日比谷公園ガーデニングショー2008

日比谷公園ガーデニングショーが現在開催中です。(11/2まで)

そのイベントの一つである「緑のカーテン大行進」に日曜日、参加してきました。

*リハーサルの様子

まず基調講演では応援団の石川さん菊本さんが緑のカーテンの基本的なお話。

そのあと、今回は今年各地で取り組まれた緑のカーテンの紹介がありました。

この事例発表がとても濃い内容でした。

新宿区では1,000枚のみどりのカーテンを目標に、
地域施設や企業そして区民のみなさんと取り組みました。
各エリアで講習会を開催、受講された方のみにみどりのカーテンキットをプレゼントし
活動を推進したとのこと。
実ったゴーヤーの調理講習会も実施。とても好評だったようです。
こうした活動を通じてコミュニティ育成につながるという副産物もあったとの報告でした。
11月2日には 食育とエコの祭2008『オーガニックスマイル』を開催。
「みどりのカーテンが運んでくれたもの」と題して
中山弘子新宿区長
緑のカーテン応援団のメンバーでもある板橋区元校長の高山厚子さんが対談をされるそうです。

三郷市では、地球温暖化対策として急遽実施を決定。
予算ゼロでのスタート。
一職員の個人的なつながりから那覇市へ連絡。
結果として那覇市から頂いて板橋区で育てた苗を入手。
資金は職員と農業委員からの寄付で約16万円。
ネット張りなどすべて休日にボランティアで実施したそうです。
農業委員の協力や地植で出来る環境もあって大成功。
市役所では50の苗から約1,500個のゴーヤーを収穫。
市民のみなさんに配布したほか、タイミングを合わせて学校給食でも利用しました。
この緑のカーテンの取り組みが、13回もマスコミに取り上げられ
市議会でも話題になったとのこと。
予算ゼロでスタートしたことで、知恵をしぼり、多くの方の協力を頂いたことで
良いつながりができ、うまくいった。
また予算がないからこそ、人任せにすることなく行うことが出来たのが勝因だったようです。
もちろん来年度は予算を組んで実施することになるとのことです。

甲府市では山梨県環境カウンセラーの方たちが中心で取り組みました。
山梨といえば葡萄。余った樽を使った雨水利用を推進しています。
地球温暖化防止に繋がる緑のカーテンにも
雨水が利用できるということでスタートしました。
この春、雨水利用や緑のカーテンについて学びたいということで
事務局長が弊社までお越しになりました。
びっくりしたことは、既に様々な取り組みを研究され、
どの様にしてネットを張るべきか、雨水はどの様に利用すべきかを考えておられました。
一度、緑のカーテン応援団のメンバーと弊社社員が甲府市の講演で招かれました。
会場には手づくりの緑のカーテンと手作りの雨水利用がセットになって展示されていたそうです。
今年度の取り組みで、緑のカーテンのネット張り指導が出来るメンバーが増えたとのこと。
地植やプランターでの対応。上部にネットを引っかけるフックが設けられない場合の対応。
様々なノウハウが蓄積されたようです。
来年の課題は、数千円単位で雨水が灌水できる仕組みを考えてみたいとのこと。
またゴーヤーを揚げてつくったゴーヤーチップスが保育園の子どもたちに好評だったとの話でした。

最後に「MIDORI」を菊本さんに指導頂きながら、みんなで合唱。
私も「ラララ隊」として頑張りました。

地域に根ざした活動として着実に広がりを見せています。
来年も楽しみですね。

“日比谷公園ガーデニングショー2008” への1件の返信

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