木地師 池下満雄さんの弟子の作品


GOenをいただき
昨年3月に屋根材を提供させていただいた
小さな木地屋さん再生プロジェクト

塗師の赤木明登さんなどが立ち上げたプロジェクトを
同郷(岡山)のミナモト建築工房青江整一さん
中心となって建物の再生に動きました

同じ岡山の植田板金店さんが3月1日に弊社に来られた際
こんなプロジェクトがあると話を伺い
それなら屋根材で貢献しようということで
秋田工場で頑張ってもらい、2週間ほどで屋根材を納めました

木地師 池下満雄さん
残念ながら数ヶ月後になくなられました
短い期間ではありますが、弟子方たちが手掛けた漆の器
ミナモト建築工房青江整一さんが送ってくださいました
関係者にお裾分けしていただいたようです

来週、社内研修で
GOenの作り方をテーマに話をします
その後の社内の懇親会がこの器のこけら落としとなります

使い込ませていただきます

都市と人間


南青山で展示がスタートした 都市と人間 に行ってきた
ベルリン州立図書館 1/50の模型が中央に展示されている


ベルリン州立図書館再読展「都市と人間」
ハンス・シャロウン設計 1978年に開館している


1/50の模型を別の角度から



こうして内部を覗いてみていると
中に入ってみたくなる


すこしだけ協力させていただきました


emergence aoyama cmplex1Fにて開催中


ぜひ訪ねてみて下さい

都市と人間

谷口工務店 谷口弘和さん 小学校で出前授業


「小学校で出前授業しませんか?」

昨年9月に、におの浜の家にお邪魔した際
滋賀で小学校教諭をされている女性が
初めて会ったにもかかわらず、谷口さんに出張授業を依頼

それが5ヶ月後に実現しました


谷口工務店で働く方のお子様も同じ小学校に通っていることが判明
なんかいろいろとつながりますね

彼女からはとても良い授業だったと写真とともに連絡がありました
谷口さん、ありがとうございます

まさにエフェクチュエーションな出来事でした
どのようなつながりで今回の出前授業につながったのか?
経緯を以下に記します

コロナが日本に蔓延(2020年春)

自宅で過ごす時間が増え、出会いが少なくなったこともあり
ネットコミュニティに初めて参加(業界とは無関係)
ミーニングノートコミュニティに参加
(2期生2020年5月~現在継続中)

同じ2期生に滋賀の小学校教諭(ゴルフが趣味)がいた
ネットコミュニティの場合、素性はだんだんとわかってくる

関西などリアルでも何度か会うよう(2年くらい前からかな?)

ちょうど仕事が京都であり(2024年9月14日)
延泊すれば一緒にゴルフができるとお誘いする

ミーニングノートコミュニティに参加する
もう一人の滋賀の方と3名でゴルフ(2024年9月15日)

翌日、滋賀の家展の関係で
におの浜の家谷口さん、伊礼さんの講演があることがわかり
3名で参加してみる(2024年9月16日)

初めて会った谷口さんに出張授業を依頼

2025年2月21日(金)に授業が行われる(私は行けずに残念)

こういうことってなんか楽しいですね
GOenを感じます

ちなみにもう一人の方は
滋賀で健康管理関係のお仕事をされているんですが
なんと谷口工務店の健康診断を
その方の職場でやることになったようです

におの浜の家にお二人をお連れして良かった
ミーニングノートコミュニティに参加したのも良かった

みんなの家 井野さん自邸


みんなの家 井野さんのご自宅
かなり早い時間にお邪魔させていただきました


道路側から
決して大きな家には見えない平屋の住まい
実は50坪程度あります


玄関を入った正面が中庭
ensuiも楽しめます


中庭から玄関をみたところ


スタンダードたてといはバンドレス
スッキリ仕上がりますね


ぐるっと回った奥にLDKがあります
夫婦とお子様7名という大家族 どんな生活になるのだろう
楽しみですね たしか今日が引越日だったように伺っています
皆さん新居が楽しみですね


北側にダイニング 障子を開けると・・・


赤城山がバッチリ見えます
この風景を楽しむためにこちらの土地に決めたそうです
季節が良くなれば外のデッキでも食事が楽しめそうです


もちろん中庭も楽しめます
TVは右奥の囲われたところのみに設置するとのこと
中学2年生から生まれて半年まで
7名の子どもを育てるってなかなか想像できないですね

こんな住まいで育ったら
おおらかな人間に育っていくのでしょうね
将来も楽しみです

みんなの家
郡栄のいえ

こいずみ道具店 建築散歩の最終目的地へ


今回の夫婦で建築散歩の最終目的地
こいずみ道具店


以前に購入したsansaの張替依頼に座面持参で伺いました
*すでに廃盤、貴重な椅子となりました


行くのは初めて


裏まで見せていただいちゃいました


ちょうど小泉誠さんもいらっしゃって一緒に記念撮影


Koizumi Studioにもお邪魔させていただきました
*道中で誠さんの息子さんに会うこともできました


こちらにもいろいろなものが置かれています


また椅子が欲しくなりますね


こいずみ道具店は予約制のようです
行かれる際は一報お願いします

こいずみ道具店
Koizumi Studio

三鷹市吉村昭書斎


夫婦で建築散歩 荻窪から井の頭公園へ
三鷹市吉村昭書斎 2024年3月オープン


YouTubeでも紹介されています


書斎棟には銅雨とい


交流棟にはHACO/H6号を採用いただきました


設計はSALHAUS
いろいろとご相談を頂きながら一部特注品も対応させていただきました


交流棟は無料


吉村昭さん、妻で作家の津村節子さんの本やエピソードを楽しむことができます


書斎棟へのアプローチ
壁面にはお二人の歴史が刻まれています


書斎棟へ こちらは入場料100円


当時の様子を再現したと思われる書斎
自宅のとなりに建っていたこの書斎に日々通われていたそうです

芳林堂の紙袋が見えますね


茶室、津村節子さんがお茶をされていたようです


裏から交流棟に戻ります
HACO/H6号 継ぎ手でうまく納めていただいてます


軒とたての色をうまく変えてますね

三鷹市吉村昭書斎
設計:SALHAUS

角川庭園(荻窪三庭園)


荻外荘荻窪三庭園のひとつ
せっかくの建築散歩なので他の2つも回ってみることに

徒歩5分くらいにある角川庭園


角川書店の創業者で俳人だった角川源義氏の住まいと庭園
手づくりと思われる銅雨といですね
*一部使っていただいているところもありました


時間の関係もあり、外からのみ


茶室


茶室の手前にある水琴窟 なかなかいい音してました

角川庭園

関西以西から施工店のみなさんが本社に来られました


大阪、香川、岡山、山口から施工店のみなさんが本社にお越しになりました
まずは、1階で記念撮影

その後は情報交換&勉強会
素材のお話と工務店業界のお話がありました
*私は別件で出席できず

それぞれ、記録に残せないようなお話だったようです
ありがとうございます

そして・・・
赤羽で懇親会


新建ハウジングの三浦さんには懇親会まで参加いただきました
*植田さん写真提供ありがとうございます


私は1次会で失礼させていただきましたが
皆さんはその後もどこかに行かれたようです

こうしたつながりは大切ですね

荻外荘


三浦祐成さんSNSを見て訪問
荻外荘 伊東忠太の設計
現在改装中の築地本願寺
緑青銅板を提供していることもあり夫婦で行ってきました


銅雨といを採用いただいていました


客間 1940年、荻窪会議が行われたところです
VRなども楽しむことができました


食堂の広縁
この時期、時間帯は、格子の模様を影を含めて楽しむことができます
*解説の方より


応接室 復元したものがほとんどのようですが
タイルの一部は当時のものだそうです


書斎 近衛文麿が1945年12月に自決した部屋
改変されることなく当時のままのようです


右手は別棟 こちらは塩ビの雨といですね


喫茶室があります
残念ながらお茶をしないと中には入れません


こいずみ道具店さん手ぬぐいが1つだけ売られているのを見つけました
聴いてみると
喫茶室の家具やこの棚も含めてすべて大工の手だそうです
この日の午後、こいずみ道具店にアポイントを取っていたので・・・
この偶然にビックリ
大工の手は相羽建設さんの制作と後で教えていただきました


となりに展示休憩施設隈研吾さんの設計でつくられています
夏頃のオープンのようですが
現在の大工の手の喫茶室はそれまでと営業となるようです


荻外荘を含む荻窪三庭園の指定管理者は虎玄(とらやグループ)
スタッフの対応が皆さんとても丁寧で親切
そんな会話の中から色々なつながりがあることがわかりました

行ってよかったな 荻外荘


こうした建築に少しでも貢献できていることを嬉しく思います

荻外荘
設計:伊東忠太
指定管理者:虎玄