設計者のための建築不動産コンサルティングのはじめかた


設計者のための建築不動産コンサルティングのはじめかた

建築を学んだ方の仕事が多様になる中、
その最先端を走っている高橋寿太郎さんの著書

建築不動産コンサルティング

こうした役割を望むオーナーも増えていると感じます

また一般的な住まい手も
事業者的な視点を持たないとと考えている方が増えていると感じます

確かに購入後の転売を考えることも当たり前な社会
建築や建築地をより魅力的にしていくことも大切な視点です

そう考えると設計士のためだけでなく
事業者的視点を持っている、または持たないとと考えている方にも
おすすめな本だと感じました

事例で喫茶ランドリーが出てくるのも嬉しい
できた当初は遊びに行くことが何度かありました
*先日のザ・ロイヤルファミリーで撮影に使われたのではないか???

設計者のための建築不動産コンサルティングのはじめかた

創造系不動産
高橋寿太郎さん

ひろしま国際建築 尾道市立美術館


ひろしま国際建築祭 尾道市立美術館
ナイン・ヴィジョンズ


プリツカー賞受賞者 日本は多いんです


ちょうどツアーをやっていたようで
結構な人数がご覧になっていました


系譜も

問いの継承こそが、
日本建築の創造力を育み、
世界を魅了してきた厳選なのです

樋の継承も問い続けないと・・・


今年、実際に現地に行く機会がありました


紙のログハウスのモックアップ
中にも入れます

ひろしま国際建築祭
2025年11月30日(日)まで

ひろしま国際建築祭 神勝寺

神勝寺 小高いところにあり自転車ちょっと疲れました


先週末がちょうど見頃だったようです


NEXT ARCHITECTURE


川島範久さん


こちらは実物もあって中に入ることもできました


建築文化再興プロジェクト「成城の家」の写し


多くの方が模型を見ていました

ここで弊社社員にも偶然会うことができてビックリ

ここからは尾道に向けて下っていきます

ひろしま国際建築祭

ひろしま国際建築祭 福山


先週行ってきたひろしま国際建築祭
まずは福山駅に輪行で到着
雲が降りる(移動型キオスク)


バランスが取れているのが不思議な感じでした


裏側から


その後、ふくやま美術館
藤井厚二さん 福山生まれなんですね


聴竹居 まだ行ったことがありません


後山山荘


多くの方のお力で再生されたんですね

ひろしま国際建築祭

ひろしま国際建築祭 つぼや


先週末、ひろしま国際建築祭に行ってきました
小さな建築プロジェクト「つぼや」

移動型キオスクです もしかすると次のお披露目は3年後かも


堀部安嗣さんの設計


普段は入ることのできない庭の中に置かれています
期間中だけ道ができていて
つぼやまでたどり着けるようになっています


会場は神勝寺の本堂の前に


本も置かれていました

ひろしま国際建築祭
つぼや
堀部安嗣さん

ONOMICHI DENIM PROJECT


ONOMICHI DENIM PROJECT
ちょうど4年前(2021年11月)、LOGを訪ねた際に立ち寄った


2022年4月にコーポレートロゴをリニューアル
2023年12月にこのデニムにロゴを入れてもらった


店員さんと色々話をしたところ、記念撮影までしていただいた
膝上はだいぶ色がかわってますね


こちらが4年前の写真 色が全然違う
倉敷在住の知人に教えてもらわなければこのデニムを購入することもなかったな
当時の友人デニムの雰囲気に近づいた感じがします

ONOMICHI DENIM PROJECT
Instagramは こちら

beauty for all トークイベント


須長壇さんにご案内をいただき
Talk Event 「Beauty for All」に参加してきました

デザインは、人を幸せにできるか?


Ellen KeyさんBeauty for Allを翻訳された
金沢大学准教授の池上貴之さん
100年以上前に出版されたこの本について、Ellen Keyさんについて、
色々とお話をいただきました

身の回りに美しさのあることの大切さ尊さ


便利さと美しさの調和


スウェーデン出身のデザイナー須長檀さん
このBeauty for Allは障害者によるデザインだそうです


stand the wear of the eye
見慣れてきてもなお美しいと思える
人々の目にさらされることに耐えている
そんなニュアンスのようです
建材の長持ちという視点においても大切な考え方です


大工の美 デザイン史以前の美しさ
民藝にも通じるお話でした

今回の企画をされたコンランショップ・ジャパンから
CDOの中原慎一郎さんも参加されました
Orby Restaurantを会場提供いただきました

中原慎一郎さんは、須長壇さんの自邸に何度もお邪魔しているそうです
私も1度だけお邪魔させていただく機会がありました
須長壇さんファミリーとともに頂く食事の時間は微笑ましい時間でした


登壇された3名のサインまで頂いちゃいました

つながりをつくってくれた
マークルデザイン武井衛さんに感謝です

工藝的復興について考える 私の選んだ一品トーク


2025グッドデザイン賞の小さな木地屋さん再生プロジェクト
千葉学さん内田友紀さん左右田智美さん
以上、3名のGD賞審査員の方が私の選んだ一品として
トークイベントが開催された

輪島の塗師の赤木明登さん
ミナモト建築工房青江整一さんも登壇されるということを知り
参加してきました

千葉さんは東日本大震災から復興に関わる支援をされた経験があります
内田さん(ビデオメッセージ)は
福井出身で震災当日も実家で過ごされていたようでした


赤木明登さんから震災後これまでの活動についての話がありました
木地師の池下満雄さんとは、17年のお付き合いだそうです
池下さんは15歳から71年間、椀の木地を挽き続けた職人で
震災当時も仕事をされていたそうです
震災後、3日ほどこの場に居られたとか
71年間、積み重ねてきた木地屋がなくなってしまうことは
受け入れがたかったのではないかと赤木さんはお話されました


岡山県出身の赤木さん
とあるきっかけで同じ岡山のミナモト建築青江さんに出会います
早速、再建を依頼、まずは現場ということで1月29日に能登に行かれたそうです


再建は決して簡単な仕事ではないですが
赤木さんの強い想いや、工藝を守ることの大切さを感じ
棟梁をつれて現場がスタートします


同じ岡山県の植田板金店さん
ミナモト建築工房さんのもとで仕事をしていることもあり
屋根工事を受けることになりました
植田さんとは3月1日に東京で私と会う機会があり、この話を聴きました
何か協力できることはないか ということで
ガルバリウム本掛一文字材を無償提供することに
秋田工場にお願いし、10日ほどで納めてもらいました

赤木さんには、このトークイベントで弊社のことを紹介いただきました
ありがとうございます


3月26日に引き渡し
震災から3ヶ月、実質50日ほどで木地屋が再建されました

残念ながら、池下さんは亡くなられました
この木地屋再建がきっかけとなり若者が木地師を引き継いていきます
これからは株式会社として仕事をつないでいくそうです


千葉さんからは直感こそ頼りになるというお話がありました
赤木さんの想い、そこに関わっていく人たちの直感的な行動力
再建中の出来事を伺っていて
非常時だからこそ、直感力、やっちゃうことの大切さを感じました

茶寮 杣径の写真
この街並みを守っていくために赤木さんは隣家を手に入れたそうです
弊社のガルバリウム本掛一文字を気に入っていただいたようです
復興にあたって、何かお力になれることがあればと思います

ちなみに、第5回日本和文化グランプリ
この活動が、なんとグランプリを受賞されました
おめでとうございます!!

工藝的復興について考える
小さな木地屋さん再生プロジェクト

回廊の家 リオタデザイン


農地転用したご実家の90坪の敷地に建てられた40坪強の平屋の住まい


東西に流れる大きな切妻屋根
太陽光パネルは9.9kW搭載
玄関側のたてといは4本のensuiで地中に浸透されるように計画されています
関本さん自ら色々と解説をいただきました


2面道路、他の2面は畑なので、どこからも見えてしまう住まい
スタンダード採用
東側はT形ドレンで納めていただきました


南側リビングに台形の大きな開口
吹き抜けの気持ちの良い空間
左手はゲストルーム
将来、来日される海外学生なども受け入れも考えているそうです


北側 奥に見えるのがご実家だそうです


住まい手の要望で棟木はありません
大工さんが色々工夫をされて納めています


ロフトを活用した納戸から
子どもたちにとっても楽しい場所になりそうです

回廊の家
リオタデザイン
松本建設
小林賢二アトリエ