超インテリアの思考


山本想太郎さんから本をいただいた
超インテリアの思考

これからの建築の可能性について記されている
ちょっと哲学的な感じもする読み応えのある内容
どうコメントするのが良いのか考えてしまう

私の読後感としては

便利・楽・安心などは選択肢として大切な指標
但しなんとなくその先に豊かさがあるのかは考えてしまう

専門化・分業化が進む中、トータルとしての情報が見えず
パッケージに安心してお任せする機会が増えている
本来必要だった情報・思考まで削ぎ落としていないか?
それは本当に豊かさにつながっていくのか?

建築だけではなく、様々な社会課題について問題提起されていると感じました

そして最後にこのあとがき
弊社の 雨のみちデザイン がきっかけになっていたとは
なんかちょっと嬉しい気持ちに
驟雨異論 4回にわたって連載いただきました

絶賛社内回覧中です

超インテリアの思考
山本想太郎

ハウスベースさん主催の非住宅木造勉強会

ハウスベースさんが主催する木造化・木質化支援の「木造非住宅勉強会」が
弊社で開催されました

そのレポートが3回にわたってHPで紹介されています

テーマは「雨とい+α」

まずは「講義編」
豪雨対策に関するお話


「施設見学編」
フラセールで雨を体験いただいたり、軒先の雨仕舞の様子をご覧いただきました


そして「懇親会編」
18時に終わる予定が・・・ 1時間も延長され
しかもその後、植村さん安蒜さんと22時過ぎまで(笑)

色々と情報交換ができてよかったです

来年のハウスベースさんの活動も楽しみです

ハウスベース

建築をともにつくる


11-1 studioで行われた
つみき設計施工社 河野直さんのトークイベントに参加しました

30年以上前、住宅営業をしていた時と近い感覚
幸せな家族に出会える仕事だと思ってやっていました

ともにつくることで生まれる価値
契約してからつくるのが建築
様々な職人が一緒になってつくるのが建築
そこに住まい手や地域の関係者が参画することで
建築や人と密接な関係もできる
職人さんの熟練した技術に対して対価を支払っていることも感じられる

そんな感覚をもった住まい手が増えれば
主体的に建築に関わることができる

ともにつくる建築が
自転車で移動出来る範囲で広がると
住む町、働く町はもっと面白くなりますね

なお次回のトークイベント
鯰組の岸本さんと一緒に登壇させていただくこととなりました
こちらもよろしくお願いいたします

屋根コン2023 授賞作が発表になりました

大変お待たせいたしました
屋根コン2023の受賞作をHPで公開しております
こちら をご覧ください

応募総数 335作品
住宅部門:257 作品
非住宅部門:62 作品
TANITAGALVA 部門:16 作品
今回も多数の応募をいただき感謝です

全 40 作品の授賞作品が審査会で選定されました
なお住宅部門およびU-40 賞はそれぞれ2作品授賞を増やしました
*リノベーション特別賞は選考の結果3 作品としました

実際に見学させていただいた案件も多かったんですが・・・
ほとんど授賞にならなかったように思います
申し訳ありません

40歳未満の設計士(U-40)の作品が目立っていた感じがします

今回から施工された建築板金業名も応募の条件にしています
設計する人と施工する人のつながりにも注目していきたいと思います

授賞式&トークイベントでは
授賞者を中心に建築板金についても触れていく予定です

すでに60名を超える方にリアル参加いただく予定になっています
リアルでお会いしたことがない方が多数
とっても楽しみです

みなさんにとって屋根や建築板金について
考えを深める機会になればと思います

屋根のある建築作品コンテスト2023

あおみどりの木

あおみどりの木
第一牧志公設市場の裏手にあります
たまたま通りかかりました
スタンダードが採用されていました ありがとうございます


1952年に建てられた薬局をお孫さんがリノベしたそうです
設計:アトリエ・ネロ
施工:工房地球のかけら

残念ながらお店はやっていませんでした
アートギャラリーのようです

あおみどりの木

名護市役所

おそらく1997年の雨水フェアin沖縄で行ったのが初めて
その後も何度か行ったように思いますが・・・


夏をエアコンに頼らずいかに涼しく過ごすか


鉄骨鉄筋コンクリート造り 竣工は1981年4月
設計は象設計集団、日本建築学会賞(作品)も受賞
老朽化で2019年にシーサーはすべて撤去されています


長持ちってなかなか難しいですね


こちらは朝RUNで撮影したもの

もしかすると見られるのが最後になってしまうのか?

環境共生、緑のカーテン、長持ち
いろいろと考える機会になりました

名護市役所

屋根コン2023 審査会終了

屋根のある建築作品コンテスト2023
非公開で行われた審査会 無事終了しました


336作品の応募がありました
前回もそうですが、本社の天井に全ての応募作を吊り下げています


事務局としても審査しやすいように色々と準備したんですが
予想以上に時間を費やしました

トータル37作品の受賞を予定していましたが
優秀な作品も多く3つ増やして40作品となりました

なお大変恐縮ですが
私が実際に見学した作品は・・・ことごとく落選してしまっていて

前回と比較してもそれだけレベルが上がっているということです


伊礼さんの撮影した写真使わせていただきました

受賞作への審査員コメントをまとめた上で
応募いただいた方にお知らせする予定です

もうしばらくお待ち下さい

屋根のある建築作品コンテスト2023