雨水で書道 (小学生編)

先週、雨の授業を行った小学校で、月曜日に雨水で書道の授業を行ないました。書家の吉田真紀さんが子供たちに語りかけています。それぞれが集めてきた雨水で墨を磨ります。まずは「雨」を書いてみます。
まだ型にはまった感じですね。そこで、吉田さんが見本となる書を子供たちの前で披露します。
雷を書いてください、という子供たちからの要望に対して、
それってどんな雷と問いかけます。
強くて激しい雷を表現してみます。見本通りに書こうとする書写の授業とは違って、
同じ字でも様々な表現のしかたがあることが分かってきます。するとだんだんと子供たちの書に変化が見られるようになります。ペースも上がってきます。吸い込まれそうな「吸う」薄墨を上手く使った書同じ子どもが書いたとは思えないほど書に変化が出てきています。雨も家族  良いですね。中央にある「光」 いいバランスですね。嬉しい限りです。最後に子供たちが気に入った書を持ち寄って集合写真。
どれも個性的な感じで良いですよね。

「書写の授業は好き?」「嫌い」
「今日の授業は?」「楽しい」

この授業を視察に鹿児島から来られた先生と一人のこどもの会話です。

「雨水で書道」の授業が子供たちのこころに残るものになってくれると良いですね。

“雨水で書道 (小学生編)” への4件の返信

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    墨のニオイ、久しくかいでいないなぁー。子供達、楽しそうですね。
    この様な楽しい何かが、心の学習ではないでしょうか・・・今度、大人たちも、やりますか?

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