タニタサポート Tanita support
適応投影屋根面積
軒とい・たてとい 組み合わせ適応投影屋根面積
■建物の図面から「落し口1ケ所当りの投影屋根面積S」を求める。
a=30m、b=5m とすると a=15×5=75m2
地域別の降雨強度(右図)を考慮して、また建物とのバランス、デザイン性を加味して軒とい、たてといの組合せを決定してください。

(参考)地域別降雨量強度

降雨強度とは、1時間当たりの降雨量をいいます。通常mm/hで表わしますが、計算値を求める時は、時間を秒単位にし、mmは、m単位にておこないます。
適応投影屋根面積
表の見方
■建物の図面から「落し口1ヶ所当りの投影屋根面積S」を求める。
a=20m、b=10m とすると a=20×10=200m2
地域別の降雨強度(右上図)を考慮して、また建物とのバランス、デザイン性を加味して軒とい、たてといの組合せを決定してください。

高度水頭
高度水頭(h)は便宜上30cmを入れて計算しています。
この高度水頭hが著しく異なってしまう場合は、「雨とい排水能力の算出法」を参照してください。

ドレン継手有効断面積
排水システムにおける排水能力は、システム内の一番小さな部分によって決定されます。本システム内の一番小さな部分はドレン継手となり、その有効断面積は下表の通りです。
■ドレン継手排水有効断面積表
| 対応ルーフドレン (呼び径) |
ドレン継手 (内径) |
ドレン継手 (内径) |
|---|---|---|
| 50 | 60φ(53.5) | 0.002246 |
| 75 | 80φ(79.6) | 0.004973 |
| 100 | 105φ(104.6) | 0.008588 |
| 125 | 130φ(126.6) | 0.012581 |
| 150 | 150φ(143.2) | 0.016097 |
ドレン継手使用時の排水量(ビルステン)
ドレンからドレン継手を使用して、落とす場合ドレン継手の内径(ネジ部分)を有効断面積として使用して計算します。
| 対応ルーフドレン (呼び径) |
ドレン継手 (内径) |
ドレン継手 (内径) |
|---|---|---|
| 50 | 60φ(53.5) | 0.002246 |
| 75 | 80φ(79.6) | 0.004973 |
| 100 | 105φ(104.6) | 0.008588 |
| 125 | 130φ(126.6) | 0.012581 |
| 150 | 150φ(143.2) | 0.016097 |
※高度水頭は0.3mで計算してあります。(防水層高さを30mと想定)
※高度水頭はドレン継手80φ又は105φの断面積で計算する。
