春のバスツアーその1 青山学院大学相模原校舎

春のバスツアー 一つ目の現場は青山学院大学相模原校です
まずは教会。学校のある日は毎日10:00から礼拝があるそうです。
パイプオルガンの音を聴いてみたいですね。
私もミッション系の学校だったのでちょっと懐かしい感じがしました。
ここは食堂です。学生証がICカードになっていて、清算なども出来るようです。体育館。バスケットがメインのようです。
最初は気づきませんでしたが、観客席にもしっかり「AGU]の文字が。教室です。ご覧の通り、ここは車椅子用の机。現在車椅子で通学する学生が2名いるそうです。この前に倒れる椅子には席を立たずに後ろが通れるようにすることで、セクハラ防止にもなっているとのこと。
ちなみに教室の椅子や机はストッキングが破れないよう配慮がされているとのことでした。

今回のツアーは、建築に携わった設計の方の解説がありました。
サスティナブルがテーマの一つ。
そのこだわりの中に「雨だれ」がでないよう配慮したとのこと。
確かに窓枠の下に出る汚れは気になるところ。
そこでこの建物は全ての目地を揃えることを前提にタイル割りを考えたそうです。
その為に建物毎にタイルの大きさを若干変えているとのこと。
また窓の納めにはこんな工夫もありました。

まさに雨のみちを考えた設計でした。

ちなみに大型建築の場合、ほとんど雨といが表に出てこない場合が多いのですが、
目に付いたものをいくつか。
あえて2本にしています。こちらも同じ2本でデザイン。こちらは建物の壁面にうまく納めています。

またステンレスのコーナールームセット(この呼称で合っているでしょうか?)が使われていました。
確かに角は汚れやすい部分。筒状のものがつけられていました。

見学した建物

1日かけて数多くの建物を見学させていただきました。
今井社長ありがとうございました。

これ以外にも、数多くの建物を見学しました。
その工務店の目指す建物のイメージ、スタイルを感じることが出来ました。
おそらく、街中を歩いていても
「これはあの工務店の作品だ」と感じることができると思います。

ところで皆さんはどの建物が好みですか?

残されたものの役割

2/18のメモリアルセミナーも無事終了しました。

熱のみち、湿気のみち、そして「気」のみちなど
様々なみちのデザインについて学ぶことができました。

意見交換を通じて、
雨のみちについても新たな視点を頂きました。
ありがとうございました。

また残されたものとしての役割を改めて考えさせられる一日でした。

住まい博


次はビックサイト
「住まい博」
最近ハウスメーカーではこの手の展示会が多いようです
来場者、そして建材関係の社員の多さに驚きました
外装関係のカタログをいくつかもらってきました

問い合わせ

先日、10年前に勤務していた時のお客様から自宅に連絡があった。
ちょうど不在だったため、留守番電話にメッセージが残っていた。

何かとても困っている様子。
それではと思い、連絡を取るが・・・・

 -現在使われておりません 番号をお確かめになって・・・・

そこで以前の会社に連絡をとり、電話番号を確認。
やはり同じ番号で連絡がとれない。

結局、伺ってみることにした。

ピンポーンと玄関ベルを鳴らすが、なかなか出てこない。
もう一度鳴らすと、窓から見慣れた顔が・・・。

13年振りの再会。お客様は既に80代半ば。
ご主人は入院されているとのことだった。

何でもシャッターが開かなくなったとのこと。

前の会社から連絡させると伝えたが、アフターサービスが悪かったらしく、
電話しづらくなっていた様子。

結局、現場担当だった方が独立され、営んでいる工務店に連絡し、
事なきをえたとのこと。

電話が繋がらないのは、お年寄りを狙ったセールスの電話が多く
困っていたため変えたとのこと。

会社が変わったので、私からは連絡が来ないのかと思っていたとのこと。

結局、お茶をいただき、曾孫の写真なども見せていただきながら、
60分程度の時間を過ごした。
ご主人の実家である川越のお菓子までおみやげとして頂いてしまった。
  *ご馳走様でした

住まいは、引き渡し以降の住まい手とのかかわりが大切ですね。

日経アーキテクチャー

2005-12-26号のアーキテクチャーを今頃読んでします。
幾つか頭に残る内容がありました。

①箸置きにほれて家づくりまで頼む
  小泉誠さんの「ROCCO」にほれ、家づくりまで頼んでしまう施主の話
  会社のよりも人が重視される方が増えているようです

②見えないものは古くならない
  ミノッティのキッチンは時代がたっても評価が変わらない
   ex)取っ手がない→見えないものは古くならない

③「スタイル」は好み 「デザイン」は問題解決に繋がるもの
  イームズオフィスディレクター談

④かつて東京は、木という素材が都市のスケールを規定していた
   (無限に長い構造体はできない)
  隈研吾先生談

⑤修景は「ソトはみんなのモノ、ウチは自分のモノ」という意識を
 徹底するところから始まります。
  宮本忠長先生談

量から質の時代へ
そしてその質の追求の中で
「公」というものが見直される、新たに定義される時代になってきたと感じています。

俵屋


外から見てきました
やはり一度中にも入ってみたいですね

いよいよ25日まで

行ってきました

吉村順三建築展に関するブログのコメント、かなり出ていますね。
いくつかピックアップしてみました。

http://blog.so-net.ne.jp/08091160825/2005-11-18
http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/4900dee6dfe6b74aec308b2c2ca46f68
http://www.clubrich.jp/blog/1038/2005/12/post_390.html
http://af-site.sub.jp/blog/archives/2005/12/post_429.html
http://www.doblog.com/weblog/myblog/1899/2129346
http://blog.livedoor.jp/takat0702/archives/50307397.html
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/2005/11/133_512c.html
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/2005/12/134_52d4.html
http://www.doblog.com/weblog/myblog/57118/2054784
http://mods.mods.jp/blog/archives/000741.html
http://zubora.daa.jp/blog/archives/2005/12/post_4.html#more

本日をいれてあと4日。ご自身で体験されることをお奨めします。