本来の排水管の役割は何か。
それは、壁から導き出させる雨水の排水を下に流すこと。
つまり、そこから上は必要はありません。
では何故、こんなに長くしているのか?
このステンレス雨といを
外観の一部として見るとどうでしょう。
建物の高さと3本の雨といを合わせる。
そんな意匠がデザインされた雨のみちです。
日々心動かされたことを記していきます
本来の排水管の役割は何か。
それは、壁から導き出させる雨水の排水を下に流すこと。
つまり、そこから上は必要はありません。
では何故、こんなに長くしているのか?
このステンレス雨といを
外観の一部として見るとどうでしょう。
建物の高さと3本の雨といを合わせる。
そんな意匠がデザインされた雨のみちです。
日本庭園ブースに作られた和風建築。
銅屋根の落ち着いた建物です。
手前は屋根に降った雨をそのまま黒い玉石(犬走り)で受け止める。
その先は、銅雨といが受け止める。
そんな雨の日も意識したデザインになっています。
以前のブログでも紹介しました樹幹流を集めています。森の自然学校にあった桜の木を利用。近くにはこんなコメントが掲示されています。ちなみに森林体験ゾーンではこうした様々な仕掛けがあり、結構楽しく歩くことが出来
ます。
今日は東京で夕立がありました。思った以上に降ったようです(大手町90分で34mm)。都心部では舗装された地面が増えることで雨が地下に浸透しづらくなっています。結果として都市型洪水の発生回数が増えているということですね。雨を避けてきた都会へのしっぺ返しかもしれませんね。
ある方から頂いた情報です。
将来、水戦争が起こると言われていますが、こうした状況からも伺えます。
日本は雨が多く、水は豊富と思われています。
しかし食物自給率は40%を切っているのが現状です。
雨のみちのデザインを真剣に考えていかなければなりません。
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今世界ではグローバリーゼーションが進み、世界各国のあらゆる食べ物を口にすることが
できる豊かな時代です。しかし実はここ数年、穀物生産量は消費量を毎年大きく下回り過去
の在庫を取り崩しているという事実をご存知でしょうか。
気温が数度上昇すると予測されている今世紀は、収穫量の激減が危惧されます。地球の
平均気温は過去30年間で約0、7℃上昇しましたが、記録上もっとも暖かかった上位4位
までがなんとここ6年間に集中しているということにも驚かされます。
1950年から84年にかけて、世界の穀物生産量は人口を上回る速さで増加し、1人当たり
の穀物生産量は250kgから過去最高の339kgにまでなりましたが、その後は一転、穀物
生産量の伸びは人口の伸びを下回り、2004年の1人当たりの穀物生産量は9%マイナス
の308kgとなっています。
今日の世界の食料増産の中には、地下水を汲み上げすぎる「過剰揚水」や農地を休ませる
ことなく耕し土壌の水分や養分を失わせてしまう「過剰耕起」、他にもあまりにも多くの家畜を
放牧して草を食べ尽くされてしまう「過放牧」があります。また海では乱獲があり、こうした
要因は突如として増産から減産に転落させる可能性が高いとものといえます。
世界の食料需要が膨らむにつれ、灌漑用水の使用量も増加の一途を辿りました。世界の
水は70%が灌漑用水、20%が工業用水、残りの10%が生活用水に利用されていますが、
地下水層の枯渇と平行して都市の水需要が増え続けているため、灌漑用水が工業用水や
生活用水に転用されてしまう厳しい事態に直面しています。
世界経済がより豊かになればなるほど、地球環境にダメージを与え、それはやがて再び
世界経済へマイナスのダメージとして返ってきます。2004年初めに中国が800万トンの
小麦を求めて世界の穀物市場に参入したことは穀物の「余剰時代」が終わり、「不足の時代」
そして「食料危機」の始まりを警鐘しているのではないでしょうか。
学校エコ改修で活躍されている善養寺幸子さんが
環境gooグリーンピープルで紹介されています。
私も以前に足立区の自宅を拝見させていただきました。
ステンレス製雨水タンク(5t)が地下に埋め込まれています。
「雨水は綺麗なのでトイレに使うのはもったいない」
と流し水には生活排水を合併浄化槽で自家処理した水を2次利用しています。
雨水は浴室(ソーラー温水器で温める)やキッチンでの食器洗いなどに利用。
上水道がなくとも生活できます。
学校のエコ改修でも緑や雨を大切に考えていただいているようです。
こうした考えが教育現場に良いかたちで広がっていく事が望まれます。