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雨とい排水能力の算出法

1.降雨量W(l/s)を求める

■降雨強度、軒といの水勾配を任意に想定し、公式を使い軒とい・たてといサイズを計算によって求める時にお使いください。
「軒といサイズと排水能力」・「組合せたてといサイズと排水量」は電子カタログ(各種総合カタログ)にてご覧ください。

降雨量の計算式

計算例

(参考)地域別降雨量強度

2.軒とい排水量Q(m3/s)を求める

■軒とい排水量を「クッターの公式」を用いて計算します。

■軒とい排水量有効断面積Aとは、軒といが排水可能な最大水量を流した際の有効断面積をいい、潤辺Lはその内周長をいいます。

計算例

※上図の軒といは、軒とい勾配1/1000で毎秒4.93リットルの排 水能力があります。

3.たてとい排水量Q(m3/s)を求める

■たてといの排水量を「トリチェリーの公式」を用いて計算します。

ドレン継手排水有効断面積

※ルーフドレンを使用して排水する場合、ドレン継手内径で決定されます。そのためA(たてとい排水有効断面積)は各サイズのドレン継手内径(ネジ部)寸法の断面積を使用して計算します。(図1)

落と口部材有効断面積

※軒といからたてといに排水する場合、通常たてといの直径より落し口部材の排水有効断面積を使用して計算します。

高度水頭h

軒といとの組合せの場合は軒といの高さhを使用します。(図2)ルーフドレン使用での場合、防水層の高さをhとして計算します。(図3)

4.適応投影屋根面積を求める

■軒といとたてといを組合せて使用する場合

1.降雨量(W)≦2.軒とい排水量(Q)≦3.たてとい排水量(Q)

■ルーフドレンとたてといを組合せて使用する場合

1.降雨量(W)≦3.たてとい排水量(Q)

落し口1ヶ所当りの適応投影屋根面積を計算します。