
─ 外観デザイン ─

| 最優秀賞 | 設計: KNOOOT ㈱ / 北村 泰之 施工: KNOOOT ㈱ 板金: HANABI ホーム 作品名:光土間の隠れ家 |
| 優秀賞 | 設設計: ㈱カイトアーキテクツ一級建築士事務所 / 京 智健 施工: ㈱津川組 板金: 岡田板金工業 作品名:美馬市うだつ未来館 |
| 優秀賞 | 設計: PERSHIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平+川島昂次朗 施工: ㈱NENGO 板金: ㈱長谷川板金工業所 作品名:小屋を被るビル |
| 優秀賞 | 設計: ARCHI-CONNGE 一級建築士事務所 / 橋本 健一 施工:荒井工務店 板金: 船橋工業㈱ 作品名:神領の家 |
※優秀賞掲載はエントリー受付順となっております。
KNOOOT 株式会社
作品名 光土間の隠れ家
| 設 計 | : KNOOOT 株式会社 | |
| 設計者 | : 北村 泰之 | |
| 施工業者 | : KNOOOT 株式会社 | |
| 板金業者 | : HANABIホーム | |
| エリア | : 大阪府 | |
| 撮 影 | : 緋田 昌重 | |
| 採用商品 | : | |
| ●ガルバリウム雨とい 【 スタンダード半丸105 】: タニマットシルバー 【 丸たてとい60Φ 】: タニマットシルバー |
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審査員 講評
栃澤 麻利
住宅密集地の中に取り残された古い空き家は各地に存在し、その活用には大きな課題がある。
本建築はその課題に向き合ったものであり、未接道であるが故に再建不可である住宅を再生させる試みは意義深い。
密集地であるが故に採光条件は厳しいが、本計画は都市の隙間を縫うように新たな開口と吹き抜けが効果的に設けられており、光と影のコントラストが美しい。
耐震性、断熱性といった住宅の基本性能向上と古い木造躯体の継承を両立させた、意欲的な建築である。
株式会社 カイトアーキテクツ一級建築士事務所
作品名 美馬市うだつ未来館
| 設 計 | : 株式会社 カイトアーキテクツ一級建築士事務所 | |
| 設計者 | : 京 智健 | |
| 施工業者 | : 株式会社 津川組 | |
| 板金業者 | : 岡田板金工業 | |
| エリア | : 徳島県 | |
| 撮 影 | : Nacasa & Partners Inc. FUTA Moriishi | |
| 採用商品 | : | |
| ●Suscu・銅雨とい 【 半丸105 】: Suscu 【 丸たてとい60Φ 】: Suscu |
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審査員 講評
伊礼 智
窪んだ屋根や荒れた庭のBeforeの写真から大変難しい仕事であったことが分かる。
加えて重要伝統的建築物群保存地区であるため、さらに技術的工夫を強いられたと察する。
しかし、それが功を奏し古き良きものを残すリノベのあるべき姿となった。古い瓦を活かした下屋の風情がいい。
PERSHIMMON HILLS architects
作品名 小屋を被るビル
| 設 計 | : PERSHIMMON HILLS architects | |
| 設計者 | : 柿木佑介+廣岡周平+川島昂次朗 | |
| 施工業者 | : 株式会社 NENGO | |
| 板金業者 | : 株式会社 長谷川板金工業所 | |
| エリア | : 東京都 | |
| 撮 影 | : 長谷川 健太 | |
| 採用商品 | : | |
| ●ガルバリウム雨とい 【 HACO H6号 】: タニマットガンメタ 【 丸たてとい60Φ 】: タニマットガンメタ |
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審査員 講評
若原 一貴
古いRC造の上に鉄骨のペントハウスが新たに載せられているその風景は単純な建築というよりも屋根そのものに住まう建築のようにも見えた。コープ・ヒンメルプラウ設計のルーフトップ・リモデリング(1989年)を少し思い出させるようなユニークな設計である。
ARCHI-CONNGE 一級建築士事務所
作品名 神領の家
| 設 計 | : ARCHI-CONNGE 一級建築士事務所 | |
| 設計者 | : 橋本 健一 | |
| 施工業者 | : 荒井工務店 | |
| 板金業者 | : 船橋工業 株式会社 | |
| エリア | : 徳島県 | |
| 撮 影 | : 橋本 沢子 | |
| 採用商品 | : | |
| ●ガルバリウム雨とい 【 スタンダード半丸105 】: タニマットブラウン 【 丸たてとい60Φ 】: タニマットブラウン |
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審査員 講評
栃澤 麻利
母屋と離れの改修プロジェクトである。伝統構法で作られた母屋は大がかりな改修をせずに耐震性を向上させることに成功しているが、離れの方は2階を減築し、新規で小屋組と下屋庇を付け替えるという大掛かりな改修を行っている。
にもかかわらず、2階棟の佇まいは、初めからこのようであったかのように馴染んでおり、山間地の風景の一部として景観形成に寄与するものとなっている点を高く評価したい。