木庵テーブル・ベンチお披露目会

植田板金店さん主催の木庵お披露目会に行ってきました
デザイン監修は隈研吾さん


会場の岡山プラザホテルの前には
木庵のCLT小屋を展示 等身大の隈研吾さんがお出迎え


CLTの家具 実際に座ってみることもできました


植田さんの開会挨拶 気合が入ってました


隈研吾さんによる木庵家具の生解説
木の塊の魅力を中心にお話いただきました

その後
新建ハウジング三浦さんがインタビュー形式で
隈研吾さんに様々な質問をされました

私なりにまとめが概要は下記のとおりです

木の建築の魅力は脱炭素社会に貢献すること
ヨーロッパが一歩リードしているが、日本も耐震耐火が進んできている
まだまだ木に対して古いイメージを持つ日本人が多いのではないか
大工・板金の技術は日本が世界一 今後に期待が持てる

CLTの魅力は木の塊の持つ質感
家具は手に触れるものでもあり、空間全体に影響を与える
薄味な住まい・建築が増える中、木の塊をひとつ置くだけで雰囲気が変わる
小屋は、自分自身を木の塊に投げ出すことができるプリミティブな空間
今の日本人にはこんな空間も求められているのではないか

挑戦し続ける植田板金店とともに地域工務店とのコラボレーションで
木造・CLTの魅力を伝えていってほしい

国産材を生かした家づくりをしている工務店の住まいは
すでに木の良さが生かされているので
木質が感じられないオフィスなどに
CLT家具を一つ置くのも良いなと思いました


地元の衆議院議員 逢沢 一郎さんもお越しになり
植田さんから説明を受けていました

岡山での知名度もだいぶ上がってきていると感じました

まだまだ挑戦したいことが色々とあるようです
*お話も聞かせていただきました

今後の活動にも注目していきたいと思います

木庵テーブル・ベンチお披露目会
小屋やさん
植田板金店

森林列島再生論

森林列島再生論

一次産業とつながること
今後、豊かな生活をしていくためにあたっての大切なテーマです

森林連結経営にたずさわること、支援することは
豊かな人生を送ることにつながります

無資源国、日本にとって森林は大切な資源
胸を張って働ける業界になる可能性を感じる

木を切る時、この木が誰の住まいに使われるのかがわかる

*先日見学させていただいた伴工務店の写真です
住まい手さんが柱を見えるようにしたという要望からこうなったそうです
将来、QRコードから伐採シーンが見られるようになるかもしれません

誰のための仕事なのか?
お客様と顔の見える関係になることは働きがいにもつながります

国産材の有効活用、バイオマスエネルギー
喫緊の課題である脱炭素社会の実現にも貢献できます

そして再造林 これを経営として一緒に行う
未来のための仕事です
一次産業とかかわることは未来とつながることになります
特に森林連結経営は、3~4世代先のことまで考える仕事です

・誰のための仕事か
・脱炭素社会に貢献
・未来を考える仕事

若者たちの憧れの仕事になりそうです

気になるところもありました
森林連結経営も金融資本主義がベースとなるのかということです
トマ・ピケティの21世紀の資本にあるようなこと
輸入材→国産材で地域にお金を循環させるという点でも
資本となると国を超えることも出てくるでしょう
*そもそも資本に関心を持ってもらえない限りは仕事として成立しない
ということなのかもしれませんが・・・

ともあれ

金属製雨といを取り扱う弊社として

雨といを成形しているときに
どの建築に取り付けられるのかがわかる時代になるのか?

未来のために金属製品製造業としてできることはあるのか?

といった様々な疑問も浮かんでいます

みなさんもぜひ読んでみてください

森林列島再生論

塩地博文

讃岐の家づくりを考える本 I think ほんとうに心地よい家のつくり方


菅組さんの季刊誌 あののぉ
その記事でこの本を知りました

代表の菅さんにメッセージをしたところ
早速、1冊届きました ありがとうございます

堀部安嗣さんとの対談
地元、仁尾、讃岐への思い

父母ヶ浜(ちちぶがはま) いいですね

お会いしたことのある山地さん願化さんも登場

落ち着いたら讃岐にも行こう

讃岐の家づくりを考える本 I think ほんとうに心地よい家のつくり方