Oh!! 遺ぇ~い!? 2025 今年も終えることができました


Photographerの小林伸幸さん
お世話になった方たちをお招きして行っている年末の撮影会

私が参加し始めたのは3.11があった2011年の暮れから
すでに15回目となります

おそらく2018年から
私の地元にある天祖神社が所有するコミュニティスペース
杜のまちや 設計:アトリエ・ワン 施工:内田工務店
銅雨といを採用いただいています
いい色になってきました
2日間、私の友人をお招きして開催しています


1階は受付
GOenでもお世話になった小林伸幸さんの写真や西尾真紀さんの書
撮影前後はここで過ごし、今回のテーマや撮影後のお話などを伺います
今回はアンケヴィーノさんで仕入れたオレンジワイン3㍑や
ふるさと納税の返礼品の三岳なども用意いたしました


2階が撮影スペース
一人20分と短い時間ですが
シャッター音や笑い声なども1階にも伝わってきます
初日は15組、二日目は17組 計32組の撮影が行われました


すぐとなりが天祖神社なのでそこで撮影される方もいます
外での撮影が希望たった2日目午前中
雨天だったので机を寄せて1階で室内撮影を行いました
久しぶりに他の方の撮影の様子を見ることができました
ペットを含めた大所帯 シャッターのタイミングがなかなか難しい
お互いを思い合う良い写真が撮れたようです

何年か継続的に参加することで撮影にも慣れてきます
長女夫婦のそれぞれの写真、結婚4周年の二人の写真
いい感じでした

私も来年はこの写真で活動していこうと思うものを撮っていただきました

仕上がりが楽しみです

生前遺影撮影会『Oh!! 遺ぇ~い!? 2025』!!in杜のまちや

街も会社もクリスマス


先日母校に行く機会があった
帰りがけに撮影した
この雰囲気は半世紀近く変わっていないように思います


本社入口にもツリーが飾られました
ベルのように見えるのは・・・(笑)


校友会からハガキが届いていた
この年齢になると一番空いているのがクリスマス近辺の夜
今冬は25日に次女が訪ねてくるようです
きりたんぽ鍋の予定(笑)

メリー・クリスマス

石川県立図書館


ARZ DESIGNさんのあとは
石川県立図書館
2022年7月にオープン
設計は、環境デザイン研究所さんです


様々なところから光や人が出入りできる図書館


よくみるチェーン店とは違うcafeもあります
*軒といですかね?


館内、中央に方位記号


確かに円形なので方位がわからないと
自分がどこにいるのかがわからなくなりそうです


本の杜をグルグルと歩き回りました
居場所もそこここにあり、皆さん自由に図書館の時間を楽しんでいます


2周ほど歩きましたが
明らかに館内散歩されている同年代の方が2名ほどいました
1周何m、何歩くらいになるのだろうか?

こんな図書館が幼少期に近所にあったら
本との距離感がだいぶ変わるのではないでしょうか?

金沢県立図書館
環境デザイン研究所

鈴木大拙館 紅葉


先週のi-works会合で金沢に行く機会があり
東京を早めに出て鈴木大拙館


雨が降ったり止んだりという天気
くさりといも楽しむことができました


水面に映る紅葉もキレイです
海外の訪問者も数多くいました


こちらでゆっくりされている方もありました


くさりといと紅葉
雨も降りすぎず、ちょっと青空も見えたりして
微妙な天候、季節だからこそ楽しめる風景でした


枯れ葉を清掃中のお姉さん
色々とお話することができました
戦中生まれ、自転車で通われているそうです

鈴木大拙館

ひろしま国際建築 尾道市立美術館


ひろしま国際建築祭 尾道市立美術館
ナイン・ヴィジョンズ


プリツカー賞受賞者 日本は多いんです


ちょうどツアーをやっていたようで
結構な人数がご覧になっていました


系譜も

問いの継承こそが、
日本建築の創造力を育み、
世界を魅了してきた厳選なのです

樋の継承も問い続けないと・・・


今年、実際に現地に行く機会がありました


紙のログハウスのモックアップ
中にも入れます

ひろしま国際建築祭
2025年11月30日(日)まで

beauty for all トークイベント


須長壇さんにご案内をいただき
Talk Event 「Beauty for All」に参加してきました

デザインは、人を幸せにできるか?


Ellen KeyさんBeauty for Allを翻訳された
金沢大学准教授の池上貴之さん
100年以上前に出版されたこの本について、Ellen Keyさんについて、
色々とお話をいただきました

身の回りに美しさのあることの大切さ尊さ


便利さと美しさの調和


スウェーデン出身のデザイナー須長檀さん
このBeauty for Allは障害者によるデザインだそうです


stand the wear of the eye
見慣れてきてもなお美しいと思える
人々の目にさらされることに耐えている
そんなニュアンスのようです
建材の長持ちという視点においても大切な考え方です


大工の美 デザイン史以前の美しさ
民藝にも通じるお話でした

今回の企画をされたコンランショップ・ジャパンから
CDOの中原慎一郎さんも参加されました
Orby Restaurantを会場提供いただきました

中原慎一郎さんは、須長壇さんの自邸に何度もお邪魔しているそうです
私も1度だけお邪魔させていただく機会がありました
須長壇さんファミリーとともに頂く食事の時間は微笑ましい時間でした


登壇された3名のサインまで頂いちゃいました

つながりをつくってくれた
マークルデザイン武井衛さんに感謝です

工藝的復興について考える 私の選んだ一品トーク


2025グッドデザイン賞の小さな木地屋さん再生プロジェクト
千葉学さん内田友紀さん左右田智美さん
以上、3名のGD賞審査員の方が私の選んだ一品として
トークイベントが開催された

輪島の塗師の赤木明登さん
ミナモト建築工房青江整一さんも登壇されるということを知り
参加してきました

千葉さんは東日本大震災から復興に関わる支援をされた経験があります
内田さん(ビデオメッセージ)は
福井出身で震災当日も実家で過ごされていたようでした


赤木明登さんから震災後これまでの活動についての話がありました
木地師の池下満雄さんとは、17年のお付き合いだそうです
池下さんは15歳から71年間、椀の木地を挽き続けた職人で
震災当時も仕事をされていたそうです
震災後、3日ほどこの場に居られたとか
71年間、積み重ねてきた木地屋がなくなってしまうことは
受け入れがたかったのではないかと赤木さんはお話されました


岡山県出身の赤木さん
とあるきっかけで同じ岡山のミナモト建築青江さんに出会います
早速、再建を依頼、まずは現場ということで1月29日に能登に行かれたそうです


再建は決して簡単な仕事ではないですが
赤木さんの強い想いや、工藝を守ることの大切さを感じ
棟梁をつれて現場がスタートします


同じ岡山県の植田板金店さん
ミナモト建築工房さんのもとで仕事をしていることもあり
屋根工事を受けることになりました
植田さんとは3月1日に東京で私と会う機会があり、この話を聴きました
何か協力できることはないか ということで
ガルバリウム本掛一文字材を無償提供することに
秋田工場にお願いし、10日ほどで納めてもらいました

赤木さんには、このトークイベントで弊社のことを紹介いただきました
ありがとうございます


3月26日に引き渡し
震災から3ヶ月、実質50日ほどで木地屋が再建されました

残念ながら、池下さんは亡くなられました
この木地屋再建がきっかけとなり若者が木地師を引き継いていきます
これからは株式会社として仕事をつないでいくそうです


千葉さんからは直感こそ頼りになるというお話がありました
赤木さんの想い、そこに関わっていく人たちの直感的な行動力
再建中の出来事を伺っていて
非常時だからこそ、直感力、やっちゃうことの大切さを感じました

茶寮 杣径の写真
この街並みを守っていくために赤木さんは隣家を手に入れたそうです
弊社のガルバリウム本掛一文字を気に入っていただいたようです
復興にあたって、何かお力になれることがあればと思います

ちなみに、第5回日本和文化グランプリ
この活動が、なんとグランプリを受賞されました
おめでとうございます!!

工藝的復興について考える
小さな木地屋さん再生プロジェクト

本日(11/5)まで グッドデザイン賞受賞展


11/3に行ってきました グッドデザイン賞受賞展


このあたりが関係するところでしょうか?
パネルだけではわかりませんが
おそらく30作品近くでご採用いただいているようです


昨日11/4の授賞式で発表になっている
みんなの選んだグッドデザイン2025
どちらが選ばれたんだろうか?


ちょうど成瀬友梨さんにも受賞作のパネルの前で会えました

グッドデザイン賞受賞展 11月5日(水)18:00まで
東京ミッドタウン内各所

2025 グッドデザイン賞 小さな木地屋さん再生プロジェクト


2024年3月1日に植田板金店さんから協力要請をいただき
ガルバリウム本掛一文字を無償提供させていただいた
小さな木地屋さん再生プロジェクト

3月下旬に緑のカーテン応援団の視察で
輪島に立ち寄った際
ミナモト建築工房青江整一さんにも会えました

こうした一連の活動が評価され
2025グッドデザイン賞を受賞しました

2024年7月に逝去された木地師の池下さん
小さな木地屋さん再生が3月下旬と早かったことで
その技術が若い弟子に引き継がれました

塗師の赤木明登さんが岡山出身で
岡山の知人のミナモト建築工房青江整一さんに再生の依頼をする
同じ岡山の植田板金店さん青江さんが屋根工事を依頼する
3月1日東京本社でこの話を聴き、即屋根材を提供することを決め
2週間後には能登に屋根材を納める
*秋田工場にも頑張ってもらいました
3月下旬に現場で青江整一さん偶然ご挨拶ができる

また塗師の赤木明登さん
赤木明登うるし工房 30周年記念一門展 ー輪島塗の未来ー
銀座和光で行われることを知り、リアルで会うことができる

まさに エフェクチュエーション でした

こうした一連の活動に少しでも関わることができたことを嬉しく思います

2025グッドデザイン賞受賞、おめでとうございます!!

2025 グッドデザイン金賞 街区再開発による複合住宅群 ニシイケバレイ


グッドデザイン金賞
ニシイケバレイが選ばれました

プロデューサーの深野弘之さん
ディレクターの須藤剛さん木本孝広さん日神山晃一さん
長い時間をかけて育ててきたニシイケバレイ

母校が近いこともあり
このエリアに住むことを考えた時期もありました

ときどき、わく別誂寄り路処ふうにはお邪魔させていただいています

地域、そこに住む人たち、場をつなぐデザインなど
いろいろな要素が絡み合って、育っていくものだと思います



また機会をみてお邪魔できればと思います

金賞受賞おめでとうございます

ニシイケバレイ