつけられています。
残念ながら塩ビ製。
左の屋根の雨を反対側まで誘導しています。

梁上部をくぼませ雨のみちをつくる。

途中に吐水口を作り、雨水を飛び出させる。

考え方ひとつでいろいろな雨のみちが考えられます。

雨のみち①(愛・地球博)

道の側溝に砕いた瓦が敷かれています。
おそらく壊れた瓦の再利用でしょう。

雨に濡れるともう少し黒く見えるはず。
こうした色の変化も楽しめます。

水琴窟(愛・地球博)

葉っぱのドームの先にある水琴窟。通常は埋め込まれているタイプが多いですが、これは地上設置型です。高校生が柄杓で水を入れては、音を楽しんでいました。独特の綺麗な音がきこえてきます。ちなみに上部の竹は雨とい。雨が降るとここに水が流れてくるような仕掛けになっています。雨の日にも来てみたいですね。

樹幹流(愛・地球博)

以前のブログでも紹介しました樹幹流を集めています。森の自然学校にあった桜の木を利用。近くにはこんなコメントが掲示されています。ちなみに森林体験ゾーンではこうした様々な仕掛けがあり、結構楽しく歩くことが出来ます。

夕立

今日は東京で夕立がありました。思った以上に降ったようです(大手町90分で34mm)。都心部では舗装された地面が増えることで雨が地下に浸透しづらくなっています。結果として都市型洪水の発生回数が増えているということですね。雨を避けてきた都会へのしっぺ返しかもしれませんね。