
先週のi-works会合で金沢に行く機会があり
東京を早めに出て鈴木大拙館へ

雨が降ったり止んだりという天気
くさりといも楽しむことができました

水面に映る紅葉もキレイです
海外の訪問者も数多くいました

こちらでゆっくりされている方もありました

くさりといと紅葉
雨も降りすぎず、ちょっと青空も見えたりして
微妙な天候、季節だからこそ楽しめる風景でした

枯れ葉を清掃中のお姉さん
色々とお話することができました
戦中生まれ、自転車で通われているそうです

日々心動かされたことを記していきます

須長壇さんにご案内をいただき
Talk Event 「Beauty for All」に参加してきました
デザインは、人を幸せにできるか?

Ellen KeyさんのBeauty for Allを翻訳された
金沢大学准教授の池上貴之さん
100年以上前に出版されたこの本について、Ellen Keyさんについて、
色々とお話をいただきました
身の回りに美しさのあることの大切さ尊さ

便利さと美しさの調和

スウェーデン出身のデザイナー須長檀さん
このBeauty for Allは障害者によるデザインだそうです

stand the wear of the eye
見慣れてきてもなお美しいと思える
人々の目にさらされることに耐えている
そんなニュアンスのようです
建材の長持ちという視点においても大切な考え方です

大工の美 デザイン史以前の美しさ
民藝にも通じるお話でした
今回の企画をされたコンランショップ・ジャパンから
CDOの中原慎一郎さんも参加されました
Orby Restaurantを会場提供いただきました
中原慎一郎さんは、須長壇さんの自邸に何度もお邪魔しているそうです
私も1度だけお邪魔させていただく機会がありました
須長壇さんファミリーとともに頂く食事の時間は微笑ましい時間でした

登壇された3名のサインまで頂いちゃいました

2025グッドデザイン賞の小さな木地屋さん再生プロジェクト
千葉学さん、内田友紀さん、左右田智美さん
以上、3名のGD賞審査員の方が私の選んだ一品として
トークイベントが開催された
輪島の塗師の赤木明登さん
ミナモト建築工房の青江整一さんも登壇されるということを知り
参加してきました
千葉さんは東日本大震災から復興に関わる支援をされた経験があります
内田さん(ビデオメッセージ)は
福井出身で震災当日も実家で過ごされていたようでした

赤木明登さんから震災後これまでの活動についての話がありました
木地師の池下満雄さんとは、17年のお付き合いだそうです
池下さんは15歳から71年間、椀の木地を挽き続けた職人で
震災当時も仕事をされていたそうです
震災後、3日ほどこの場に居られたとか
71年間、積み重ねてきた木地屋がなくなってしまうことは
受け入れがたかったのではないかと赤木さんはお話されました

岡山県出身の赤木さん
とあるきっかけで同じ岡山のミナモト建築の青江さんに出会います
早速、再建を依頼、まずは現場ということで1月29日に能登に行かれたそうです

再建は決して簡単な仕事ではないですが
赤木さんの強い想いや、工藝を守ることの大切さを感じ
棟梁をつれて現場がスタートします

同じ岡山県の植田板金店さん
ミナモト建築工房さんのもとで仕事をしていることもあり
屋根工事を受けることになりました
植田さんとは3月1日に東京で私と会う機会があり、この話を聴きました
何か協力できることはないか ということで
ガルバリウム本掛一文字材を無償提供することに
秋田工場にお願いし、10日ほどで納めてもらいました
赤木さんには、このトークイベントで弊社のことを紹介いただきました
ありがとうございます

3月26日に引き渡し
震災から3ヶ月、実質50日ほどで木地屋が再建されました
残念ながら、池下さんは亡くなられました
この木地屋再建がきっかけとなり若者が木地師を引き継いていきます
これからは株式会社として仕事をつないでいくそうです

千葉さんからは直感こそ頼りになるというお話がありました
赤木さんの想い、そこに関わっていく人たちの直感的な行動力
再建中の出来事を伺っていて
非常時だからこそ、直感力、やっちゃうことの大切さを感じました
茶寮 杣径の写真
この街並みを守っていくために赤木さんは隣家を手に入れたそうです
弊社のガルバリウム本掛一文字を気に入っていただいたようです
復興にあたって、何かお力になれることがあればと思います
ちなみに、第5回日本和文化グランプリで
この活動が、なんとグランプリを受賞されました
おめでとうございます!!

11/3に行ってきました グッドデザイン賞受賞展

このあたりが関係するところでしょうか?
パネルだけではわかりませんが
おそらく30作品近くでご採用いただいているようです

昨日11/4の授賞式で発表になっている
みんなの選んだグッドデザイン2025
どちらが選ばれたんだろうか?
グッドデザイン賞受賞展 11月5日(水)18:00まで
東京ミッドタウン内各所

2024年3月1日に植田板金店さんから協力要請をいただき
ガルバリウム本掛一文字を無償提供させていただいた
小さな木地屋さん再生プロジェクト
3月下旬に緑のカーテン応援団の視察で
輪島に立ち寄った際
ミナモト建築工房の青江整一さんにも会えました
こうした一連の活動が評価され
2025グッドデザイン賞を受賞しました
2024年7月に逝去された木地師の池下さん
小さな木地屋さん再生が3月下旬と早かったことで
その技術が若い弟子に引き継がれました
塗師の赤木明登さんが岡山出身で
岡山の知人のミナモト建築工房の青江整一さんに再生の依頼をする
同じ岡山の植田板金店さんに青江さんが屋根工事を依頼する
3月1日東京本社でこの話を聴き、即屋根材を提供することを決め
2週間後には能登に屋根材を納める
*秋田工場にも頑張ってもらいました
3月下旬に現場で青江整一さんに偶然ご挨拶ができる
また塗師の赤木明登さんが
赤木明登うるし工房 30周年記念一門展 ー輪島塗の未来ーを
銀座和光で行われることを知り、リアルで会うことができる
まさに エフェクチュエーション でした
こうした一連の活動に少しでも関わることができたことを嬉しく思います
2025グッドデザイン賞受賞、おめでとうございます!!

9/10~12に志村第二中学校の生徒4名の職場体験学習が行われた
東京みどころマップ 今回は飛鳥山公園 温故知新がテーマです

初日は私からのお話 全員、雨は好きではないようでした(笑)
雨のみちをデザインするをベースに
雨といの価値について、その歴史も踏まえてお話しました
そして後半は
雨をひらくお話

今年は飛鳥山公園へ
あいにくの雨・・・それでも
渋沢史料館、晩香廬、青淵文庫を視察
それぞれ100枚以上の写真を撮影したようです
2日目は資料作成
Canvaをつかってチラシを作成します
すでに中学校の授業でも使っているらしい
そして3日目は発表

1チーム目

2チーム目
それぞれなかなか面白い話でした

発表を踏まえて私からもコメント
・この発表資料は渋沢史料館に届けてはどうか
・自分の興味関心を見つ、なぜそう思うのかを考え、それを第三者に伝える
この経験をもっと深めてほしい
おそらくそんな話をしたように思います
自宅に戻って家族にお話してくれたらいいな
マークルデザインの武井衛さん
今回も複数のロゴが掲載されています
そんな中に混ぜていただきました

GOenパーティーで作成してもらったロゴ
60とGOの間をデザイン thとenでそれぞれを意味づけています
チラシやカップに貼ったシール
スタッフTにも使いました 私だけが赤であとは黒
ちるさんが、ロゴを形どったワッペンを持参してくれました
今でも愛用させていただいています
思い出に残るロゴとなりました

そして、名前もロゴに
漢字がすべて線対称なのでこうした組子のデザインにも合っていたようです
またこちらのコースターは
テイ製作所さんに作っていただきました
あえて難しい細身のデザインに挑戦していただきました
当日配布してしまったので私の手元にはもうありません(笑)
ロゴって、人生にも役立ちますね
良い意味づけができました
日本のロゴ&マーク集 Vol.8 隔年発売
マークルデザイン