
ワイヤーカット
WIRE CUT
品質維持の要、工程設計
ワイヤーカット工程では、プレス工程などで使用するための
様々な金型部品の切断・加工をしています。
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ワイヤーカット ショート動画
ワイヤーカット 工程詳細動画
VOICE

飯村 良裕 開発部 技術開発課 課長
ここでは、CADで設計した金型部品をCAMとリンクさせ、要求する形状に加工する作業をおこなっています。成形された金型が、他部門で活用される軸になります。ワイヤー加工機は導電性があれば硬い材料でも高精度かつ複雑に加工ができるのがメリットです。ワイヤー加工機自体の稼働は非常にゆっくりなため、夜間休日問わず運転させています。部署の仕事としては、金型の製作や定期メンテナンスまでをおこなっていて、秋田工場には実に5000点を超える金型が保管されています。
加工の際に気をつけていることは、金型のため非常に精度を要求されることです。図面の公差、面粗さ、材質、材圧を熟慮した上で適切なワイヤ線を選択するのが肝要で、1つのミスが嵌め合い不良に陥ってしまうため細心の注意を払っています。製品の品質を保つために、大きく影響するのが工程設計です。そこをふまえて金型設計をおこない、使い手の価値あるモノづくりに貢献していきたいと思っています。