雨のみちを提案する(1113朝会)

雨のみちの実例紹介(1106朝会)

CS推進課の方からのお話

最近、新商品発売のおかげもあり、HPなどからの資料請求が増えているとのこと。
とてもうれしいことです。
そんな中、この部署では、お客様(主に建築家や工務店など)から
計画中の建物に対する雨といの見積もり依頼を受けています。

単なる金額だけの相談の場合もあるようですが、
決まった建物に、こちらで雨といの計画を考えるケースもあるとのこと。
まさに「雨のみちをデザインする仕事」です。

建物の外観に合わせて形状や大きさ(雨量計算から)を決めたり、
軒とたての位置を考えながら、綺麗に効率よく雨のみちを考えていきます。

決して簡単な仕事ではありませんが、こちらの提案通りに採用いただくケースもあるようです。

こうしたところにも私たちの持っている知恵がありそうです。
しかし残念なことに、ごくわずかな人たちだけが共有するものになっています。
お客様に接する多くの人たちにこのような知恵がもてるようになること。
そして、お客様自身にもその知恵が伝わっていくことで、
世の中にある建物の雨のみちが少しでも綺麗になればと思います。

建物ができあがった最後に行われる雨とい工事。
計画当初から雨のみちが決まっている事はまだ少ないようです。
落とし口や排水枡の位置の関係から不要なエルボを使ったり、
無理な納まりで仕上げているケースも散見されます。
せっかく綺麗に出来た外観を邪魔しない、
むしろ引き立てるような名脇役となる 雨のみち であってほしいものです。